Netflix「今、私たちの学校は…」ネタバレ解説 ラストシーンの説明!!

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Netflixオリジナルの韓国ドラマ「今、私たちの学校は…」が、話題を呼んでいる

「今、私たちの学校は…」は1月28日にNetflixで配信された
わずか3日間で視聴時間が1億2479万時間を記録
「イカゲーム」「地獄が呼んでいる」に続き、ワールドランキングで1位を記録した韓国コンテンツとなった
その人気は凄まじく、序盤の勢いは「イカゲーム」すら上回っているという
日本でも配信以来、1位を記録している

また「今、私たちの学校は…」は作品の評価も高い
米国の映画サイトIMDbで7.7/10
ロッテントマトの批評家支持率は79%、観客支持率は82%となっている

高校を舞台にしたゾンビアクションスリラー
クライマックスも壮絶だった
あのラストシーンは何を意味しているのか?

海外サイトなどを参考にして、自分なりの答えを出してみた
もちろん正しいかどうかは分からない
あくまで一つの解釈だと考えて欲しい

なおドラマのネタバレ全開なのでご注意を!!

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「今、私たちの学校は…」

オンジョとチョンサンは家が隣同士の幼馴染
オンジョは消防官を父に持ち、成績は芳しくないが明るい性格でクラスの人気者
チョンサンはしっかり者の男子で、昔からオンジョのことを想っていたが、いつもぶっきらぼうな態度を取っていた
2人はヒョサン高校に通っていて、周りからは夫婦だとからかわれていた

その日は普段通りの1日に思えた
オンジョはクラスメイトのスヒョクに声をかけた
スヒョクは昔は不良仲間とつるんでいたが、今では改心して真面目に授業を受けている

「昼休憩に屋上に来て欲しい」

オンジョはスヒョクに告白するつもりだった
こんなこと、からかわれるからチョンサンには、絶対に言えない

その日、ヒョンジュという女子生徒が欠席した
2年5組の担任のパクは頭を抱えていた
ヒョンジュが昨日から行方不明だというのだ

それは英語の授業中だった
いきなりドアを開けて、ヒョンジュが入ってきた
血だらけで目がうつろで、うめき声をあげている
どう見ても普通じゃない

パクはヒョンジュを保健室に連れて行った
暴れるヒョンジュは保健医を噛んだ
ヒョンジュはそのまま救急車で運ばれていった

保健室に戻った保健医の身体に異変が起こった
保健医は廊下を歩いている生徒を、見境なしに襲い始め…………

Netflixオリジナルの韓国ドラマ ある日、高校にゾンビウィルスが蔓延し、生徒たちは生き残るために力を合わせるが………… 学園ドラ...

クラスの人気者のオンジョにパク・ジフ
オンジョの幼馴染のチョンサンにユン・チャンヨン
元不良で仲間思いのスヒョクにロモン
いつも1人でいる委員長のナムラにチョ・イヒョン
監督は「完璧な他人」のイ・ジェギュと、ドラマ「チュノ~推奴~」の脚本家チョン・ソンイル
原作はドングリにより、2009年5月から2011年11月まで連載されたWeb漫画である

ヨナス・ウィルス

ヒョサン高校に通うイ・ジンスは激しいいじめを受け、自殺未遂を図った
父親で理科教師のイ・ビョンチャンは、息子を守ることが出来なかった

「化け物になってでも、息子に生きて欲しい」

思いつめたビョンチャンはジンスの身体を変えることにした
ビョンチャンは以前にアメリカの大学で細胞生物学の博士号を取得しており、製薬会社で働いていた

「窮鼠猫を噛む」という言葉がある
捕食者はしばし獲物を攻撃するが、時折獲物は恐怖感を失い、怒りから捕食者に反撃することがある
これが起こる時、生物のテストステロンレベルは高まる
ビョンチャンはハムスターからホルモンを抽出し、それを遺伝子組み換えして彼らの恐怖と怒りを激増させた
この遺伝子組み換えウィルスを、ビョンチャンはドイツの哲学者ハンス・ヨナスにちなんで、ヨナス・ウィルスと名付けた

