「あずまんが大王」はアメリカでは、2005年9月9日に全6巻のDVDでリリースされた
日本では2002年4月から9月までテレビ東京系列、AT-Xで放送された
「月刊コミック電撃大王」で連載されたあずまきよひこの人気4コマ漫画をアニメ化
監督は「とある魔術の禁書目録」などの錦織博
とある高校のゆかり先生のクラスに、天才少女ちよちゃんが編入してきた
さらにそのクラスには個性的なメンツが揃っていて…………
萌え日常系の元祖ともいわれる「あずまんが大王」のTVシリーズ
果たして海外ではどういう評価をされているのか?
「あずまんが大王」
マイペースでワガママなゆかり先生のクラスに、天才少女ちよちゃんが編入してきた
ちよちゃんは10歳だけど、とっても頭がいいので高校生になったのだ
ワクワクしながら高校生活を始めたちよちゃん
しかし、ゆかり先生のクラスには、個性的なメンツが揃っていた
一見クールで怖そうに見えるけれど実は動物好きの榊さん
暴走女子高生の智ちゃん
いつもダイエット中のよみ
大阪から引っ越してきたマイペース少女“大阪”
ちよちゃんは彼女たちに振り回されながらも、楽しい学園生活を送っていくが…………
原作はあずまきよひこの人気4コマ漫画「あずまんが大王」
美浜ちよを演じるのは金田朋子
春日歩は松岡由貴
滝野智は樋口智恵子
榊は浅川悠
神楽は桑島法子
水原暦は田中理恵
谷崎ゆかりは平松晶子
監督は錦織博
アニメーション制作はJ.C.STAFF
海外の評価
アメリカでは「Azumanga Daioh: The Animation」のタイトルでリリースされた
現時点でのIMDbのスコアは8.2/10
ロッテントマトの視聴者支持率は86%となっている
メディアの評価
The Traditional Catholic Weeb
「あずまんが大王」のタイトルが何を意味するかは、全く気にする必要はありません
あずまきよひこによるこの漫画は、2003年から全4巻がアメリカで出版され、高い評価を受けました
そして、J.C.STAFFが手がけたTVシリーズは、原作の自由奔放さと不条理なユーモア、現実的な設定を維持し、今日でも古い世代のアニメファンの間では人気があります
私が好きなキャラクターはゆかり先生で、こんなクレイジーな教師は見たことがありません
あずまんが大王の奇妙な世界に、ぜひ足を踏み入れてください
7.5/10
THEM Anime Reviews
「あずまんが大王」にはほとんどストーリー性はありません
ロマンスすらほんのわずかです
この作品がもっとも重んじるのは雰囲気とキャラクターです
シリーズの主役と言える人物がいるとしたら天才児のちよちゃんで、とても可愛らしいです
一方でもっとも風変わりなキャラクターは春日歩(通称「大阪」)で、彼女の大きくて無表情な目を見ていると、間違いなく別の次元に連れ去られそうになります
登場人物たちのやり取りが自然で、まるで自分の高校時代に戻って、友達や先生と過ごしているような気分になります
あずまんが大王は純粋に楽しい作品です
ただし、アメリカの若いアニメファンは、高校生の日常を描いたこの作品に興味がないかも知れません
あずまんが大王は高校を卒業して数年が経ち、日々の仕事の忙しさを心配する必要がなかった時代を懐かしみたいと思っている、私たちのような人間にはピッタリの作品です
5/5
Everything is bad for you
私が「あずまんが大王」をこんなに好きなのは、この作品が醸し出す懐かしさのせいかも知れません
しかし、奇妙なのは私の高校生活はめちゃくちゃ悲惨だったということです
ひどく不器用で社交性のなかった私は、本やゲームに没頭していました
それでも「あずまんが」が私に合うのは、アメリカの高校生活とかなりかけ離れているからかも知れません
これは本当に古典と呼ぶに値する素晴らしいシリーズだと思います
そして、大阪は伝説のキャラクターです
Anime News Network
高校生活を描いたこのたわいもないシリーズが、これほど人間味あふれる意味深いものになるとは、いったい誰が想像したでしょうか
あずまんが大王の暖かさとユーモアは、あずまきよひこによる原作漫画の大きな特徴であり、J.C.STAFFは見事にそれをアニメで再現しています
アメリカの映画やテレビの派手さに慣れた視聴者の中には、この番組の長く意味深な間にイライラする人もいるかも知れません
しかし、非常によく構成されていることは否定できません
登場人物は皆が印象的で愛すべきキャラクターばかりなので、お気に入りを1人選ぶのは難しいです(それでも選ぶならゆかり先生とヨミです)
英語吹き替えは素晴らしかったですが、大阪の大阪弁がアメリカ南部なまりにアレンジされていたのは、賛否が分かれるでしょう
全体的にあずまんが大王は見事に脚色されたストーリーと忘れられないキャラクターで、愛すべき作品になっています
評価: A-
視聴者のレビュー
「素晴らしい日常アニメ。暗いアニメの箸休めにピッタリです」
「女子高生のグループの日常を描いた明るくて面白い番組。一見、退屈に思えますが、素晴らしい寸劇とカラフルなアニメーションは、何度でも見たくなります。脚本は素晴らしく、音楽も番組の雰囲気にピッタリです」
「アメリカのシチュエーションコメディの脚本家は、この番組を見るべきだ。恋愛やセックスなしでも、コメディは成立することをこのシリーズは証明している」
