「グリッドマン ユニバース」はアメリカでは、2023年7月3日にアニメ・エキスポで初上映された
日本での公開は2023年3月24日
円谷プロダクションの特撮ドラマ「電光超人グリッドマン」を原作とするテレビアニメ「SSSS.GRIDMAN」「SSSS.DYNAZENON」
その2作品をクロスオーバーさせた完全オリジナルの劇場アニメ
アニメーション制作はTRIGGER
高校2年生に進級した裕太は、数か月後に開催される学園祭で六花に告白することを決意する
しかし、彼らの日常は突如として出現した怪獣によって崩れ去り…………
2作品のキャラクターたちが一堂に会する「グリッドマン ユニバース」
果たして海外ではどういう評価をされているのか?
「グリッドマン ユニバース」
グリッドマンが世界を救い、新条アカネが現実世界に帰ってから半年が過ぎた
響裕太は高校2年生に進級した
裕太は数ヵ月後に開催される学園祭で、別のクラスになった宝多六花に告白することを、内海将に宣言する
しかし、裕太は六花が見知らぬ大学生と一緒にいるところを目撃してしまう
そんな時、ツツジ台に再び怪獣が出現する
人々がパニックに陥る中、裕太の前にグリッドマンが現れる
「この世界のバランスが崩れようとしている」
裕太は自らの意思でグリッドマンと融合するが…………
グリッドマンを演じるのは緑川光
響裕太は広瀬裕也
宝多六花は宮本侑芽
内海将は斉藤壮馬
麻中蓬は榎木淳弥
南夢芽は若山詩音
脚本は長谷川圭一
監督は雨宮哲
アニメーション制作はTRIGGER
海外の評価
アメリカでは「Gridman Universe」のタイトルで公開された
現時点でのIMDbのスコアは6.8/10
メディアの評価
GamerBraves
「グリッドマン ユニバース」はファンサービスとしては満点です
グリッドマンの雄姿が見られますし、ダイナレックスが再登場しダイナゼノンの音楽が流れた時は興奮しました
また死んだと思われていたガウマが、蓬たちと再会するシーンは本当に素敵でした
ガウマ隊のメンバーはテレビシリーズよりも成長し、非常に魅力的です
一方でグリッドマン同盟の方は物足りなさを感じました
その原因は新条アカネの不在です
この映画はファン以外にはお勧めしません
それでもこれらのキャラクターたちが好きなら、本当に素晴らしい作品です
70/100
Anime News Network
「グリッドマン ユニバース」は怪獣との戦いより人間ドラマに焦点が当てられていて、かなり充実した映画です
映像的にはこの映画はまさにスタジオトリガーに期待するクォリティーを誇っています
怪獣バトルは特に素晴らしく、よく振り付けられたアクションとダイナミックなカメラショットが印象的です
音楽ではオーイシマサヨシの「uni-verse」が傑出しており、耳から離れない曲です
結局のところ、「グリッドマン ユニバース」は優れた続編です
「SSSS.GRIDMAN」と「SSSS.DYNAZENON」の次の章を作成し、これら2つのシリーズを非常に面白いものにした要素を維持しています
素晴らしいアクション、しっかりとしたストーリー展開、それにマッチした音楽があります
グリッドマンとダイナゼノンを見たことがあるなら、この映画は必見です
評価:A-
The Japan Times
「グリッドマン ユニバース」はクロスオーバー映画にありがちな多くの問題に見舞われている
少なくとも7人のメインキャラクターと多数のカメオ出演により、この映画はテレビシリーズにあった迫力あるテンポを失い、まるでスクリーン上のヒーロー全員の重みに押しつぶされているかのようだ
遊び心と素晴らしいテンポは、両「SSSS」シリーズが見ていて楽しい理由の2つなので、「Universe」にはその両方が欠けているのが残念だ
ファンはキャラクターたちが一緒に過ごし、敵と戦うのを見るのが楽しいかも知れないが、この映画が作られなかったとしても特に問題はなかっただろう
2.5/5
My Shiny Toy Robots
2つの大成功を収めたシリーズに続いて制作された「グリッドマン ユニバース」には大きな期待が寄せられていました
この映画は期待以上のものを提供してくれました
両シリーズのストーリーの完璧な集大成であり、人間ドラマの魅力を保ちながら、両方のキャラクターがお互いから学び成長していきます
忘れられないアクションも加えられ、「SSSS.GRIDMAN」と「SSSS.DYNAZENON」を素晴らしいものにした全ての要素が、2時間に凝縮された完璧な映画となっています
これは今のところグリッドマン ユニバースの終わりかも知れませんが、素晴らしい締めくくりです
5/5
観客のレビュー
「この映画はシリーズのファンへのラブレターです。アニメーションは素晴らしく、音楽も良くて、見ていてとても楽しかった。この映画は劇場で見るにふさわしい」
