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【海外の反応】「ゲド戦記(2006)」の評価は!?

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「ゲド戦記」はアメリカでは、2010年8月に限定公開された

日本では2006年7月29日に公開された

 

アーシュラ・K・ル=グウィンの名作ファンタジー『ゲド戦記』を、スタジオジブリがアニメ映画化
宮崎吾朗の第一回監督作品
「大賢人」と呼ばれる魔法使い・ゲド、通称ハイタカはある日、エンラッドの国王である父を刺して逃げている途中だった王子・アレンと出会う
ハイタカはアレンを旅に同行させるが…………

 

宮崎吾朗の初監督作品として話題を呼んだ「ゲド戦記」
果たして海外ではどういう評価をされているのか?

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「ゲド戦記」

「魔法」が日常的に存在する多島海世界「アースシー」
そこでは竜が突然現れたり、魔法使いが魔法の力を失うなど、異常な事態が次々と起こっていた
「大賢人」と呼ばれる魔法使い・ゲド、通称ハイタカは、その原因を探るために旅に出た
ある日、ハイタカはエンラッドの国王である父を刺し、国から逃げている途中だった王子・アレンと出会う
アレンは世界を覆いつつある「影」におびえていた
ハイタカはアレンを旅に同行させた

 

2人は美しい港町、ホート・タウンに到着した
そこでアレンは人狩りに襲われていたテルーという少女を助ける
しかし、アレンは逆に捕まってしまい、奴隷として売り払われそうになるが…………

 

原作はアーシュラ・K・ル=グウィンの小説「ゲド戦記」

 

アレンを演じるのは岡田准一
テルーは手嶌葵
ハイタカ(ゲド)は菅原文太
クモは田中裕子
ウサギは香川照之
音楽は寺嶋民哉
作画監督は稲村武志
監督は宮崎吾郎
アニメーション制作はスタジオジブリ

 

 

 

 

海外の評価

アメリカでは「Tales from Earthsea」のタイトルで公開された


現時点でのIMDbのスコアは6.3/10
ロッテントマトの批評家支持率は37%、観客支持率は46%

 

 

 

 

メディアの評価

Decent Films

「ゲド戦記」は欠点はあるものの野心的な映画です
私はこの世界の廃墟が大好きです
またハイタカやテナーは自立していて、魅力的なキャラクターでした
しかし、アレンのキャラクターには問題が多く、もっと説明が必要だったと思います
評価:B-

 

 

New York Times

人間の傲慢さを描いたこの約2時間の寓話は、冷たく堅苦しくて見る人を感情的に遠ざけてしまいます
2.5/5

 

 

New York Post

アーシュラ・K・ル=グウィンの一連の小説を基にした、この真摯で哲学に満ちた物語は、原作の要素を想像力豊かに組合せ、壮大なクライマックスへと盛り上げる
アイルランド風の音楽の恩恵もあり、登場人物がただ野原に立っているだけで、厳粛な荘厳さに満ちているように見える
宮崎作品の遺産は良い手に委ねられた
3/4

 

 

San Francisco Chronicle

宮崎吾郎は間違いなく父親のダークな一面を受け継いでいる
「ゲド戦記」のテーマや映像はスタジオジブリファンにはお馴染みのものだが、ストーリーとアニメーションは一歩劣っている
この映画は幼い子供には怖すぎるし、年配のファンは父親の作品と比べてあまり出来が良くないことに注目するだろう
2/4

 

 

Seattle Times

難解で混乱を招く「ゲド戦記」のストーリーは、結末に近づくにつれて、ますます曖昧になっていきます
2/4

 

 

Time Out

風景と音楽は素晴らしい
愛情を込めて細部まで描かれた港町、風が吹く野原
しかし、それらは物語の本質から、ほとんど切り離されている
アレンの憂鬱とその自己実現への過程は、感情的な筋が弱く、ただの付け足しのように感じられる
一方で性別を超越したクモは、素晴らしい悪役だった
3/5

 

 

Guardian

父親の作品の特徴である遊び心やユーモア、視覚的な華やかさが欠けていると不満を漏らす評論家もいるようだ
そうかも知れないが、私は「ゲド戦記」がだんだん好きになってきた
アニメーションのシンプルさと繊細さ、水彩画のような質感が、ドラマを効果的に高めていた
魅力的な作品だ
3/5

 

 

BBC.com

「千と千尋の神隠し」や「ハウルの動く城」のような息を呑むような華やかさに欠け、スタジオジブリの作品としては驚くほど陰鬱なものとなっている。
ジブリのファンはアニメーターたちの見事な仕事に感心するかも知れない
それでもスタジオのもっとも寛容なファンでさえも、この作品に魅了されることはないだろう
3/5

 

 

 

 

観客のレビュー

「楽しい映画でしたが、巨匠の息子である吾郎監督の作品なので、もっと素晴らしいものを期待していました。また時々非常に退屈なところもありました」

 

「この映画は不評のようですが、私はずっとこの作品を気に入っていました。映画自体はよく出来ていると思います」

 

「ゲド戦記の映画化としては完全な失敗作。ジブリ作品のファンなら見る価値があるが、原作のファンは見ない方がいい」

 

