
「日々は過ぎれど飯うまし」は日本では、2025年4月から6月までTOKYO MXほかにて放送された
P.A.Worksが手掛けたオリジナルアニメ
ストーリー原案はあっと
河合まこは食べることが好きな大学一年生
ある日、まこは幼馴染の小川しのんと再会
しのんに勧誘されて、食文化研究部に入ることになるが…………
食べて、笑って、友情を深めていくハートフルコメディ「日々は過ぎれど飯うまし」
果たして海外ではどういう評価をされているのか?
「日々は過ぎれど飯うまし」
稲荷女子大学1年生の河合まこは、食べることや料理が大好き
しかし、内気なまこは日々を波風立てないように暮らしていた
そんなある日、まこの前に現れたのは小学校の幼馴染である小川しのん
彼女も同じ大学に通っていたのだ
しのんとその友達の比嘉つつじ、古舘くれあは、新たに作るサークル「食文化研究部」にまこを誘う
迷った末、意を決して入部を決めるまこ
ところがその「食文化研究部」はダミーサークルだった
しかし、大学事務員の太田まゆみから、活動内容のないサークルは廃部になると告げられる
絶望するしのん
そんなしのんにまこは、自分たちで料理をすることを提案し…………
Quroによるコミカライズ
河合まこを演じるのは嶋野花
古館くれあは加隈亜衣
小川しのんは青山吉能
比嘉つつじは乾夏寧
星ななは会沢紗弥
ストーリー原案はあっと
シリーズ構成は比企博能
監督は川面真也、春水融
アニメーション制作はP.A.WORKS
海外の評価
アメリカでは「Food for the Soul」のタイトルで配信された
現時点でのIMDbのスコアは7.4/10
メディアの評価
Anime News Network
「日々は過ぎれど飯うまし」は日常系アニメの穏やかで心暖まる側面を体現しています
気ままな日々の奥深さを、料理を楽しむ夜で締めくくる魅力的なシリーズです
これ以上、何を求めるでしょうか?
予想通り軽めのストーリー展開で、よくある日常描写が散りばめられています
そして、同じような日常系アニメ「mono」よりも、キャラクター描写が少しだけ充実しています
まことしのんはクラブで一緒に活動することによって、幼少期の絆が再構築されていきます(2人が旧友たちと再会するエピソードもあります)
そして、私がそれ以上に気に入ったのが、ななとつつじの関係です
2人は完璧な対照をなしていますが、極度の人見知りのななをつつじがサポートする、とても良い関係になっています
各エピソードでは、彼女たちが様々な料理を調理し、それを口いっぱいに頬張る様子が見られます
そして、その料理が本当に美味しそう
画面から香りが漂ってきそうです
この作品は日常系アニメとして、際立った個性はありません
そのため、このジャンルのファンにとっても、強くは印象に残らないかも知れません
それでも、この作品の暖かくて楽しい雰囲気は、本当に魅力的です
評価:A-
THEM Anime Reviews
日常系アニメには「ARIA」を筆頭に、「ゆるキャン△」「ふらいんぐうぃっち」といった優れた作品が存在します
幸い「日々は過ぎれど飯うまし」もかなりしっかりした作品です
ビジュアルとアニメーションは全体的に良好です
女の子たちはとても大学生に見えませんが、デザインは魅力的です
料理はとても美味しそうに描かれています
そして、つつじのウクレレはこの作品の雰囲気を盛り上げます
全体的に見て、「日々は過ぎれど飯うまし」を観終えて、かなり満足しました
私のお気に入りの作品と完全に同じレベルではないものの、良い場面は十分にあったので、自信を持ってお勧めできます
この作品の核となるメッセージは、「何かに全力を尽くす必要はない」ということのようです
自分たちのペースで楽しむだけで良いのです
そんな風に気軽に取り組めば、自分が好きなことを見つける勇気が湧いてくるはずです
誰にでもお勧めの、とても可愛い日常アニメです
4/5