「グリッドマン ユニバースは怪獣/ロボット映画の絶対的な傑作だが、それが西洋ではいまだに過小評価されていることに大きく失望している。この映画は文字通り私のために作られたように感じられ、その全ての瞬間が大好きだ」
「グリッドマンとダイナゼノンの本当に素晴らしいフィナーレ。これは私たちが見たかったもの、全てです」
「壮大な続編は私が望む全てを与えてくれました」
「グリッドマン大好き! 特撮大好き!」
「ダイナゼノンのテレビシリーズが完璧だったのに比べて、グリッドマンには不満な点が残っていました。それは主人公である裕太の存在です。この映画が裕太のキャラクターを根本から再構築し、必要な結末を用意してくれたのは非常に嬉しかった」
「見終わった後に人生の喜びを感じられる映画のひとつ」
「トリガーの作品にもかかわらず、グリッドマンがあまり話題になっていないのがとても悲しい。ハッキリ言ってグリッドマンは、彼らの最高の作品のひとつです」
「SSSS.GRIDMANもSSSS.DYNAZENONもめちゃくちゃ面白かったけど、この映画も面白かった。本当に圧巻。スーパー戦隊のクロスオーバー映画のような感じですが、それぞれのシリーズのキャラクターたちの交流が楽しかった。鷺巣詩郎の音楽も相変わらず素晴らしい」
「2023年の私のお気に入りの映画です。傑作!」
「シリーズを見たことがありませんでした。この映画には観客を喜ばせるファンサービスが大量に盛り込まれていて、一般人の私は壮大なクライマックスに熱狂するファンに囲まれ、予想外に面白いと感じながらも困惑してしまいました」
「グリッドマン ユニバースはあちこちに小さな問題があったにもかかわらず、私のお気に入りのシリーズに完璧な結末を用意してくれました」
「新条アカネは今でも私のワイフです!」
「この映画は全体的にSSSSシリーズの素晴らしい集大成であり、ファンの期待に応えています。ダイナゼノンというよりグリッドマンの映画なので、私は少し心配していました。私は裕太にあまり思い入れがなかったからです。しかし、この映画ではテレビシリーズでは描かれなかった裕太の物語を補ってくれました。私は最初から最後まで感動し、夢中になりました」
「トリガーがまたやった!!」
「SSSS.GRIDMANとSSSS.DYNAZENON、この2つの素晴らしい作品はいつも私を涙ぐませ、笑顔にさせてくれます。映画のアニメエキスポのプレミアに備えて、2シリーズを再鑑賞したところ、そのことを改めて実感しました。しかし、それ以上に不安な気持ちになりました。TRIGGERは3連覇できるだろうか? 嬉しいことに彼らはそれを成し遂げた。劇場でファンが歓声を上げ、その驚異的な映像に反応する姿を見るのは最高でした」
「この映画はシリーズを締めくくり、ほとんどのキャラクターに満足のいく結末を与えるという素晴らしい仕事をしています。とても楽しかった」
「最後の1時間、ずっと泣いていました」
「色々な意味でこの映画は私がグリッドマンにずっと求めていた続編であり、ダイナゼノンでは得られなかったものです」
「チケットを偶然、手に入れました。グリッドマンについては何も知りませんでしたが、劇場での体験はとても素敵でした。私の隣に座っていた男性はエンドロール中にテーマソングを歌い、映画が終わった時には何人かの観客が拍手していました。楽しい体験だったので、もっとアニメを見てみようと思いました」
「この映画を死ぬほど見直すつもりです」
「SSSS.GRIDMANは私にとって円谷作品の素晴らしい世界への入り口でした。この映画は全てのファンへのラブレターだと言わざるを得ません。キャラクターたちはとても丁寧に扱われ、ストーリーは完璧でした。私がこの映画に求めていたもの、全てが揃っていました。このシリーズにさらなる展開があることを願っています」
「グリッドマンとダイナゼノンの完璧なクロスオーバー。アクション満載で、あらゆる点で感情に訴える心と魂に満ちた作品。全てのシーンが印象的で、息を呑むほど感動し涙しました」
「スタジオトリガー作品で一番のお気に入りかも知れません」
「ダイナゼノンのキャラクターたちの出番がもっと長ければ良かったのにと思う一方で、ようやく裕太にスポットライトが当たってとても嬉しい」
「アカネとナイトのシーンはとても素敵でした」
「雨宮さん、ありがとう。長谷川さん、ありがとう。この映画に携わった全ての方々に感謝します。裕太と六花、2人の残りの人生が幸せと喜びに満ちたものになることを願っています」
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コメント
円谷の為に延々やってるとしか…
ダイナゼノンもそうだったけど、最後のほうのバトル、合体した太いロボット複数が光の軌跡を残しながらビーム発射するとこが、何やってるか分からないんだよな。ロボットの区別もつかないし。
最初のほうの、合体してなくて細い体で、ウルトラマン的巨大ヒーローと怪獣のプロレスのとこはよかった。シンエヴァもこんなバトルが欲しかった。