「コードギアス 復活のルルーシュ」はアメリカでは、2019年5月5日に限定公開された
日本での公開は2019年2月9日
人気アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」シリーズの完全新作劇場版
この映画は2017年から2018年の間に公開されたテレビシリーズを再構成した劇場版3部作の続編となる
“ゼロ・レクイエム”が達成されてから2年が経った
世界はルルーシュが遺した平和を維持していたが、ナナリーとスザクが何者かに連れ去られ…………
根強い人気を誇る「コードギアス」の劇場版
果たして海外ではどういう評価をされているのか？
「コードギアス 復活のルルーシュ」
ゼロレクイエムが達成され、世界に平和が訪れてから1年が経った
世界人道支援機関の名誉顧問となったナナリーは、スザク扮するゼロを連れて難民キャンプを視察に訪れていた
そこで2人は謎のナイトメアフレームの襲撃に遭い、連れ去られてしまう
事件を解明するため、シュナイゼルの密命を受けたカレン、ロイド、咲世子は、「戦士の国」と呼ばれるジルクスタン王国に潜入
そこで彼らは謎のギアス使いに、ホテルで襲われる
強力なギアスを前に3人は窮地に陥るが、ホテルに泊まっていたC.C.と再会し…………
ルルーシュを演じるのは福山潤
C.C.はゆかな
枢木スザクは櫻井孝宏
脚本は大河内一楼
監督は谷口悟朗
アニメーション制作はサンライズ
海外の評価
アメリカでは「Code Geass: Lelouch of the Re;Surrection」のタイトルで公開された
現時点でのIMDbのスコアは7.3/10
ロッテントマトの観客支持率は81％となっている
メディアの評価
THE REVIEW MONSTER
この映画は声優、アニメーション、音楽が優れており、全体的にいくつかの素晴らしいアクションシーンがあります
またルルーシュとC.C.の関係はこの映画のハイライトであり、とても感動的です
奇跡の男が再び活躍し、華麗な戦術で敵を打ち負かすのを見るのはとても楽しかった
けれど「復活のルルーシュ」は別宇宙のストーリーとはいえ、テレビ版の結末の価値を多少損ないます
コーネリアなどキャラクターの行動にも、少し違和感がありました
それでも「コードギアス 復活のルルーシュ」は良い映画です
元のシリーズと新しいシリーズの間にチグハグさがあっても、いくつかの素晴らしい瞬間がありました
3/5
The Reel Bits
神話を深く掘り下げ、未来への道筋を示す続編
以前の劇場版3部作で悩まされた問題のいくつかは、ここでも引き継がれています
大河内一楼の脚本は驚きの連続ですが、せわしないようにも感じます
この映画が本当に興味深いのは、「ゼロ」としての傲慢な意志から解放されたルルーシュという人物を探求する時です
映画の最後の瞬間は、コードギアスの新しい方向性を暗示しています
これがフィナーレだったとしても、シリーズは前向きな印象を残しました
3.5/5.0
Attack On Geek
コードギアスは本当に大好きなシリーズで、終わり方も完璧だった
映画でルルーシュが生き返ると聞いて、私はその噂に懐疑的でした
ですが本当にルルーシュは死から蘇りました
アニメシリーズのストーリーの魅力は、映画では失われているように感じます
物語はせっかちに感じられ、ルルーシュを生き返らせることを正当化するためだけに、全てが動いているように見えた
しかし、この映画は見る価値があり、懐かしいキャラクターとの再会や、狡猾なルルーシュの行動など見ていて楽しかった
全体としては楽しい映画でしたが、もう一度見ることはないでしょう
Anime UK News
「コードギアス 復活のルルーシュ」は元の結末を台無しにしたり、変更を加えたりはしません
それ自体が面白い映画であり、受け取るかどうかは観客の自由です
けれど、2時間をつぶす楽しい方法であり、お気に入りのキャラクターと再会する最後のチャンスでもあります
7/10
Anime Rants
アニメーションはテレビシリーズよりも素晴らしく、全てが洗練された印象です
しかし、ルルーシュの復活というテーマは貧弱で、中身がありません
それはルルーシュに生きていて欲しいというファンに向けた巨大なファンサービスに過ぎない
シリーズの魅力だった豊かで心理的なテーマはなく、ガッカリでした
この映画を見たことを後悔していないのは確かですが、テレビシリーズに比べると格段に落ちます
ルルーシュが生き返るのを本当に見たいのでない限り、お勧めしません
6.8/10.0
Anime News Network
コードギアスでのルルーシュの死は、それを優れたアニメから絶対的な名作に引き上げました
彼の死はルルーシュというキャラクターの究極的な集大成です
映画で生き返ったルルーシュには、もう秘密や隠し事はありません
彼は友人や愛する人が安全であること以外は、何も望んでいない男です
皮肉なことに、ルルーシュはついに本当のヒーローになりました
結局のところ「コードギアス 復活のルルーシュ」は奇妙な映画です
厳密に言えば、存在する必要はありません
テレビシリーズは満足のいく結末を迎えています
少なくともこの映画には、元のシリーズとは別の宇宙という抜け穴が用意されています
