【海外の反応】「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の評価は!?

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「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」はアメリカでは、2021年7月1日にNetflixで配信された

日本での公開は2021年6月11日

「ガンダム」シリーズの生みの親である富野由悠季が手がけた1989年出版の同名小説を劇場アニメ化
全3部作の第1弾となる
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」から12年後の宇宙世紀105年(U.C.0105)
アムロとシャアの意志を受け継いだ青年ハサウェイ・ノアが、腐敗した地球連邦政府に反旗を翻す姿を描く

ブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノアの戦いを描いた劇場アニメ
果たして海外ではどういう評価をされているのか?

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「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」

第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)から12年後の宇宙世紀105年(U.C.0105)
腐敗した地球連邦政府によって地球の汚染は加速し、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」も行っていた
そんな連邦政府に対し、反地球連邦組織「マフティー」が立ち上がった

その組織のリーダーはマフティー・ナビーユ・エリンと名乗った
彼の正体は連邦軍大佐ブライト・ノアの息子、ハサウェイ・ノアだった
かつてアムロとシャアの戦いを見届けたハサウェイは、彼らの理想と理念を受け継いでいた

地球に降り立つシャトルに搭乗していたハサウェイは、そこで連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアと出会う
彼らとの出会いはハサウェイの運命を大きく変えていき…………

原作は富野由悠季の小説「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」

ハサウェイ・ノアを演じるのは小野賢章
ギギ・アンダルシアは上田麗奈
ケネス・スレッグは諏訪部順一
監督は村瀬修功
アニメーション制作はサンライズ

海外の評価

アメリカでは「MOBILE SUIT GUNDAM: HATHAWAY」のタイトルで配信されている

“Mobile Suit Gundam Hathaway” Trailer (EN sub)

現時点でのIMDbのスコアは6.6/10
ロッテントマトの批評家支持率は86%、観客支持率は75%となっている

メディアの評価

Asian Movie Pulse

ハサウェイ、ギギ、ケネスの三角関係によって生み出される化学反応は、最初から興味をそそられます
さらにハサウェイがヒーローでケネスが悪役だったとしても、3人のキャラクターそれぞれが非常に興味深く、どのキャラクターにも共感することが出来ます
アクションについていえば、サンライズによるアニメーションは驚異的であり、様々なスタイルの戦闘 (白兵戦、銃、ガンダム) が全て同じ品質を維持しており、非常に印象的です
芸術性は全ての技術的な部分にまで及んでおり、ガンダムのデザインやさまざまな背景が印象的に詳細に描かれています
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」は3部作の素晴らしい導入であり、ここ数年で見た中で最高のロボットアニメの1つです。
7.5/10

Collider

「閃光のハサウェイ」は未来の素晴らしいビジュアル、違和感のないCG、そしてアクションや感情を10倍にも盛り上げる澤野弘之のスリリングな音楽を特徴とした見事なアニメ映画です

Film Inquiry

「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」は最初の3部作以来、最高のガンダム映画の1つかもしれません
メカバトルは抑えめで、プラモを売るためにどのガンダムモデルを押し出すかということより、改革中の地球の政治に関する物語に焦点が当てられています
とはいえ、存在するいくつかの巨大なロボットの戦いは、かなりエキサイティングです
アニメーションは驚異的で、スペースシャトルのインテリアから豪華絢爛なホテルまで、全てが驚くほど詳細に描かれています
巨大ロボットのアクションで人気のシリーズをスパイスリラーのジャンルに押し込むことは、危険な賭けだったかも知れませんが、リスクを負う価値は十分にありました
知的でダイナミックでスリリングなガンダム映画です

Decider

「閃光のハサウェイ」はガンダムシリーズとして堅実な出来ですが、ファン向けです

Common Sense Media

熱狂的なファンは多くのことを楽しむことができますが、ガンダムシリーズになじみのない人にとってはストーリーの多くを理解するのが困難です
アニメーションは質が高く、キャラクターが置かれている状況は何となく理解できますが、取り残されている気分になります
宇宙世紀やハサウェイ・ノアについて精通している人は、少しペースが遅いところはありますが満足できるでしょう

The Spool

由緒あるSFアニメシリーズの最新作は、魅力的でスリリングです
私は「閃光のハサウェイ」が大好きで、喜んでお勧めします
ただし、「機動戦士ガンダム」劇場3部作と「逆襲のシャア」は、前もって見ておいた方がいいでしょう
幸いなことに、どちらもNetflixで配信されています
日本語と英語の声優はどちらも良い仕事をしていますが、個人的には前者がお勧めです
ハサウェイ役の小野の演技は素晴らしい
「閃光のハサウェイ」は全体的に見事な出来栄えで、ガンダムファンなら必見です

hoganreviews.co.uk

この作品をレビューできるとは思っていませんでした!
日本の劇場公開からわずか数週間後に、Netflixが映画のストリーミング権を獲得してくれたおかげです
ウェブサイトでMSペーネロペーを見て「かっこいい!」と思って以来、私はこの映画を心待ちにしていました
「閃光のハサウェイ」は楽しい1時間半で、灰色の領域で活動する主人公は非常に興味深い
この映画の唯一の不満は、クライマックスのΞガンダムとペーネロペーの対決が夜に行われ、美しい機体の全体像を見ることが出来なかったことです
それに関しては、残りの2部作に期待します

