「ガールズ&パンツァー 劇場版」はアメリカでは、2016年11月18日に劇場公開された
日本での公開は2015年11月21日
2012~13年にかけてテレビ放送された「ガールズ&パンツァー」の完全新作劇場版
第63回戦車道全国大会で見事に優勝を果たした大洗女子学園の新たな戦いが描かれる
現在は全6話の「ガールズ&パンツァー 最終章」が順次公開されている
大人気ミリタリー学園アニメ「ガールズ&パンツァー」の劇場版
果たして海外ではどういう評価をされているのか?
「ガールズ&パンツァー 劇場版」
第63回戦車道全国高校生大会で見事に優勝を果たし、廃校を免れて平穏な日常が戻ってきた大洗女子学園
ある日、大洗町でエキシビションマッチが開催された
対戦するのは大洗女子学園と知波単学園の混成チームと、聖グロリアーナ女学院とプラウダ高校の混成チーム
戦いを終えて、選手たちは一緒に温泉につかり、親交を深めた
そんな時、生徒会長の角谷杏が急用で学園艦に呼び戻された
そのことをいぶかしく思いながら学園艦に戻った西住みほたちが見たものは、立ち入り禁止の札が貼られた学園の門だった
大洗女子学園の廃校は撤回されていなかったのだ
戦車道チームの面々は愕然とするが…………
西住みほを演じるのは渕上舞
武部沙織は茅野愛衣
五十鈴華は尾崎真実
秋山優花里は中上育実
冷泉麻子は井口裕香
キャラクター原案は島田フミカネ
脚本は吉田玲子
監督は水島努
アニメーション制作はアクタス
海外の評価
アメリカでは「Girls und Panzer der Film」のタイトルで劇場公開された
現時点でのIMDbのスコアは7.3/10
ロッテントマトの観客支持率は70%となっている
メディアの評価
University of Toronto
私がここ数年見た中で、もっとも面白くて再視聴可能な映画
「ガールズ&パンツァー 劇場版」はTVシリーズより、さらに良くなりました
アニメーションはアップグレードされ、アクションシーンはさらに高速でド派手になり、サウンドは臨場感があります
戦車の戦いはこれまでと同じようによく考えられており、実際の戦車の長所と短所を忠実に捉えています
この映画は面白くて、脚本も良く、アクション満載で、ユーモアにあふれ、誰でも(アニメを軽視している人でさえ)楽しめます
J.B.Spins
基本的に「ガールズ&パンツァー 劇場版」は、大規模な戦車の戦いとファンサービスで構成されています
戦車のアクションは間違いなく過激で爆発的ですが、総作画監督の杉本功氏と彼のチームは、戦場のアクションを明快で分かりやすいものにしています
TVや映画の暴力に厳しい批評家が、ガルパンの戦争ゲームを批判するのは容易に想像できます
この戦争ゲームでは、戦車が砲弾の直撃を受けても、小さな白旗が上がるだけで、乗組員は家にいるように安全です
確かにあまりリアルではありませんが、これはファンタジーなアニメの世界であり、とても楽しいです
率直に言ってブラッド・ピットの「フューリー」を楽しんだなら、ガルパンの映画も同じように気に入るはずです
戦車がお互いに撃ち合うのを見るのが好きな人にお勧めします
Reel Rundown
「ガールズ&パンツァー 劇場版」は美しくアニメーション化されていますが、退屈で困惑する作品です
アニメーションのほとんどはCGと従来の2Dのブレンドで、見栄えがします
特にクライマックスの戦車視点の映像は、自分たちも戦車に乗り込んだような気分を味わえ、魅力的でした
一方、登場する女の子は皆、高校生にしては若すぎるように見えます
声も見た目も非常に似ているため、他の女の子と区別することができません
誰が主人公側で、どちらが勝っているのか、とても混乱しました
「ガールズ&パンツァー 劇場版」にはいくつかの良い点もありますが、全体的には単調で刺激のない作品です
1/5
My Reviewer
これは今年のアニメ映画の中で最も楽しかった
最初から最後まで素晴らしかったので、今すぐもう一度見たいです
戦車と女の子の組み合わせは素晴らしい
シリーズの様々な学校チームのメンバーも登場し、ファンサービスに満ちています
ファンなら間違いなく10/10の映画です
お気に入りのキャラクターを再び見ることができ、非常に面白い戦車戦があります
Anime News Network
水島努は芸術監督ではありません
彼は生粋のエンターテイナーであり、「ガールズ&パンツァー 劇場版」は完全にエンタテインメントのために作られています
ストーリーはシンプルで、キャラクターは個性的で愛らしい
しかし、ガルパンの魅力の多くはエキサイティングな戦車の戦闘にあります
60両の戦車による乱闘には解析が困難な瞬間もありますが、どちらが優位に立っているか、特定のフェイントが何を達成しようとしているのか、どちらの側にとって状況がどれほど悪いかは常に明らかです
観客は戦闘の楽しさ、スリルを純粋に感じることが出来ます
また戦車のCGも称賛に値します
この映画にはプロットがほとんどなく、個性的な登場人物でいっぱいで、基本的に「戦車は魅力的で、戦いは楽しい」以外に言うことは何もありません
でも、それ以外のものが必要ですか?
