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【海外の反応】「ハウルの動く城」の評価は!?

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「ハウルの動く城」はアメリカでは、2005年6月10日に劇場公開された

日本での公開は2004年11月20日

 

イギリスの児童文学作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジー小説「魔法使いハウルと火の悪魔」を、スタジオジブリがアニメ映画化
監督・脚本は宮崎駿
少女・ソフィーは魔女の呪いによって、90歳の老婆に姿を変えられてしまう
ソフィーは美しい魔法使いの青年・ハウルの不思議な動く城で、住み込みの家政婦として働き始めるが…………

 

木村拓哉がハウルを演じたことでも話題となった「ハウルの動く城」
果たして海外ではどういう評価をされているのか?

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「ハウルの動く城」

父が遺した帽子屋で働く地味な少女・ソフィーは、恋にもおしゃれにも消極的で、華やかな妹たちから心配されていた
ある日、ソフィーは町で兵士に絡まれているところを、美しい青年に助けられる
その青年は人々から恐れられる魔法使い・ハウルだった

 

その夜、ハウルをつけ狙う”荒地の魔女”が突然現れ、ソフィーを90歳の老婆に変えてしまう
このままの姿では家にいられない
あてもなく旅に出たソフィーの前に、巨大なハウルの動く城が現れる
中には小さな暖炉があり、火の悪魔・カルシファーがいた
彼はハウルとの契約でこき使われており、自らの魔力で城を動かしていた
カルシファーとハウルの弟子・マルクルを味方につけ、ソフィーは家政婦としてしばらく城で暮らすことになったが…………

 

原作はダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジー小説「魔法使いハウルと火の悪魔」

 

ソフィーを演じるのは倍賞千恵子
ハウルは木村拓哉
荒地の魔女は美輪明宏
カルシファーは我修院達也
マルクルは神木隆之介
監督・脚本は宮崎駿
音楽は久石譲
アニメーション制作はスタジオジブリ

 

 

 

 

海外の評価

アメリカでは「Howl’s Moving Castle」のタイトルで公開された


現時点でのIMDbのスコアは8.2/10
ロッテントマトの批評家支持率は88%、観客支持率は93%

 

 

 

 

メディアの評価

New York Post

「ハウルの動く城」は日本の宮崎駿監督による、驚くほど美しく魅惑的なアニメーション作品です
宮崎監督は「千と千尋の神隠し」によって、天才と呼べる数少ない映画監督の一人であることを証明しました。
この作品は千と千尋ほど、心奪われるものではありません
それでも目を見張るシーンが数多く登場する美しい作品です
3/4

 

 

Guardian

宮崎駿の映画は注意深く見る必要がある
映画に没頭すれば、すぐに彼の優しさ、視覚的な豊かさ、控えめな知性と感情表現力に心が浮き立つような気分になるだろう
あらゆる年齢層に楽しめる素敵な映画だ
4/5

 

 

BBC.com

若い観客や宮崎ファンは、この世界の奥深さや豊かなファンタジーにうっとりするだろう
しかし、不透明なストーリー展開により、第一幕の勢いは跡形もなく消え去ってしまう
結局、クライマックスの活気に満ちた目を楽しませるシーンでさえ、その勢いを取り戻すことは出来ない
3/5

 

 

Austin Chronicle

「ハウルの動く城」の筋書きの多くは、たとえば「もののけ姫」のような率直な明快さを欠いていると言わざるを得ない
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの小説を脚色したこの物語は、宮崎のイマジネーションを描き出すための単なる仕掛けであるように感じられることがある
ほとんどのアニメ映画ではそれは致命的であるが、宮崎の映像は非常に表現力豊かなため、魅了されてその問題に気付きにくい
映画の結末は本当に慌ただしく、後付けで思いついたかのようだった
そういうわけでこれは宮崎作品の最高傑作ではないが、最近の3D狂いのハリウッドのアニメ映画をはるかに超えており、ディズニーが長年制作してきたどの作品よりも魅力的だ
3/5

 

 