Anime Corner
「のんのんびより」は私の一番好きなアニメなので、「日々は過ぎれど飯うまし」には大きな期待をしていました
そして最初の3話を見ただけで、すっかり夢中になりました
ところがエピソードが進んでいくと、徐々に物足りなさを感じ始めました
この作品のメインテーマは料理だと思ったのですが、次第に日常のドタバタに取って代わられます
迷子のペットを探したり、夜の学校を探検したり、運転免許証を取得したり、こういったエピソードがつまらなかったわけではありません
しかし、女の子が食文化研究部に参加するという物語としては、方向性が定まっていないように感じました
例えば、「ヤマノススメ」や「ゆるキャン△」は、それぞれハイキングとキャンプというニッチな分野に重点を置いています
しかし、「ひびめし」ではそこまで料理に踏み込んでいないように感じました
またキャラクターが大学生であることは素晴らしいのですが(高校の部活アニメが多すぎます)、「のんのんびより」の小学生たちがやるようなギャグを大学生がやるのは、少々無理があります
ここまで辛辣なことも書きましたが、このシリーズは2025年の私のトップ10番組に入ると思います
リラックスできる雰囲気とキャラクターの個性が大好きでした
もし第2期が実現したら、喜んで見ます
7/10
視聴者のレビュー
「これは隠れた名作アニメです。キャラクターからプロットまで、全てが非常によく練られています。キャラクター設定は素晴らしく、まるで現実の大学生のようです。彼女たちのやり取りは、思った以上に笑わせてもらいました。アニメーションに関しても、PA Worksは素晴らしい仕事をしました。シーズン2をぜひ制作して欲しいです」
「『ひびめし』はストレスの多い1日の終わりに見る心地よい癒し作品というだけではありません。友情こそが最高の喜びの一つであることを再確認させてくれる、まさに真の心の糧です」
「これは素晴らしい作品で、日常系アニメに求めるものが全て揃っていました。高校の部活ではなく、大学のサークルを舞台にしている点も新鮮でした」
「本当に今までで一番可愛いアニメで、もうメチャクチャ好きです。このアニメは料理、旅、そして友情について描かれています。それ以上でも以下でもなく、まさに完璧です。そして、料理が凄く美味しそう。画面ごしに食べたくなりました」
「今期の日常アニメで最高の作品。『のんのんびより』の大人バージョンと言えるでしょう」
「激しいドラマやアクション満載のアニメから一息つきたいなら、『ひびめし』はお勧めです。オープニングとエンディングの曲は、このアニメの良い点の一つです。特にマコたちの楽しそうな様子が伝わってくるエンディングは本当に素晴らしいです。とても良質な日常アニメです」
「これこそ私の好みのアニメ。もっと見たい」
「楽しく見ました。料理はどれも美味しそうです。日常生活を描いたアニメで、飽きずに楽しめます。アニメーションもしっかりしています。各エピソードは個性的で、様々なキャラクター同士のやり取りを見るのが素晴らしかったです。友達にもすすめたいです」
「楽しいアニメではありますが、食をテーマにした作品としては物足りなかった」
「『ひびめし』を最も的確に表現すると、驚くほど普通です。登場人物や舞台設定も、現実世界で出会える場所や人々のように感じられます。アニメーションも派手すぎないながらも素晴らしい出来栄えです。居心地が良く親しみやすい雰囲気で、本当に楽しいです」
「このアニメを見て本当に楽しかったです。疲れてただリラックスしたいなら、まさにぴったりです。キャラクターデザインが本当に気に入りました。みんな可愛くて優しくて、それぞれ個性のある女の子たちです。日本の文化の多くの側面も描かれていて、ぜひお勧めします」
「つつじちゃんが可愛かった。全体的にリラックスしてくつろぐのに良いアニメでした」
