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【海外の反応】「ルパン三世 カリオストロの城」の評価は!?

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「ルパン三世 カリオストロの城」はアメリカでは、1991年4月3日にニューヨークで初上映された

日本での公開は1979年12月15日

 

「ルパン三世」劇場用映画のシリーズ第2弾で、宮崎駿監督の映画初監督作品
ルパンと次元は盗んだ大金が、ゴート札と呼ばれる偽札であることに気付く
ゴート札の秘密を探るために、2人はヨーロッパの小国カリオストロ公国を訪れる
そこで悪漢に追われるひとりの少女クラリスを助けるのだが…………

 

日本では根強い人気を誇る「ルパン三世 カリオストロの城」
果たして海外ではどういう評価をされているのか?

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「ルパン三世 カリオストロの城」

ルパン三世は仲間の次元大介・石川五ェ門と共に、モナコの国営カジノの大金庫から大金を盗み出すことに成功する
大はしゃぎのルパンたちだったが、その札束全てが幻の偽札「ゴート札」であることに気付く
ルパンは次の標的をゴート札に定めて、その出処と疑われているヨーロッパの小国カリオストロ公国に向かう

 

入国したルパンと次元は、車に乗ったウェディングドレス姿の少女が何者かに追われているのに遭遇
その少女はこの国の亡き大公の娘クラリスで、カリオストロ伯爵に結婚を迫られたため逃げ出したのだ
追手は撃退したが、少女を助けようとしてルパンは気絶
クラリスは指輪を残して姿を消した
一方、捕らえたクラリスが指輪をしていないことに気づいた伯爵は、ルパンたちに暗殺集団を差し向けるが…………

 

ルパン三世を演じるのは山田康雄
次元大介は小林清志
峰不二子は増山江威子
石川五右ヱ門は井上真樹夫
銭形警部は納谷悟郎
クラリスは島本須美
作画監督は大塚康生
監督は宮崎駿

 

 

 

 

海外の評価

アメリカでは「Lupin III: The Castle of Cagliostro」のタイトルでリリースされた


現時点でのIMDbのスコアは7.6/10
ロッテントマトの批評家支持率は95%、観客支持率は88%となっている

 

 

 

 

メディアの評価

IGN Movies

偉大な芸術家には必ず始まりがありますが、宮崎駿にとってその始まりはルパン三世でした
宮崎が「カリオストロの城」を手がけたことで、多くの批評家が史上最高のアニメ作品の1つであり、真の伝説であると主張する映画が生まれました
アニメ初心者であろうとベテランであろうと、カリオストロの城は宮崎の他の作品と同じくらい重要です
千と千尋の神隠しがこの時代の最高のアニメ映画と見なすことができるなら、カリオストロの城は間違いなく歴史に名を残す作品であり、真の傑作です
8/10

 

 

Larsen On Film

宮崎作品としてはまだ粗削りなところがありますが、非常に楽しい映画です
3/4

 

 

Rotoscopers

カリオストロの城は十分に楽しめるのですが、見た後に記憶に残るものや印象に残るものは何もありません
最大の問題は、ルパンと次元に好感が持てないことです
泥棒であるのはいいと思いますが、ヒーローとしてもアンチヒーローとしても中途半端で、一貫してうるさいです
そうは言ってもカリオストロの城は、完璧にはほど遠いですが、一見の価値があります
6.5/10

 

 

Antagony & Ecstasy

この映画は非常に楽しいもので、爽やかなルパンのキャラクターは魅力的です
アニメーションは素晴らしい瞬間がいくつかありますが、テレビの予算で作成された劇場版であることを決して忘れさせません
いくつかのショットは薄っぺらく見えます
本質的に安価な映画ですが、宮崎は予算内で出来ることを最大限に高めています
7/10

 

 

Sci-Fi Weekly

宮崎駿の初の長編映画は、派手な追跡シークエンスから始まります
アニメーションは後のスタジオジブリ作品よりも著しくシンプルですが、当時のアニメとしては抜きん出ています
吹き替えはオリジナルに比べて男性の声が少し高く、女性の声のほとんどが少し低いですが、演技の質は非常に高く、アメリカの俳優はオリジナルの日本語の声の感覚をはっきりと伝えています
宮崎の遊び心のある熱狂的な映画デビュー作が、DVDで入手できるようになったのは素晴らしいことです
スコア: A+