「これは私にとって思い出の作品で、とても面白くて可愛かったです。このシリーズを特別なものにしているのは、個性的なキャラクターたちです。キュートでありながら聡明なちよちゃん、風変わりでクレイジーなトモ、どうしようもなく天然の大阪、そして内気でありながら繊細な榊さん。さらには日本での学校生活を少し学ぶことが出来ます。最初のエピソードを見たら、きっと夢中になるでしょう」
「笑いすぎてお腹が痛くなった。今まで見た中で、一番面白い女の子たちだ」
「このシリーズがどれだけ可愛らしいか、言葉で説明するのは不可能です。26話しかなかったのが、とても残念でした」
「私はアニメが嫌いでしたが、このシリーズは簡単にそんな私を打ち砕きました。私は1ヵ月アニメを夢中で見て、原作漫画を猛スピードで読みふけりました。そして、アニメに無関心な私のガールフレンドまで、このシリーズに夢中になりました。3回目は英語吹き替えで見ました。声優の演技はなかなか良いですが、大阪の南部なまりのアクセントに慣れるのに時間がかかりました」
「これはおそらく私が今まで見た中で、最高のコメディアニメです。ストーリーはなく、むしろシットコムのようなものです。あずまんが大王はどのエピソードも私を大声で笑わせてくれました」
「この26話のシリーズは、あっという間に終わってしまいます。魅力的で愛らしい登場人物たちに、私は全く飽きませんでした。この番組を表す最適な言葉は、日本語の『かわいい』です」
「あずまんが大王は私が今まで見た中で最高のアニメであり、おそらく最高のテレビ番組です。全てのエピソードで私は声を出して笑い、幸せな気分になりました。シリーズは信じられないほど面白いのですが、翻訳で失われたジョークなどがあると思うと、自分が日本語やその文化に精通していないのが残念です」
「コメディがこれほど面白いことは滅多にありません。あずまんが大王がカルト的な人気を博したのも納得です」
「あずまんが大王でお気に入りのキャラクターを選ぶのは難しいですが、私は榊を選びます。かおりんとの関係は特に面白かった」
「このアニメを見てください。後悔することはありません。ユーモアのセンスがない人でない限り、最高の笑いを約束します」
「私はアニメ全般、特に若い男性に媚びを売ったような作品が大嫌いでした。あずまんが大王を見たのはほんの気まぐれでしたが、今まで見た中でもっとも面白い作品でした。ただ楽しいだけでなく、地に足がついた感覚があります。20年前のアニメですが、本当に素晴らしい作品です」
「2002年の初めにあずまんが大王の情報を初めて見た時、『また女子高生の番組か』と私は思いました。実際、最初は思った通りの作品という印象だったのですが、大阪の登場が全てを変えました。春日歩、別名『大阪』。彼女は間違いなく天才です!」
「普段は暗くてハードなストーリーのアニメが大好きです。だから、この作品を好きになるとは、自分でも驚きでした。字幕版を見た時、声優陣はかなり良いと思いました。そして英語吹き替えも非常に良かったです」
「シリーズの半分まで見ましたが、とても良いです。らき☆すたを思い出します。でも、木村先生は不気味!」
「あずまんが大王は私が初めて購入した作品で、今でもDVDボックスを持っています。これは私がもっとも愛する作品の1つで、彼女たちの卒業式のシーンでは泣きそうになりました。DVDが廃盤になっているのが悲しい」
「私の十代の子供たちは、アニメやマンガに夢中です。それを見て、私も試してみることにしました。そして、色々と見た中では、断然あずまんが大王がお気に入りです。私が特に気に入っているのは、他の超ファンタジーなアニメとは違い、現実の女子高生たちの生活を描いていることです。ここには爆発もなく、ポケモンも出てきません。キャラクターがみんな愛らしく、本当に好きになってしまいました。私は高校の教師で、このシリーズを見るまでアニメは退屈だと思っていましたが、考えを改めました」
「全体的には楽しいシリーズです。ただし、男性教師には本当にイライラさせられたのと、かおりんの出番が少なかったのが残念」
「声優陣は完璧に合っており(私は日本の声の方が好きです。彼らの方がずっとかわいいです)、音楽は私が聞いた中でもっとも優れています。そして、全てのキャラクターの中で、大阪は最高です」
「このアニメを嫌いになるのは難しい。私は何度も見ましたが、いつも笑いが止まりません。ほとんどのコメディと異なり、ジョークではなく、様々なキャラクターのやり取りから笑いが生まれる点が素晴らしいです」
「辛くて憂鬱な1日の後、あなたを笑わせ、元気づけてくれるアニメです」
「ちよちゃんは可愛かったし、彼女のお父さんは本当に面白かった」
「このシリーズは最初から最後まで、本当に魅力的です。私はどの作品にも10点満点をつけたことはありませんが、あずまんが大王には間違いなくその価値があります」
「あずまんが大王、大好き!!」
「あずまんが大王」をAmazonビデオで視聴
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コメント
萌や日常アニメの特異点
時代を変えた作品しっかりした面白さを説得力にこういうのアリなんだと後々日常系の土台を作った
漫画の雰囲気が好きだったからアニメは微妙だったなぁ
その結果、アニメはアニオリ回が一番面白く感じたという皮肉
最終回のゆかり先生への一礼で目頭ったのは秘密だ。
栗コーダーカルテットの曲がすばらC
4コマ漫画のエポックメーキングな作品なだけに期待は高かったが、アニメでソレが全然表現できてないから評価は低いんだよね
まぁ、あの独特の間はアニメじゃ難しいのはあるし
ギャグの押し付けがましさは特にマイナス
プール回の作画がすごかったのは覚えてる