Newsweek

宮崎監督は善と悪の境界線が常に明確であるハリウッドの家族向けエンターテインメントのルールには従いません
彼の美しい手描きの寓話は、曖昧さのきらめく海に浮かんでいます
ハウルは善なのか、悪なのか、それともその両方なのか?
ソフィーが自分に魔法をかけた魔女の世話をすることになるなんて、誰が予想できたでしょう?
「ハウルの動く城」には夢のような論理があります

 

 

Houston Chronicle

アメリカ人がコンピューターアニメーションの限界を押し広げる一方で、日本人は手描きの作品により想像力の限界を押し広げています
「ハウルの動く城」は宮崎駿が日本のトップアニメーション監督であることを再確認させる作品です
ストーリーはしばしダラダラとしています
しかし、この映画は見るだけで、そして美しいオーケストラの音楽を聞くだけでも、素晴らしさに浸ることができます
3/4

 

 

Roger Ebert

「ハウルの動く城」には否定できない魅力があり、宮崎監督の視覚的な驚異がある一方で、彼の最近の作品と比べるとガッカリします
この映画はお勧めできませんが、私と同じくらい宮崎監督を尊敬しているなら見るべきでしょう
宮崎監督の映画が上手くいっている時も、いかない時も、彼はフレームごとに驚異的なアニメーションを創り出す名人です
2.5/4

 

 

San Francisco Chronicle

「ハウルの動く城」は「千と千尋の神隠し」や「もののけ姫」のような傑作ではないが、人生の過ぎ去る瞬間を、そして私たちを個人たらしめるものとは何かを描いた賢明で素晴らしい寓話である
宮崎駿の作品にはつねに問題提起がある
「ハウルの動く城」は確かに反戦をテーマとしているが、戦争については実際には深く掘り下げられておらず、その陳腐で曖昧な結末のせいで、傑作には程遠い
しかし、宮崎の素晴らしい映像(久石譲の素晴らしい音楽に支えられている)とリアルに感じられる登場人物は、この映画を推薦するのに十分すぎるほどである
3.5/4

 

 

Rolling Stone

クリスチャン・ベールは若い魔法使いハウルを見事に演じている
しかし、優れた声優でさえ、宮崎駿がこの映画に惜しみなく注ぎ込んだ素晴らしい映像を上回ることは出来ない
その喜劇的でドラマチックでロマンチックで心奪われるようなビジョンを鑑賞するのは、まさに至福の時間だ
3.5/4

 

 

 

 

観客のレビュー

「世界観の構築とアートは、いつものスタジオジブリ作品らしく素晴らしかった。ストーリーは初めて見た時には少し分かりにくかったが、それがこの映画の良さをさらに引き立てていると思う。音楽は言うことなし。本当に素晴らしい映画なので、ぜひ見ることをお勧めします」

 

「とても美しくてゴージャスな映画で、登場人物に恋に落ちます。小さな欠点もありますが、非常に気に入っています」

 

「ストーリーは分かりにくいですが、私はこの世界が大好きです。アニメーションは素晴らしく、本当に鮮やかで美しかった」

 

「完璧です」

 

「ハウルの動く城は恐怖、変化、そして戦争の無意味さと破壊に立ち向かう物語です。楽しいキャラクターとスリリングなストーリーに満ちた魔法のような映画です」

 

「老いを扱ったストーリー。誰もが完全に善人でも悪人でもなく、変わることが出来る。ありきたりの作品ではないのが素晴らしかった」

 

「主人公のハウルには時々イライラさせられたが、魅力的で美しくアニメ化された現代のおとぎ話」

 

「間違いなく史上もっとも美しいアニメ映画!」

 

「動く城が本当に好き」

 

「この映画を見ると、子供の頃の懐かしさが蘇ります。本当にこの作品の悪いところは、ひとつも思いつきません」

 

「スタジオジブリの古典的映画で、必見です。英語の吹き替えも良かった」

 

「息子はこの映画をとても気に入ったのですが、私自身は結末に不満でした」

 

「この映画は本当にお気に入りなのですが、ソフィーの呪いがどうして解けたのかいまだに分からない」

 