 

 

Austin Chronicle

カリオストロの城はドタバタのユーモアとアクションに焦点を当てています
それはうまくいくこともあれば、残念ながらうまくいかないこともあります
名作というほどでもありませんが、面白い作品であり、土曜の午後を潰す選択肢としては悪くありません
2.5/5

 

 

Los Angeles Times

宮崎駿のファンであるなら、カリオストロの城は必見です

 

 

Rhinebeck Reality

宮崎駿は日本のアニメーション業界の巨匠です
彼の映画のほぼすべてが絶対に忘れられないものです
カリオストロの城も例外ではありません
昔ながらのアニメーションスタイル、素晴らしい70年代/80年代の日本の音楽、魅力的なアウトローであるメインキャラクターが、この映画を本当に素晴らしいものにしています
1979年に公開されたので、目を丸くする瞬間もありますが、全体的にはこの映画は宝物です
9/10

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観客のレビュー

「おそらく、これまで見た中でもっとも面白い映画の1つ。宮崎駿は偉業を成し遂げました」

 

「カリオストロの城はジェームズ・ボンド、ヒッチコック、マルクス兄弟の陽気なミックスです。脚本は機知に富み、とても刺激的で、ルパンのキャラクターは好感が持てます。伯爵は非常に説得力があり、不気味な悪役です。アニメーションはとても良い。9/10」

 

「ルパン映画の中で最高の作品」

 

「魅力的なストーリー、軽快なテンポ、愛すべきキャラクター。主人公たちを応援せずにはいられない。初心者もベテランも必見です」

 

「偉大な宮崎駿による豪華なアニメーション、大野雄二による壮観な音楽、そして見事に演じられたキャラクターのキャストにより、この映画はルパンやジブリのファンだけでなく、一般のアニメーションや映画ファンにとって絶対に見るべきものです」

 

「これまでになく楽しいボンド風のアクション映画。英語の吹き替えもちゃんとしたものだった。この作品は本物です」

 

「カリオストロの城は面白くて可愛くて楽しいです。この映画はアニメーションのインディ・ジョーンズです。しかも、こちらの方が先に製作されました」

 

「全ての年齢層にとって本当に楽しいアニメーション映画です」

 

「1979年にリリースされたにもかかわらず、いまだに魅力は健在です。アニメーションのスタイルは明らかに古いですが、よくできていて、とてもかっこよく見えます。キャラクターは最高で、最初から最後までスリルを味わうことができます」

 

「おそらく最も面白いジブリ映画の1つです」

 

「宮崎駿の最初の長編アニメーションは、多くの可能性を示しています。彼はルパンのキャラクターをうまく処理しており、大泥棒のより成熟したバージョンを提示することで、私たちは彼の人柄に共感することができます。原作のルパン三世から離れているかも知れませんが、カリオストロの城はあらゆる年齢の人が楽しむことができる楽しく気楽な映画であり続けています」

 

「カリオストロの城は誰もが素晴らしいと認める傑作です」

 

「この映画をこんなに好きになるとは思っていませんでした。アクション満載でスリリングなアドベンチャーです。最初は見た目が古く感じられたのですが、いつの間にか夢中になっていました」

 

「素晴らしいキャリアを築く前の宮崎の最初の作品。シンプルで楽しい映画です」

 

「宮崎駿監督の最初の映画であるが、残念ながら彼のベストではない。アクションシーンはかなりよくできていたが、製作期間が6ヵ月しかなかったため、宮崎は全てのアイデアを実現できなかった。この映画はジョン・ラセターなど多くの映画製作者に影響を与えたが、私はそれほど感銘を受けなかった。それでも全てのアニメの95%より優れている」

 

「この映画は最高でした。たくさんのアクション、素晴らしいキャラクター、テンポのいいストーリーがあります。私はルパン三世について何も知らなかったので、他の作品も見てみたいと思います」

 

「アニメ映画の世界的な古典であり、宮崎駿監督のデビュー作であるカリオストロの城は、コミカルで気さくでアクション満載のアドベンチャーで、とてつもなく楽しい映画です。ただし、アニメにリアリズムを求める人には向いていません」

 