オリジナルのコードギアスを愛するファンは、好みが合わなければこの映画を完全に無視できます
それでも受け入れるなら、「復活のルルーシュ」は非常に興味深い「もしも」となります
評価:B
観客のレビュー
「私はこの映画が大好きです。素晴らしいストーリーがあります。理想的な結末を楽しむために、テレビシリーズの後で見ることをお勧めします」
「テレビシリーズは完璧な形で終わったので、続編は必要ないと思っていました。それでも好奇心が勝って、映画を見に行きました。これまでのような複雑さやドラマはありませんが、確かに原作のエピローグとしては十分に機能している。もはや夫婦のルルーシュとC.C.の姿や、カレンとスザクが初めて並んで戦うのを見ることが出来ます」
「10年待った後、ようやくハッピーエンドが見られたのは驚きでした」
「ツッコミどころはありますが、全体的に映画は楽しかったです」
「あなたがコードギアスのファンなら、この映画を気に入るはずです」
「この映画を理解するには、総集編映画3部作を見る必要があります。3部作を理解するには、テレビシリーズを見る必要があります。コードギアスの復活は失敗した」
「コードギアスR2は、たとえそれが非常に悲しいものだったとしても、アニメシリーズの史上最高の結末の1つでした。では、この映画は必要でしたか？ いいえ。では、楽しめませんでしたか？ めちゃくちゃ楽しんだ！」
「シリーズの完璧な続編であり、シーズン3の可能性を残しました。全てのファン、必見！」
「映画は素晴らしかったが、本当にシリーズ化すべきだった。また10年後に何かが起こることを祈ってます」
「シリーズを2時間の映画に詰め込んだ感じ。アニメーションと戦闘シーンはよく出来ています。ルルーシュはテレビシリーズの方が魅力的でしたが、本当に楽しい映画でした」
「この映画は元のシリーズの満足いく結末への明らかな裏切りです。ただし、コードギアスで好きだった部分はそのまま残っており、何だかんだで楽しめた」
「私はコードギアスがずっと大好きです。この映画はコードギアスの世界全体を台無しにしています。物語は10年前に終わるべきでした」
「このシリーズが好きなら必見です。映画の結末は素晴らしい」
「シーズン2の結末に満足している場合には、この映画を無視していいと思います。でも、よりハッピーな結末を望む場合は、見ることを強くお勧めします。このアンコールは一見の価値があります。度を越えたファンボーイの意見は気にしないでください」
「この映画をシリーズの続きとは思ってはいけません。ファンサービスとしては、よく出来ています」
「これは私が今まで見た中で、最高の映画の1つであり、Blu-Rayも買うつもりです」
「この映画は全くの蛇足で、お金のために作られたように感じました」
「良いアニメ映画ですが短すぎます。25エピソードの第3シーズンでやるべきだった。ただし結末は素晴らしく、ファン全員が望んだものだと感じました」
「コードギアスのもっとも楽しいポイントの1つは、ルルーシュと対戦相手との駆け引きでした。この映画ではシリーズでは見事だった紆余曲折が全くありません。またルルーシュを復活させたことは、完成度の高いアニメシリーズを弱体化させました。シェークスピアがリア王やオセロを復活させるようなものです。ファンとしては、それなりに楽しめるのが悲しい」
「私は地元の映画館で、この映画を見ました。大画面で見た初めてのアニメ映画であり、率直に言って最高でした。ファンには強くお勧めします」
「私はこのシリーズが大好きだが、映画は酷い。コードギアスはアンチヒーローの物語でした。映画は完全に善VS悪になっています。凄く違和感がありました」
「コードギアスR2はルルーシュの物語の完璧な結末でした。それは分かっていますが、復活のルルーシュはファンサービス映画であり、ファンとして十分に楽しめた。その事実が重要です」
「ストーリーはそれなりでした。しかし、そんなこと誰が気にしますか？ ルルーシュにまた会えた！ 私はこの映画を愛さずにはいられません」
「映画を見るためにはるばる車で、1人で劇場まで行きました。懐かしいキャラクターたちを再び見られただけで、私は満足でした。ルルーシュ・ランペルージという名前を初めて聞いてから、10年以上経った今でも、私はこのシリーズを愛しています」
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コメント
私はコードギアスの別シリーズ〈亡国のアキト〉を観た事が有りますが、個人的にルルーシュ以外の主人公は、全く受け付けませんでした。…コミック版でも、ルルーシュ以外が主人公の作品を見掛けましたが、読み進めても、ルルーシュの時程、のめり込めなかったと、今でも断言出来ます。…劇場版の批評がしたいなら、其方も確認してからにして欲しいです。
コードギアスは今でも僕の中で1番好きな作品です。あれほど心揺さぶられた作品はありませんでした。ただ正直言うと昔のテレビ放送時のものが完璧過ぎて、総集編劇場三部作からの復活は個人的にはイマイチという感想です。
内容を改変したことも許容できなかったのと、無理にでもルルーシュは生き返らせる必要はあったのだろうかと今でも思ってます。
確かに観たかった共闘はあったけど、KMF戦闘もそこまでだったし総合的には60点くらいだったな〜って感想です。