劇場版「オーバーロード」聖王国編はアメリカでは、2024年11月8日に劇場公開された

日本での公開は2024年9月20日
丸山くがねの人気ライトノベルを原作とするテレビアニメ「オーバーロード」シリーズの劇場版
原作でも人気の高い「聖王国編」のエピソードをアニメ化
聖王女カルカが統治するローブル聖王国は、魔皇ヤルダバオトと亜人連合軍の侵攻で窮地に陥っていた
聖騎士団長レメディオスはアインズ・ウール・ゴウン魔導国に助けを請うが…………
「オーバーロード」初の完全新作劇場アニメ「聖王国編」
果たして海外ではどういう評価をされているのか?
劇場版「オーバーロード」聖王国編
聖王女カルカの下、平和な時代を謳歌していたローブル聖王国
しかし、突如現れた魔皇ヤルダバオトと亜人連合軍が聖王国に侵攻してくる
聖王国は聖騎⼠団⻑レメディオス、神官団⻑ケラルトをはじめ、戦力を結集し迎え撃つも、ヤルダバオトとの圧倒的な⼒の差に為すすべもなかった
さらにはその戦いで、カルカとケラルトは行方不明になってしまう
残されたレメディオスはヤルダバオトに対抗するために、聖騎⼠団と従者ネイアを伴い、とある国へと助けを請いに向かった
その国の名はアインズ・ウール・ゴウン魔導国
アンデッドが統べる異形の国家であった…………
原作は丸山くがねのライトノベル「オーバーロード」
アインズを演じるのは日野聡
アルベドは原由実
デミウルゴスは加藤将之
シズ・デルタは瀬戸麻沙美
ネイアは青山吉能
レメディオスは生天目仁美
カルカは早見沙織
ケラルトは戸松遥
キャラクターデザインは田崎聡
監督は伊藤尚往
アニメーション制作はマッドハウス
海外の評価
アメリカでは「Overlord: The Sacred Kingdom」のタイトルで公開された
現時点でのIMDbのスコアは6.8/10
ロッテントマトの観客支持率は94%
メディアの評価
411mania
日本の異世界ものは漫画やアニメを含め、数多く存在します
しかし、「オーバーロード」はその緻密な世界観と型破りなプロットによって、群を抜いています
聖王国編は比較的独立した章ですが、細部を理解するにはテレビシリーズの知識が不可欠となります
そのため新しい視聴者は取り残されてしまうかも知れません
またシリーズのファンでも、アルベドの出番が少なくてガッカリする人もいると思います
物語は主に新しいキャラクターであるネイアを中心に展開します
ネイアとシズの掛け合いは楽しかった
この映画の主な欠点は、サスペンスが希薄なところです
全てはアインズの部下デミウルゴスの計画によるものなので、真の意味でアインズが恐ろしい敵に立ち向かったり、窮地に陥ることはありません
また新しい観客たちは非道徳的な主人公たちに、不快感を覚えるかも知れません
けれど、「オーバーロード」は典型的な善と悪を描いたファンタジーとは異なり、それがこの作品のユニークなところです
マッドハウスは「オーバーロード」の世界をさらに拡張する素晴らしい劇場版を生み出しました
8/10
IGN Movies
長寿アニメシリーズの映画化としては残念な出来栄え
この映画は新しい観客はもちろん、シリーズのファンにとっても物足りない作品になっています
物語を2時間に収める必要があったため、展開は時折駆け足に感じられます
ネイアの成長はこのストーリーの良き基盤となっていますが、彼女が実際に危険にさらされることはありません
全ての首謀者であるアインズが彼女を気に入っているからです
アインズが強大な敵と遭遇する場面は、一瞬盛り上がりを見せますが、その壮大な戦いは遠くから見守るキャラクターたちの退屈な描写で終わります
戦闘そのものはほとんど描かれません
この映画はテレビシリーズで省略されたエピソードですが、この精彩を欠いた作品を見ていると、省略されたのも納得と思ってしまいます
4/10
Guardian
「オーバーロード」聖王国編は一見お決まりのファンタジーだが、政治を巧みに描き出すことで、他とは一線を画している
ゲーム・オブ・スローンズではないとはいえ、この派閥間の争いとあり得ない同盟の紆余曲折には、心地よい説得力がある
アインズは聖王国を悩ませる亜人たちに対しても、臣民である人間に対しても、慈悲深く平等だ
臆病なネイアと友情を築く一方で、多くの命を救うために1人の命を犠牲にすることをいとわない、現実的な冷酷さも持ち合わせている
アニメ風に支離滅裂ではあるものの、この物語にはリーダーシップと正義についての一貫したテーマが息づいている
そして、戦闘シーンも伊藤尚往監督は執拗には描かず、控えめなものになっている
そこにはどこか洗練された雰囲気が感じられ、もう少し焦点を絞れば、将来的には「もののけ姫」の領域にまで到達できるかもしれない
3/5
観客のレビュー
「手に汗握るストーリー、ハイテンポなアクション、そして息を呑むようなアニメーションが、このオーバーロード最新作を真に壮大なものにしています。いまだにモモンガは私の冒険心を掻き立てます。このダークで魅惑的な世界に引き込まれずにはいられません」
「ストーリーが面白かった」
「オーバーロードは今回も期待を裏切らなかった」