「私はこの映画が好きですが、原作の方が優れていると思います。映画では奇妙な変更が、数多く行われています。なぜ戦争を前面に出したのか、理解できません」

 

「スペクタクルはありましたが、ストーリーはありませんでした。非常に理解しづらく、意味がわかりません」

 

「スタジオジブリの大ファンで、ハウルの動く城は魔女の宅急便と並んでお気に入りです。お婆さんになったソフィーも好きです。日本人は私が今まで見た中で、最高のアニメーションを作っているように感じます」

 

「美と想像力の傑作。この映画は最初から観客を魅了します」

 

「私を含め誰もがクリスチャン・ベールのハウルの声に夢中になります。彼の歌唱パフォーマンスはとても魅力的でした」

 

「カルシファーだけでも満点です」

 

「スタジオジブリのトレードマークである手描きアニメーションは、すべてのフレームを驚くほど繊細かつ滑らかに生き生きと表現しています。キャラクター デザイン、複雑な背景、息を呑むような魔法のシーケンスの細部へのこだわりは、まさに畏敬の念を抱かせます。しかし、この映画の最大の強みは、考えさせられるストーリーにあるのかも知れません。その核心は愛、受容、そして自己発見の力についての物語です」

 

「宮崎駿の最高傑作。たった一週間しか劇場で上映されなかったのが残念」

 

「最近飛行機の中で見ました。完璧な映画です」

 

「残念ながら映画のほとんどが理解できなかった」

 

「宮崎作品の中では『もののけ姫』に次いで、私のお気に入りの1つです。高校生の時に初めてこの映画を見て、そのアートとアニメーションの美しさに感動しました」

 

「美しい手描きの芸術で、心暖まる傑作です」

 

「数日前に初めてこの映画を見ましたが、とても気に入りました。アニメーションは美しく、ストーリーも独創的です。家族全員で楽しめる素晴らしい映画です」

 

「この映画は過大評価されていると思います。確かに映像も音楽も良いです。でもハウルは、彼は完全にイケてない。確かに見た目は良いけど、美しさは内面からくるものなのに…………。ソフィーはあのかかし王子と一緒になった方がいい」

 

「私のお気に入りの映画の1つで、日本語字幕付きで観ることをお勧めします。吹き替え版では演技の繊細さが失われます」

 

「初めてこの映画を見た時、私は恋に落ちました。何年も経ち、何度も何度も見ていますが、まだ恋に落ちたままです。完璧な映画で、強くお勧めします。5つ星(できれば100つ星を付けたいです)」

 

「最初から最後まで、本当に楽しい作品です。視覚的にも創造的にも傑作です。ところどころ遊び心があり、ストーリーは決して飽きさせません」

 

「物語の方向性を犠牲にすることで、視覚的な至福を達成しています」

 

「時代を超えた名作。あらゆる年齢の視聴者を魅了する真の傑作です」

 

「唯一無二の監督による、またしてもほぼ完璧な映画」

 

「この物語は魔法の世界を舞台に、2人の主人公が個々に、そしてカップルとして一緒に成長していく魅力的なラブストーリーです」

 

「史上最も崇高な映画のひとつです。この物語には、人生をうまく切り抜けるための基本的な美徳が詰まっています。最新のスパイダーマンのアニメ映画の想像力には驚かされましたが、宮崎監督の映画には驚異的な創造性だけでなく、とても心がこもっています。宮崎監督は2Dアニメーションメディアの誰もが認める巨匠として、永遠に生き続けるでしょう」

 

「素晴らしい作品ですが、結末がごくありきたりなハッピーエンドでガッカリ」

 

「スタジオジブリの非常に魅力的な作品。ストーリーがかなり素晴らしく、若い女性を主人公にするという安易な方法ではなく、あえて老女を映画のほとんどの中心に据えているところが気に入っています」

 

「時代を超えた素晴らしい映画。子供の頃も大好きでしたが、今も大好きです」

 


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コメント

  1. 匿名 より:

    荒れ地の魔女の英語吹き替え良かったな

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