【海外の反応】「ソナチネ(1993)」の評価は!?

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「ソナチネ」は日本では、1993年6月5日に公開された

北野武の監督第4作
北嶋組幹部の村川は、組長の命令で中松組の助っ人に沖縄へ行く
しかし、そのせいで抗争は悪化し、手下たちが次々と殺され…………

クェンティン・タランティーノも絶賛した「ソナチネ」
果たして海外ではどういう評価をされているのか?

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「ソナチネ」

北嶋組幹部の村川は、沖縄の友好組織である中松組が阿南組と抗争しているので助っ人に行って欲しいと、組長に命令された
村川は乗り気ではなかったが、「行くだけ行ったら後は手打ちになる」という組長の言葉を信じて、手下を連れて沖縄へ向かった
ところが村川たちが来たことで、かえって抗争が激化
事務所の爆破や銃撃で、次々と組員を失う
村川たちは海の近くの廃家に身を隠し、やることがないので無邪気に遊んで過ごすが…………

村川を演じるのはビートたけし
幸は国舞亜矢
上地は渡辺哲
良二は勝村政信
ケンは寺島進
片桐は大杉漣
高橋は矢島健一
撮影は柳島克己
音楽は久石譲
監督・脚本・編集は北野武

海外の評価

アメリカでは「Sonatine」のタイトルで公開された

Sonatine Trailer

現時点でのIMDbのスコアは7.4/10
ロッテントマトの批評家支持率は93%、観客支持率は89%

メディアの評価

Roger Ebert

「ソナチネ」はヴェネツィア国際映画祭でグランプリを受賞した「HANA-BI」よりも優れている
バイオレンス映画には饒舌なセリフやノンストップアクション、不必要な流血描写は必要ないことを、この映画は示している
「ソナチネ」は純粋で洗練された作品だ
私はジャン=ピエール・メルヴィルの「サムライ」を思い出した
3.5/4

Los Angeles Times

洗練されていて、力強く、そして実に魅力的だ
4/5

New York Times

「ソナチネ」の終盤、生き残った組員である良二がホテルを見上げると、窓にオレンジ色の閃光が光る
その光は写真撮影でも花火大会でもない
自動小銃による虐殺である
おそらく他の監督なら誰もしなかったであろう見事な演出で、クライマックスの血みどろの惨劇は観客の想像に委ねられる
この映画で暴力が描かれる場合、つねに監督特有のスタイルで表現される
絶対的な静寂の中で突然勃発し、始まる前に終わってしまうような虚無感
目撃者たちは誰もが無表情でポーカーフェイスのままである
「ソナチネ」はその美しさにもかかわらず、暴力を美化していない

The Guardian

1993年に制作された「ソナチネ」は、非常に奇妙なヤクザ映画だ
映画の大部分は静かに展開するが、極端な暴力の瞬間が散りばめられている
カメラワークもあまり多用しないが、控えめさと大胆さが絶妙に融合した作風は、不思議な魅力を放っている
4/5

Radio Times

この暴力的なギャング抗争スリラーは、見事な映画製作技術の結晶といえる
北野武監督はハリウッドのギャング映画と日本のヤクザ映画を、完全に理解している
加えて彼は疲れたヤクザ役で圧倒的な演技を披露している
5/5

The Movie Report.com

北野武は日本では映画、テレビ、ラジオを制覇した国民的タレントです
しかし、アメリカの観客が彼を知っているとすれば、おそらく悪名高いサイバースリラー「JM」での悪役でしょう
1993年の映画「ソナチネ」では血なまぐさい暴力シーンの合間に、ヤクザたちがビーチで退屈しのぎに花火や相撲大会をする様子に多くの時間を費やしています
少々退屈に聞こえるかも知れません(実際、劇場でこのシーンで席を立つ人もいました)が、これらのシーンに散りばめられた独特のユーモアが、ともすればありきたりな物語に、他に類を見ない新鮮さと人間味を与えています
北野武の映画がアメリカの観客に広く受け入れられる可能性は低いでしょう
しかし、「ソナチネ」と「HANA-BI」において、北野は才能あふれる映画監督であることを証明しています
3/4

AV Club

クェンティン・タランティーノの尽力のおかげで、北野武監督の1993年のヤクザ映画「ソナチネ」は、アメリカで短期間だけ劇場公開された
この作品はカルト映画監督としての北野の独自性を、もっとも純粋に体現した作品と言えるだろう
古くからあるヤクザ映画というジャンルに、独特のスタイルとユーモア、そして不協和音のような暴力が散りばめられている
映画界に全くの初心者として足を踏み入れ、一種の天才として頭角を現した北野監督ほど、独創的な映画監督は他にいない

Conmplex

「ソナチネ」は多くの批評家から、北野武監督の最高傑作と評されている
この古典的なカルト映画はかなり苦い結末を迎えるが、久石譲の見事な音楽と北野のストイックな魅力によって、独特の雰囲気を醸し出し、ヤクザ映画の頂点の一角として君臨している

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観客のレビュー

「『ソナチネ』は間違いなく私の好きな海外映画トップ5に入る作品です。北野監督の他の作品も観ましたが、個人的には最高傑作だと思います。ソナチネは日本から生まれた最も影響力のある映画の一つであり続けています」

「最初の20分くらいは普通のギャング映画だと思っていたのですが、予想外に面白くて気に入りました」

「これは典型的なヤクザ映画ではない。延々と続く銃撃戦を期待してこの映画を観ると、ガッカリするだろう。映画の核心は主人公たちがビーチで過ごす時間であり、それ以外はおまけにすぎない。魂の探求や贖罪といった要素を求めて本作を観るなら、より深く楽しめるだろう。個人的には実に素晴らしい作品だと思うし、迷わずお勧めする」