「宮崎がルパン三世の映画をやったとは知らなかった。予想外に悪くない」

 

「短い製作期間と低予算のせいで、宮崎ののちの作品のような壮大なスケールやテーマはありませんが、インディ・ジョーンズのようなとても楽しいアドベンチャーです。アクションはノンストップでよく出来ていて、泥棒であるにもかかわらずキャラクターは好感が持てます。とても気軽に楽しめる作品です」

 

「宮崎さんは本当に天才です」

 

「私は本当にこの映画が大好きでした。アドベンチャー、コメディ、アクション、サスペンス、感動が詰まっています。この映画は宮崎作品の中では過小評価されていますが、非常に名作だと思います。今後も間違いなく何度でも見ます」

 

「これほどエキサイティングで魅力的なアニメ映画は、他にありません。アニメーションは美しく、この映画が1979年に製作されたことを考えると驚異的です。間違いなく、これまでに作られた最高の映画の1つです」

 

「宮崎監督のファンなら、ありがちなストーリーにがっかりするかもしれません。ルパンも原作のキャラクターから逸脱しています。それでも楽しい映画なのは間違いない」

 

「これはいつもの深いテーマはありませんが、宮崎のもっとも遊び心のあるアニメーションです。30年以上経過しても古さを感じさせません」

 

「カリオストロの城を見て、ショックを受けました。私は宮崎駿の創り出すファンタジーを非常に愛していますが、この映画はアクションスリラーでした。そして、私はそれに釘付けになりました。これまでに見た中で最高のアクション・アドベンチャーであり、泥棒でもありヒーローでもあるルパン三世は、本当に魅力的な主人公です」

 

「日本のアニメが大好きで、昔の名作も見てみたいという人にとって、カリオストロの城は完璧な入門書です」

 

「おそらく宮崎駿の全ての映画の中で、もっとも忘れられて過小評価されていますが、間違いなく彼の最高の映画の1つです。この映画には忘れられないキャラクターとユーモア、そしてアドベンチャーが満載です」

 

「カリオストロの城は確かに素晴らしい。しかし、この映画の影響で、その後のルパン三世は以前の魅力を失ってしまった」

 

「この名作が1979年に作られたことが今でも信じられない」

 

「『レイダース/失われたアーク』が公開される2年前に、宮崎はカリオストロの城を完成させました。スピルバーグは映画を作る前に、それを見なかったかも知れません。それでも彼はカリオストロの城を、史上最高のアドベンチャー映画の1つだと言っています。私はそれに同意します」

 

「この映画が大好きです。宮崎屈指の逸品!」

 

「私はアニメが嫌いだが、この映画には最初から最後まで夢中になってしまった。脱帽です」

 

 

Amazonビデオで「ルパン三世 カリオストロの城」を視聴

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コメント

  1. 匿名 より:

    「私は感銘を受けなかったが全てのアニメの95%より優れている」コメントの上から目線のイキりっぷりが痛々しい。この『批評家様』は何を見たら感銘するのかな?

  2. 匿名 より:

    「原作」に言及している人が数名いるが、本当にモンキーパンチのルパン三世を読んだんだろうか……ルブランのルパンの翻案と思われてないだろうか

  3. 匿名 より:

    カリ城はジブリじゃないけどなー

  4. 匿名 より:

    スーパーマリオにケチつける評論家みたいw

  5. 名無しさん より:

    どこがジブリやねん。

  6. 匿名 より:

    しかし、この映画の影響で、その後のルパン三世は以前の魅力を失ってしまった

    これちょっと当たってるかもねえ

    • 匿名 より:

      宮崎駿監督がアブラがノリノリのアラフォーで初監督監修大塚康生でBGMや声優が完璧過ぎる布陣、コレを観たスピルバーグはカーシーンを撮らないのはこの作品を超える自信がないと賞賛ジョン・ラセターはジブリに弟子入り志願するほどのインパクトがカリオストロにはあったし、シーズン3からのルパンは常にカリオストロの高い壁を越えられず山田康雄さんと共に去っていったように思います

  7. リネア より:

    制作期間6ヶ月もすごいが宮崎駿監督はこの作品の為にヨーロッパの街道やお城の視察しオープニングの音楽シーンで電車が通過するシーンなど後々に語り継がれる技法や説得力のある背景を作り出している、いま思えば伝説的なメンバーと声優陣がカリオストロの城

