Netflixオリジナルのタイ映画
希少な血液型のために狙われる少女ランは、ある殺し屋グループに助けられるが…………
アクションがスタイリッシュで壮絶
命がけのロマンスも涙なしには見られない
タイトルからライトな作品と思い込んでいたら、超絶ハードなアクション映画だった
ジョン・ウィックばりの銃撃戦が凄まじい
タイ映画ならではの格闘技も本物の迫力
主演の2人を始め、役者陣も魅力的
殺し屋たちの散りざまには胸が熱くなった
悪役も憎々しくて良かった
そして、ロマンスも涙なしには見られない
冗長に感じたところもあるが、とにかくサービス満点の作品
個人的にはめちゃくちゃ楽しめた
アクション映画が好きなら見る価値あり!!

予告編
作品情報
作品名「愛しのアサシン」(原題Lueat Rak Nakkha)
監督:タウェイーワット・ワンタ
キャスト:ピムチャノック・ルーウィセートパイブーン、タナポップ・リーラッタナカジョーン、シワコーン・アドゥルスッティクル
上映時間:127分
制作国:タイ(2026年)
ざっくりあらすじ
希少な血液型ゆえに狙われるようになった少女ランは、ポー率いる殺し屋グループに保護される。ポーの息子プラーンは彼女の世話をしてくれ、長い年月を共に過ごすうちに、お互いに惹かれ合っていくが…………
感想(ここからネタバレ)
タイトルからロマコメだとばかり…………
「愛しのアサシン」
ある組織のボスが瀕死の状態で、希少な血液型の輸血が必要だった
そのためベトナム人の少女ランは、組織に雇われたハンターのプルークに狙われ、両親も殺された
そんな彼女を助けたのが、殺し屋集団・89ファミリーを率いるポーだった
89ファミリーにかくまわれたランを、ポーの息子プラートが世話してくれた
長い年月が経った
ランにとって89ファミリーは、すでに家族のような存在だった
特に幼馴染のプラートとは強い絆で結ばれていた
そんな時、両親の仇であるプルークが、再びランをつけ狙って…………
作品解説
監督は「ティーヨッド 死の囁き2」のタウェイーワット・ワンタ
ラン
ベトナム人の少女
非常に希少な血液型の持ち主で、そのせいで組織に狙われる
助けてくれた89ファミリーの仲間を、家族同然に思っているが…………

演じるのは「恋するAI」「愛しい詐欺師」のピムチャノック・ルーウィセートパイブーン
プラート
89ファミリーのリーダー、ポーの息子
ずっとランの世話をして、共に過ごしてきた
自分だけファミリーの仕事に関わらせてもらえないことを不満に思っている

演じるのは「ゴースト・ラボ:禁断の実験」などのタナポップ・リーラッタナカジョーン
アクション
タイトルから見る前は恋愛寄りの作品かと思っていたが、バリバリのアクション映画だった
とにかく銃撃戦が凄まじい
ジョン・ウィックばりにスタイリッシュでありながら、いい感じに泥臭くもある
またタイ映画だけあって、ムエタイを使った格闘シーンが本物のド迫力
ハリウッド映画と違い、相手の足元を真っ先に狙うところが非常にリアルだった
そしてアクションシーンも前半、中盤、後半とバランスよく配置されていて飽きさせない
特に中盤のアジトが襲撃されるシーンからは怒涛の展開で、のめり込んで見てしまった
主役の2人以外にも、89ファミリーの仲間がそれぞれ個性的
そんな彼らがランたちを守るために散っていく姿は、胸が熱くなった
死にざまも一人一人が凝っていて、印象に残るものになっている
ロマンス
恋愛要素は予想していたよりも控えめだったが、物語の良いアクセントになっていた
ラン、プラート、エムたち幼馴染3人の三角関係も見どころ
しかし、全くドロドロしてなくて、非常に爽やか
プラートとエムが愛するランを、命がけで守ろうとする姿は感動的
感情が伴ったアクション映画となっていた
希少な血
ランが持つ希少な血液を中心に、物語は展開する
この血液が映画では非常に上手く機能している
89ファミリーにかくまわれたラン
しかし、何故ファミリーがそこまでするのか、見ていて謎だった
そして、中盤で衝撃の事実が発覚
プラートもランと同じ血液型だったのだ
しかもプラートは血友病を患っている
ランはプラートの血液が不足した時のための保険だったのだ
何故、殺し屋ファミリーが縁もゆかりもない少女を助けるのか?
何故、プラートはファミリーの仕事に関わらせてもらえないのか?
そういった謎が一気に明らかになる
このように物語はなかなか面白いのだが、大きな疑問が一つ
序盤でランは少女から大人の女性になるのだが、どう見ても10歳か少なくとも5歳は年を取っている
輸血が必要だったボス、とっくに死んでんじゃね!?
何故、いまだに執拗に追ってくるのか?
ボスがまだ生きているなら、そのシーンをちらっとでも見せて欲しかった
そういった些細な不満点はあったのだが、ラストの撃たれたランを救うためにプラートが命がけで自らの血を輸血するシーンは、涙なしには見られない
最後の最後まで目が離せない作品となっている
まとめ
タイ映画のクォリティは凄い
前半は少し冗長に感じたが、中盤からは一気に引き込まれた
アクションもさすがの迫力
少し色々と盛りすぎな気もするが、旺盛なサービス精神も好感が持てた
役者も皆が好演
非常に楽しめる一作となっている
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