「これは絶対に見るべき作品です。オーバーロードの続編をようやく見ることが出来て本当に嬉しいです。この映画は壮大な計画と邪悪な陰謀に満ちています。残念だったのは上映している映画館が、なかなか見つからなかったことです」
「最高でした。シリーズの中でも、ストーリーが特に素晴らしかったです。アニメがあまり好きではない妻も、原作を知らなくても楽しんでいました」
「オーバーロードは大好きですが、この映画は本当に素晴らしいです。10/10です。次のシーズンがすぐに来ることを願っています」
「テレビシリーズと比べるとかなりクールでした」
「私はオーバーロードが大好きなので期待していたのですが、会話が多すぎて退屈でした」
「オーバーロードの大ファンとして、この映画を心から楽しみました。でも、原作2冊分の内容を詰め込んでいるので、少し急ぎ足な印象を受けました。私が最も楽しみにしていたシーンが、いくつかカットされていたのも残念です」
「魅力的なキャラクター、ブラックユーモア、ストーリーも魅力的で楽しい作品でした。ただし、アニメーションのクォリティはテレビシリーズと大差ないように感じました」
「素晴らしい映画です。10/10でお勧めします」
「スクリーンで見ることが出来て、とても嬉しかったです。映像は素晴らしかった」
「良かったのですが、テレビシリーズを見ていない人は、ほとんど理解できないでしょう」
「正直に言うと、オーバーロードのファンとして、この映画は完全に時間の無駄でした。アクションシーンに映画レベルのアニメーションを期待しているなら、見る価値はありません。ストーリーも本当に退屈で、20ドルを返してもらいたいです」
「映画は素晴らしかった。小説2冊分の物語を扱っているのでテンポは速かったけれど、重要な部分は全てしっかり描かれていた。アニメーションも素晴らしく、見応えがあった」
「アニメーションは大部分で良かったし、キャラクターも本当に魅力的だったが、最後の戦闘が拍子抜けだった」
「素晴らしい戦闘シーンと、キャラクターたちの新たな一面。オーバーロードファンなら必見」
「来シーズンへの良い架け橋」
「オーバーロード前シーズンでは描かれなかったエピソードを補完した作品。アインズが世界征服へと向かう道のりを描いた、もう一つのダークな物語。シリーズファンなら必見」
「素晴らしくて楽しい映画でした。ただし、あまり予算をかけていないように感じたので、テレビシリーズでやっても良かった気がします」
「戦闘シーンは中程度だった。マッドハウスにはもっと期待したい」
「映画自体は面白かったのですが、戦闘シーンが詳しく描かれなかったのは残念です。まあ、それがオーバーロードという作品ですからね」
「私はオーバーロードの大ファンですが、映画は新キャラクターがめちゃくちゃウザかったです。結局、目新しいものはありませんでした」
「映画は大好きだけど、アルベド様が足りない!」
「アニメシリーズは見たことがなかったのですが、なかなか良かったです。確かに色々と見逃しているとは思いますが、それでも楽しめました」
「最高でした。このシリーズの好きなところが全部詰まっていました」
「テレビシリーズよりも少しグロテスクなシーンが多かったですが、とにかく大満足でした。今後の展開が楽しみです」
「シリーズのファンなら誰でもこの映画を気に入ると思います。いちいちルーン技術の宣伝をするのが笑ってしまいました。もっとグッズがあればいいのにと思います」
「オーバーロードのファンですが、この映画は期待外れでした。もっとアインズ様の壮大な戦闘シーンが見たかったのですが。クライマックスも物足りなかった」
「この映画は原作小説をとても上手く要約していると思います。もちろんカットされた部分もありますが、それでも楽しめました。第5期が待ち遠しいです」
「ライトノベルとアニメの両方のファンとして、この映画は本当に素晴らしかったです。原作の名場面や主人公の独白も忠実に再現されていました」
「オーバーロードのファンである私にとって、この映画は期待をはるかに超える作品でした。ユーモア溢れる演出に、私だけでなく他の観客も大笑いしてしまいました」
「本当に素晴らしい。この映画の後もシリーズが続くことを心から願っている」
「オーバーロードが大好きで、シーズン1~4も7回くらい見直しています。この映画はチケットを買う価値は十分にありました」
「超最高でした。劇場で見れて、本当に良かったです」
「人生初のアニメ映画でした。ストーリーを全然知らなかったので、分からない部分も多かったですが、すごく気に入りました」
「素晴らしい映画です。IGNの評価に惑わされないでください。彼らにはアニメを評価する権利はありません」
「史上最高の映画。アインズ・ウール・ゴウン様、万歳!」
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コメント
またマッチポンプかという意見も分かるんだけど、デミえもんが聖王国に色々仕掛けているのはかなり前から示唆されていたから、どうせ支配下に置く以上、他にどうしろってなるので、そこにツッコんでも仕方が無い
どちらかというと今回の話は、人間なのにアンデッドのアインズの狂信者になるキャラが登場する、というのがポイントじゃ無かろうか