    • 匿名 より:

      でも作画スタッフはアニメの経験の無い美大卒業生集団だったという・・・
      なので宮崎駿が「今のコイツらには無理だ」と判断した場面では
      「動かさなくてもカッコいい画面構成」というテクニックが駆使されている

  8. HIKO より:

    制作期間っていうか、実質的な作画期間はわずか4ヶ月間しかなかったとか。だから脚本をすっ飛ばしていきなりコンテから始めたし、テーマもキャラの動向もブレまくっていて、各種のツッコミのネタ元になっている。もともとピンチヒッター的に監督になったようなものだから、宮さんは「とんだ貧乏くじを引いた」と始終不機嫌で、それを嫌ってか作監の大塚康生さんはアメリカにプチ家出。そんな状況なのに間に合っちゃうのが、天才✕2の相乗効果なんだろうか。
    「敗戦処理」のつもりの宮さんだから、ルパンの原作に寄せるつもりなんか初めからなくて、ルパンというよりコナン(未来少年の方ね)の映画を作っちゃった。当たらなくても知ったことじゃない、と言わんばかりでしたが、事実東映史上ワースト3に入るような大コケ。クビにこそならなかったけど、何年も干される事になりました。
    「宮さんらしい最後だな」と関係者は呟いたそうですが、アメリカでは「こんなスゴいアニメーションが日本にあるのか!?」と揃って驚愕したそうですよ。
    その後日本でも再評価され、今日の「宮崎駿伝説」にと繋がっていきます。世界の宝とも呼ばれてますね。
    ただ個性が強すぎて誰も後を継げないし、作家性が前面に出すぎて、原作付きの場合(必ず)原作を無視して完成させちゃうので(ルパンや魔女宅がいい例)、原作者からはあまり好かれてないようです。
    押井守と並ぶ「原作クラッシャー」ですね。

  9. サイリー より:

    大盗賊・ニセ札作りを狙え・そこにアルセーヌルパンの各要素を込めて仕上げた換骨奪胎物です。アルセーヌルパンは少年や少女を救い悪漢を出し抜く物語が多いですが、モンキーパンチは意図せずにカウンターキャラとして描く事になりました。編集にルパンの孫設定を強要されたからです。アルセーヌのカウンターにされた孫・三世は中年になって偉大なアルセーヌへ戻る。伝奇小説に通じている宮崎監督はその意識があったようです。少女救出だけでなく「カリオストロ」・手品・芝居がかった台詞がアルセーヌを暗示しています。紳士ルパンを(強要されたとはいえ)半ばコケにしてきたモンキーパンチ的にも罪滅ぼしになったのではないでしょうか。
    この映画は収益は元から眼中に有りません。併映のギャンブル大将は5年前既に上映されたマイナー3作目。宣伝も広告も最少規模で行われています。つまり本作はテレコムにとっては制作費40億リトルニモの為のスタッフ教育。ハリウッド側スタッフに対する監督候補・宮崎駿のアピール材料でした。誰が言い始めたのか「収入が悪くて干された」?系の話は頓珍漢、真逆です。制作費からして邦画などは当時到底及ばないハリウッド超大作で宮崎(後に高畑も)を世界へ売り出す前段階。尤もカーツの為にリトルニモは数年後には一度空中分解になりましたが…。
    カリオストロ自体は上映翌年の1980年、宮崎氏が渡米などで忙しい最中テレビ放送で21.8%もの大成功を収め、早々と再評価。その後2年毎に放送されて20~21%。vs複製人間、ドラえもん劇場版、ガンダム哀戦士等を大きく上回る数字を挙げてゴールデンタイムに定着。83年ナウシカ制作開始の際にはとても良い判断材料となったとの事です。

  10. より:

    これにケチつける評論家様がおるんか。。
    そら戦争は無くならねーわな。
    相互の理解なんて無理。

  11. 上映から45年も経った2024年の今観てもドキドキワクワクさせてくれる傑作アニメ!
    きっと100年後も1000年後も世界中の老若男女を楽しませるんだろうなー すげぇ!

    天才って言葉を天才に言うと嫌がられたりもするけど宮崎駿は天才!

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