「このアニメにはスリルもサプライズもドラマもありません。でも、それでいいんです。笑顔になってリラックスできるアニメが好きで、美味しい料理を見て、魅力的なキャラクターと過ごすのが好きなら、まさにこのアニメはあなたが求めているものです」
「食をテーマにした素晴らしい日常系アニメです。大学生や大人ならではのエピソードもあり、このタイプのアニメにありがちな高校生ものとは一味違う、非常に新鮮な展開となっています。キャラクターデザインも個性的で可愛い。特に『のんのんびより』好きにはお勧めです」
「正直言って、これは今まで見た中で一番期待外れな日常アニメです。ほとんど何も起こらず、あまりにも退屈です。登場人物たちも魅力が感じられませんでした。ただし、高校生ではなく大学生という設定は良かった」
「この番組が大好きです。『けいおん!』を思い出します。アニメーションは一貫して素晴らしく、音楽も軽快な雰囲気を引き立てています。シリアスになりすぎることもなく、全体的に見て楽しいです」
「文句なしに最高の日常系アニメです。辛い1日や1週間の終わりに、心が暖かくなるようなアニメを観たいなら、このアニメはまさにうってつけです。キャラクターも魅力的で、特にまことくれあの関係が好きでした。ななも面白かったです」
「『ひびめし』はPA作品で一番好きかも知れません。この作品を観ている時の心地よさが本当に好きでした」
「この作品は『のんのんびより』の精神的な後継作と言えるでしょう。あの作品が終わった時はガッカリしたので、『ひびめし』を見つけた時は本当に嬉しかったです。キャラクターで気に入っているのは、無計画でお調子者のおしんこです」
「『日々は過ぎれど飯うまし』の根底にあるのは友情の喜びと、他者と築く思い出です。シンプルな食事や共有するひとときが、いかに人々を近づけるかを美しく描いています。視聴者にとって、この作品は真の友情が存在し、人生をより幸せで楽しいものにしてくれることを思い出させてくれます。キャラクターに関しては、まこちゃんの成長は感動的でした。この作品は思い出を大切にし、人とのつながりを深めることの重要さを思い出させてくれました」
「日々は過ぎれど飯うまし」をAmazonビデオで視聴

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コメント
>「正直言って、これは今まで見た中で一番期待外れな日常アニメです。ほとんど何も起こらず、あまりにも退屈です。登場人物たちも魅力が感じられませんでした。ただし、高校生ではなく大学生という設定は良かった」
外国人特有の日常アニメの定義がちょっと違うタイプの人っぽいな
日常アニメはまあ大体何も起こらないものなのに
外国人の中には、現実的な世界観で生活が描かれていると日常アニメと判断する人がいるんよね
例えば「あの花」「とらドラ」「四月は君の嘘」あたりも日常アニメだと言う人もいる
日本でいう日常系を英語で表現したサブジャンルが Slice of life(SoL)で、これは日本アニメでのみ使用されてるジャンル名じゃなくて元から文学とかでも使われてたジャンル表記をアニメのサブジャンル表記に流用してるだけなんだよね
スライス・オブ・ライフは【日常の一コマ】の意味はもちろんあるので間違いなく日本でいう日常系を含んでいるんだけれど、【人生の一片】とお堅い意味も含んでる
日本の日常系の感覚だと↑コメさんの言う通り何も起こらないのが普通という感覚で
海外のSoLの感覚だと↑コメさんも上げた通りの3作品もSoL作品になる。『6才のボクが、大人になるまで。』って作品を日本では日常系だなどと言う人は皆無だろうが、海外はSoLの名作のように表されるから何もなさすぎると肩透かしをくらう視聴者さんもいるかも
CGDCT(かわいいおんなのこがかわいいことするだけ)というサブジャンル表記が有ればそれでもいいんだろうけれど、ちょっと侮蔑的な意味も含んだスラング出身の呼び方なんで、動画配信サイトのジャンル表記には用いれないんだろうね