「北野武が好きなら、これは必見です」

「『HANA-BI』と肩を並べる傑作。ビーチでの遊び心あふれるシーンは、作中で突然起こる暴力シーンよりも驚きに満ちている。花火を使った乱闘シーンは、映画史に残る名場面の一つと言えるだろう」

「日本映画界における稀有な傑作の一つ。『ソナチネ』は美しく、見事で、心に深く響く作品だ」

「観ましたが、どうも理解できませんでした。ストーリーは退屈で、アクションシーンも少なすぎます。登場人物はただ一列に並んで撃ち合っているだけです。もし良質なアクション映画を観たいなら、ジョン・ウー作品を観てください」

「暴力と美しさが一体となった数少ない映画の一つ」

「これはカルト的な名作であり、北野武の最高傑作の一つだ。90分という短い上映時間ながら、映画的な驚きに満ちた瞬間が数多く詰まっている。大好きだ」

「ジョン・ウーの犯罪映画とは全く異なる世界観で、暴力は突然かつ衝撃的で、振り付けされたり様式化されたりすることはない。避けられない運命と死の雰囲気が常に漂う本作は、意図的にゆっくりとしたペースで展開するため、時に難解で忍耐が必要となるものの、ジャンルのルールを書き換えている」

「脇役陣はタケシ映画の常連俳優が多く、皆一様に素晴らしい演技を見せている。しかし、俳優としても監督としても本当に印象的なのはタケシ自身だ。ハリウッドもこんな素晴らしい作品を作れたらいいのに!」

「これは間違いなく素晴らしい映画です。タランティーノが好きなら、きっと気に入るでしょう。ロシアンルーレットのシーンは映画史に残る名場面です」

「『ソナチネ』は言葉を必要とせずに多くを語る力強く静かな映画である。ヤクザ映画というジャンルをパロディ化しながらも、その大半がいかに安易で空虚であるかを示している。この映画は内省と突発的な暴力の完璧なバランスを保っており、不必要な場面やセリフは一切ない。非常に知的な映画であり、上映時間を通してじわじわと暴力、ニヒリズム、実存主義的な深みが沸点に達していく」

「この心に深く響く感動的な映画を、どれだけ褒めても褒め足りない。ビートたけしは無表情に死に直面するが、真の意味は殺戮と殺戮の間の沈黙にある。銃撃戦の最中でさえ、誰もが動かず避けようともせず、まるで皆が運命に縛られているかのようだ」

「心に残る型破りなヤクザ映画。北野武監督の最高傑作」

「『ソナチネ』における暴力は、他の北野作品と同様に突然かつ不可逆的で、彼の映画は弱い魂がコミュニケーション手段として用いる暴力の真の姿と結果を、ありのままに描き出しています。北野の映画を不必要に暴力的だと考える人がいるとしたら、それは映画の本質を見誤っていると言えるでしょう。これらの映画はほとんどのハリウッド映画以上に、暴力について深く分析し、語っています」

「この映画を批判する人は、ハリウッド映画に慣れきってしまっているのだと思う。ソナチネは完璧ではないが、楽しめる作品だ。それに相撲のシーンはとても面白くて美しい」

「全く期待していませんでしたが、完全に度肝を抜かれました。この映画は好きか嫌いかどちらかに完全に分かれると思います。私自身はその芸術的な美しさ、説得力のある演技、そして素晴らしい音楽に魅了されました。その後、北野監督の作品を全て観ましたが、私にとってはこれが一番です」

「こんな退屈な映画がどうしてアメリカで公開されたのか不思議でならない。おそらく唯一の理由は、クェンティン・タランティーノが気に入ったからだと思う」

「主人公は感情を一切表に出しませんが、北野の自然体の演技を通して、心情が完璧に伝わってきます。彼はデ・ニーロとカイテルをミックスしたような印象です。総じて言えば、ささやくように語り掛ける名作です」

「北野武の映画を真に理解するには、ただ観るだけではなく考える必要があります。ここアメリカの人々は情報を分かりやすく与えられることに慣れており、登場人物が怒っているのか、悲しんでいるのか、全て教えてもらう必要があります。しかし、『ソナチネ』のような映画は、自分の頭で考えろと語り掛けてきます。私は中国人でアメリカで生まれ育ちましたが、この映画は素晴らしく複雑で、美しい作品だと思いました」

「これはハリウッド映画とは全く異なる作品だ。繊細で奥深い映画であり、登場人物の心情は全てシーンの構図と動きによって暗示される。それぞれのシーンは簡潔で美しく、観客が解き明かすべきパズルのようでもある」

「アメリカ人はなぜ何でもかんでもレッテルを貼るのか、ずっと不思議に思っていました。ソナチネが『アクション映画』といわれているのもそのためです。もしかしたらアメリカ人は考えるのが苦手で、全てを教えてもらわないと気が済まないのかも知れません。ソナチネは典型的なアクション映画ではありません。特にビーチで相撲や花火をするシーンが気に入りました。ここにはアメリカ映画によくある爆発を背景に、男らしく立ち去るヒーローの姿などありません。その代わりに人生の儚い瞬間の美しさが描かれています」

「北野武監督の演出はほぼ完璧で、映像は素晴らしく、俳優陣も素晴らしい。そして最後の10分間には、一生忘れられないシーンがあります」


「バトル・ロワイアル」はアメリカでは、2011年12月24日にロサンゼルスで初公開された 日本では2000年12月16日に公開された ...
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