「正直言って、この映画がこれほど酷評されているのが驚きです。ジブリの他の作品とは違うかも知れませんが、とても魅力的ですし、ドラゴンも良かったです」

 

「スタジオジブリはこの作品まで、一度も駄作を作ったことがなかった。宮崎吾郎はジブリを台無しにしてしまった」

 

「最高の映画です。世界がとてもカラフルで、サウンドも最高でした。アレンと女の子が一緒にいるところが可愛かったです」

 

「最悪というわけではないのですが、正直味気なくて退屈です」

 

「出だしはエキサイティングだったが、その後は方向性を見失い、残念な結末となった」

 

「登場人物は非常に平凡で、誰にも共感できません。2時間も長すぎます。ただし、アニメーションは素晴らしく、風景も美しかった。アクションもよく出来ていました。全体的にストーリーは最高ではありませんが、しっかりとしたエンターテイメント性があります」

 

「ゲド戦記はスタジオジブリの最高傑作とは程遠いが、それでも十分に楽しめる作品であり、アニメーションも美しい。雰囲気が特に魅力的だと思った」

 

「この作品はスタジオジブリの作品で、もっとも過小評価されていると思う。世界観は魅力的で、アニメーションは素晴らしい。傑作とは言えないが良作。これほど酷評を受けるほどではない」

 

「一面的なキャラクターと退屈な脚本。独自性が何もない」

 

「大きな可能性は感じられるが、非常に平凡。コンセプトと美術は素晴らしいが、他のジブリ映画と比べると複雑さと感情が欠けていた」

 

「期待を裏切る大作。ストーリーは散漫で、登場人物は信じられないほど退屈。特に主人公は魅力が全くなく、応援しづらい」

 

「スタジオジブリの作品の中で、もっとも視覚的に美しい。この映画の最大の問題は、とても展開が遅いことです。見ていて眠くなります」

 

「キャラクターの背景がほとんどなく、動機も不明瞭。この映画にはガッカリした」

 

「最初から最後まで美しい」

 

「スタジオジブリの最高傑作ではないが、さらに探求できる興味深いコンセプトだった。しかし、ストーリー展開は退屈で、本来あるべき魅力を十分に発揮できていない」

 

「2.5/5。ジブリ映画にこんな低い点数をつけるのは嫌だが、この映画はとにかく味気なく、他のジブリ作品に遠く及ばない。最大の問題は、非常に中身のない登場人物の動機である」

 

「何かテーマを伝えようとしているのは分かるのだが、ゲド戦記は信じられないほどエネルギーが足りない感じがする」

 

「スタジオジブリ作品の中では最もがっかりした作品。アニメーションは印象に残らず、ストーリーも複雑で乱雑」

 

「最初、この作品が大好きになるだろうと思ったが、終わってみれば平均以下だった」

 

「素敵な映画だったが、ストーリーがちょっと散漫」

 

「視覚的に魅力的で、素晴らしいメッセージが込められたファンタジー映画だと思います」

 

「この映画が描く厳しく不安な現実は、他のジブリ作品にはない魅力がある。人間の本性と貪欲さを描いた大人向けの作品だ」

 

「2人の子供たちはこの映画を楽しみましたが、私は退屈でした。ドラゴンの出番がほとんどないのもガッカリ」

 

「私はこの映画が大好きで、正直言ってこんなに非難される理由が理解できません。確かにスタジオジブリの最高の映画ではないし、原作に忠実すぎるわけでもありませんが、この物語は私に人生について多くのことを教えてくれ、辛い時期を過ごした時に助けてくれました」

 

「悪くはないが、ただありきたり。それでも壮大で、視覚的に美しい」

 

「ゲド戦記はユーモアのない冴えない脚本に悩まされており、何を伝えたいのかがよく分からない。スタジオジブリ作品としては、コレクションする価値のない映画だ」

 

「他のジブリ映画とは少し違っているが、暗い雰囲気と緊迫感には惹かれるものがある」

 

「ストーリーはあまり好きではありませんでしたが、世界観とビジュアルは気に入りました」

 

「ジブリ作品としては暗すぎるかも知れないが、私は楽しめた」

 

「悪い評判をたくさん聞いていたので、見るのを控えていましたが、見て良かったです。アニメーションは美しく、ストーリーも魅力的です。ジブリの最高傑作ではありませんが、とても楽しめました」

 

「確かに欠点も多いが、意欲的な部分も多い。当たり障りのない他の映画よりも、私は評価する」

 

 


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コメント

  1. 匿名 より:

    原作未読者にとっては意味不明な映画だったろうが、原作既読者にとってはもっと意味不明な映画だったから安心していいぞ

    ちなみに「テルーの歌」を歌っていた顔に火傷のあるヒロインは、原作だと赤ん坊の頃に焚火に投げ込まれてるから、半身がケ〇イド状の化け物みたいな外見で言葉もろくに喋れない脇役なんや

  2.   より:

    やっぱ外国人からも評判悪かったんだな

  3. 匿名 より:

    原作者が観て憤慨したらしい

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