観客のレビュー

「史上最高のガンダム映画の1つ。3部作の完成が待ち遠しいです!」

「物語の背景を知っておくに越したことはありませんが、非常に多くの点で優れているため、1本の独立した映画として絶対に楽しめます」

「この映画は何度も延期されたが、待った甲斐があった。私はこの映画が大好きですが、ガンダムシリーズ、特にオリジナルシリーズが初めての人にはお勧めしません。閃光のハサウェイを本当に見たいのなら、まずは逆襲のシャアを見ることを強くお勧めします。この映画の唯一の不満は、Ξガンダムとペーネロペーの最後の戦闘シーンが短すぎたことです」

「本当にガンダム映画とは思えない。アニメーションは一流ですが、ただの青春ドラマみたいです」

「素晴らしいガンダム体験。この映画はオリジナルのガンダムのテーマを、現代に見事に蘇らせています」

「私はガンダムの大ファンですが、閃光のハサウェイは酷い。ガンダムの戦闘シーンは2~4分しかありません」

「3部作の始まりなので、その点は注意してください。素晴らしい映画で、アニメーションも美しい。次が待ち遠しいです」

「絶対に壮観です! 懐かしくて新しいアニメーションの革新です。過去のシリーズから繋がるストーリーも大好き」

「ガンダムを見るのは初めてですが、アニメーションが美しかった」

「モビルスーツのアクションは少なくて、しかも暗すぎてよく分からなかった。その上、ストーリーはクリフハンガーで終わった。映画館ではなく、Netflixの配信で良かったと思う」

「史上最高のガンダム映画。画面が暗すぎるという人もいますが、私はそうは感じませんでした」

「日本の映画館で見ました。この映画のクォリティは素晴らしいです。小説と全く同じではありませんが、村瀬監督は考えうる最高の仕事をしました。ガンダムファンも十分に満足するでしょう。21世紀の対テロ戦争を経験した我々にとって、この作品は見事に説得力があります」

「最後の10分までガンダムは登場せず、残りは退屈です。これはあなたが求めているガンダムではありません」

「根っからのファン向け。宇宙世紀が新しく見える。ただし、ドラマに重点が置かれ、MSのアクションは控え目です。シリーズへのより大胆でスリリングな新作を望んでいたファンには価値があります」

「私はこのシリーズのファンではありませんが、Netflixのおすすめに入っていたので試しに見てみたら、とても楽しかった。シリーズに詳しい人はもっと楽しめるかも知れませんが、初心者の私でも十分だった」

「まず第一にアニメーションや雰囲気が素晴らしい。ストーリーも興味深かった。私はこの映画を本当に楽しんだが、カメラが近すぎてガンダムの全体像がほとんど見えず、どちらがどちらか分からなくなることもあったのは残念」

「この映画は非常によく出来ていますが、シリーズの初心者向けではありません。鑑賞する前にYouTubeで宇宙世紀の概略を知るか、逆襲のシャアを見ることをお勧めします。3部作の素晴らしいスタートであり、私のお気に入りのガンダム映画の1つと言わざるを得ません。キャラクターがリアルで、まるで現実の世界にいるように感じました」

「ガンダムファンなら必見で、独立した1本の映画としても信じられないほど上手くやっていて、シリーズに馴染みのない人にもお勧めできます」

「政治的スリラーの側面により焦点を当てたガンダム。この映画は宇宙世紀のファンにとって、ほぼ完璧だと思います。ただし、大量のモビルスーツの大規模な戦闘を期待していると、ガッカリすることになります。メカアクションより、ドラマがメインの作品です。唯一気になったのは、会話がぎこちなかったことですが、翻訳の問題だったのかも知れません」

「神アニメーション。全てがリアルで美しく見えます」

「村瀬監督の業界への復帰とガンダムへの参入は、とても喜ばしい。この映画は視覚的に素晴らしい傑作です。村瀬はガンダムに新しい息吹を与えました」

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コメント

  1. 匿名 より:

    海外では巨大ロボは基本的に受けないと聞いていたが
    ガンダムのわかる人はこんどはメカアクションが足りないといって怒るのね。

  2. 匿名 より:

    ガンダム作品はストーリーが難解

    それはハサウェイに限ったことじゃない初代からずっとそう

    それを踏まえたいい評価だ

  3. 匿名 より:

    目的に対してこういう手段取る?とか
    こういう組織になるかな?とか
    リアリティーが全くないってわけじゃないけど、もやもやした

  4. 匿名 より:

    ニュータイプのやり取り分かるのかな
    オールドタイプで新規の自分はさっぱりだった
    全体としては好きだけど解説を見なかったら会話が理解出来ない
    市井の人の生活は想定外の頭でっかちの学生運動って見かけたのは成程と思った

  5. 匿名 より:

    夜の戦闘シーンが暗くてよくわからん
    夜だから暗いほうがリアルだと思ったか
    じゃあ宇宙空間の戦闘も暗くするのか
    しないだろ

  6. 匿名 より:

    小説が発表されたときと、コロナ禍の劇場で本作を見たときでは、テロという行為に対するこちらの受け止め方が完全に変わってしまっていたことに気づいた。
    ただ、村瀬さんの素晴らしい仕事を見れたこと、これからも見ることが出来ることは幸せだ。

    ぼちぼち海外ロケハン行けてるのかしらん。