総合:A-
観客のレビュー
「傑出した映画! 嫌いなところは一つもありません。プロットは10/10を超えています。戦車、かわいい女の子、有名な戦い、戦争の将軍が好きなら、このアニメはあなたのものです!」
「私は本当にアニメファンに、これをお勧めします! 今でも続いている映画シリーズの信じられないほどのスタートです」
「戦車と歴史が好きな人向けの作品。あなたがそうなら、絶対に楽しむでしょう。そうじゃないなら、おそらく楽しめない」
「この映画は本当に良かったです! 女の子が戦車で戦うというぶっ飛んだ設定を受け入れられれば、本当に楽しむことが出来ます。この作品を批判している批評家は、楽しいアニメが嫌いな不愛想な人間に違いない」
「とても楽しくて、シリーズの良い続編です。最後の30分間は、スクリーンに釘付けになりました」
「学校を救うというテーマを繰り返したのは、少しガッカリ。それでも戦車戦はさらに壮大で、CGは鮮明で、効果音は息を呑むほどです。ガールズ&パンツァーの世界に戻ってこられて嬉しい!」
「これまでに作られた最高のアニメのスポーツドラマ」
「シリアスな内容には欠けますが、非常にエキサイティングで興味深い戦車の戦闘シーンが満載です」
「TVシリーズの楽しさは健在です。素晴らしいアニメーション、愛すべきキャラクター。ガルパンを見たことがない人は、世界観を理解するのに苦労するかも知れませんが、全体的な楽しさは損ないません。それどころか、映画の後でTVシリーズを見たくなるでしょう!」
「映画に必要なのは女の子と戦車だけということが証明されました」
「これまで戦車のことなんて気にも留めていませんでした。この映画をルーブル美術館に展示することを要求します」
「女子高生がたしなむ戦車道。私が今まで聞いた中で、もっとも馬鹿げた設定です。でも、この映画は純粋に楽しい。笑えるシーンがたくさんあって、主人公チームを応援したくなった。神様、私はこの映画が大好きです」
「楽しく、魅力的で、時に心温まる映画ですが、単独の映画としては機能しません。先にTVシリーズを見ることをお勧めします」
「水島努は神! 一生、ついていきます」
「架空のスポーツを扱った映画としては、とても楽しい。女の子もたくさんいて、そのほとんどが魅力的。全体的に良い映画です」
「私は可愛い女の子がたくさん登場するアニメに、本当に飽き飽きしています。戦車にも全く興味がありません。しかし、私はこの映画が大好きです。今まで見た中で、最高のアクション映画の1つかも知れません。多分、何十回見ても飽きないと思います。可愛い女の子のアニメも悪くないと、考えを改めました」
「とても楽しくて、見終わった後は心が元気になります」
「映画は25分の戦車戦で始まり、50分の戦車戦で終わります。私に言わせれば、それが純粋な映画の定義です」
「この映画の中身は女の子と戦車だけ。マジで最高!」
「映画は良いものである必要はなく、単に楽しいだけでもいい。この映画はそれを証明します。大好きです」
「ハリウッドのアクション映画も、この映画を見習ってください」
「シリーズの優れた続編で、予想以上に良かった。様々な好みがあることは理解していますし、レビューで低い点をつける人がいるのも分かります。でも、ふざけた設定を受け入れれば、この作品には魅力がたくさんあります」
「ゴッドファーザー、パルプ・フィクション、市民ケーン、そしてガールズ&パンツァー劇場版。どれも名作です」
「正直に言うと、アンチョビが大好きです」
「フィンランドのパロラ戦車博物館では、世界で唯一のBT-42突撃砲を含む一部の戦車を、屋外に保管するための資金を緊急に必要としていました。彼らが得た寄付の多くは日本からのものでした。驚いて調べたところ、ガールズ&パンツァー劇場版でBT-42が活躍したことが原因だと判明しました。戦車で戦う可愛い女の子を描いた日本のアニメ映画が、フィンランドの歴史を保存するのに役立ったのです。映画は本当に世界を変えることができますね」
「おそらく2010年代の最高のアニメ映画の1つ。最初から最後までスリリング」
「女性が主役のスーパーヒーロー映画を1本作るのに苦労していたマーベルとDCは、この映画を見習った方がいい」
「完璧なアクションアニメ。可愛い女の子のアンサンブルキャストによるノンストップの戦車戦。最高の2時間でした。パンツァーフォー!」
「ガールズ&パンツァー 劇場版」をAmazonビデオで視聴
ブログTOPへ
コメント
観覧車が転がるやつまでは観た。それ以降は知らない。
最終章は第一話で評価が分かれると思う。
戦う為の理由付けにしては、アニメ版、劇場版よりも弱く戦車戦の盛り上がりにも欠けるからだ。
ただ、水島監督は物語の掴みを作るのが苦手なだけで起承転結の承転は抜群にうまく、尚且つ多くのキャラクターを満遍なく描き切る(映すだけではなくキャラ個性をストーリーに組み込む)手腕は素晴らしいと思う。
まぁ、ガルパンに関してはスタッフ、歴史研究?の熱意が視聴者にも伝わってくるほど生きている作品なのでハマる人にはハマる映画なのは間違いない。
4DX版が最高
ガルパンはいいぞう
劇場で観られなかった事が後悔。
観覧車が転がり向かってくるシーン等最高!
ウエスタン風景での戦車での西部劇も良かった。
常々このアニメは少年ジャンプ精神を踏まえていると思う。
友情・努力・勝利が押さえられている。
かってのライバルが仲間として参戦するのは胸熱!
ミリオタの制作陣がとことんこだわり抜いて創ったアニメ映画。ミリオタがアニメを創るとクオリティの高い作品ができるという一つの証明でもある。
ちなみに酷評されたアニメのレイルウォーズは、鉄道に全く無知な制作陣が創ると、こんな酷い作品になるという一つの悪い例。
あのアニメも制作陣がみんな鉄オタだったなら、もっと素晴らしい作品になっただろうに。。。
派手な戦車アクションあるけど基本的には萌えアニヲタ用なので見る人を選ぶかな。
特に内容はなく、全員可愛くて全員ポジティブで頑張るってだけです。
何も考えずにフラットに楽しむのが良いかと思う