ウィルスは宿主につねに恐怖感を与え、激しい空腹感を生み出す
そうして宿主は周囲の人間を捕食者とみなし、恐怖感による怒りから攻撃し、食べたり噛みついたりする
噛まれた人間がウィルスに感染し体温が下がると、ゾンビは危険を感じなくなり、次の人間を探す

ビョンチャンはこのウィルスで息子は恐怖を克服すると信じた
だが、ウィルスはジンスを化け物にして、自分の母親もゾンビに変えてしまった
そして、ヨナス・ウィルスはヒョサン高校に蔓延していった

新種のゾンビ

グィナム、ウンジ、ナムラ
感染者の中からゾンビにならず、自我を保つ者が現れた
その上、彼らは高い身体能力と鋭い感覚を持っていた
それは何故なのか?

ヨナス・ウィルスは宿主の身体に入ると、すぐに弱い細胞を攻撃して消費する
ところが、まれにウィルスが乗っ取った後でも、白血球が残っているというケースがあった
それは新しい環境に適応するために、ヨナス・ウィルスと融合し変異した白血球だった
ウィルスは細胞のRNAに隠れ、宿主の身体が攻撃されたり危険な状態になるまで、休眠状態を維持した
それが人間でもゾンビでもないハーフゾンビの正体である
彼らは自分の意志は保っているが、ゾンビと同じく空腹感につねに襲われている

ナム・ソジュ

消防官でオンジョの父親であるナム・ソジュ
ソジュは娘を救うために、厳重な警備の隔離所から命がけで脱走し、ヒョサン高校に駆けつけた
そうしてソジュはオンジョと無事に再会する
しかし、悲劇はすぐその後に起こった
オンジョやその友人たちを逃がすため、ソジュはゾンビの大群に立ち向かい犠牲となったのだ

山の中に逃げ込んだオンジョたち
だが、彼らは山の中で方向を見失う
このままではヤンドン市に辿り着けない

その時、誰かが木に結ばれたリボンを見つけた
それは延々とヤンドン市まで続いていた
リボンはソジュが目印として残したものだった
ソジュは死後もオンジョたちを救い、ヤンドン市に導いたのだ

「あなたのお父さんに救われたことを、私たちは誰も忘れない」
仲間の言葉は深い悲しみの中にいたオンジョを立ち上がらせた

イ・チョンサン

「6歳の時から12年間、1日も欠かさず好きだった」
皆の前でオンジョに告白したチョンサン
突然のことにオンジョはパニックになる
チョンサンはいつも意地悪で、自分のことを異性として見ていないと思っていたのだ

だが、そんな2人に悲劇は訪れる
オンジョたちはいきなりグィナムの襲撃を受け、チョンサンは噛まれてしまう
何とかグィナムを突き落とした後、チョンサンは皆の方を振り返る

「チョンサンは大丈夫だよ」

涙ながらに言うオンジョを、チョンサンは強く抱きしめる
皆に1階へ行くように言って、オンジョが止める声も聞かず、チョンサンは建物の中に戻った
仲間たちを逃がすために、チョンサンは囮となったのだ

戻ってきたグィナムとチョンサンは激しく争った
チョンサンは渾身の力で、グィナムを道連れにエレベーターシャフトの穴に落ちた
そこに軍が空爆を開始した
チョンサンとグィナムは炎に包まれた

チョンサンは間違いなく死んだと見ていいだろう

「今日の俺はこの学校で一番幸せな男だ!」

最後にオンジョと心を通わすことが出来たチョンサンは、きっぱりとそう言い切った

ナム・オンジョ

親友のイサク
大好きな父親
そして最愛の人、チョンサン

愛する人を立て続けに失ったオンジョ
彼女は悲しみに押しつぶされそうになっていた

軍に保護され、隔離所に連れてこられたオンジョたちは、取り調べを受ける

「もう大人には何もお願いする気はありません」
オンジョは冷たくそう言った

軍は学校の屋上にヘリを着陸させながら、オンジョたちを置き去りにした
感染者が紛れているかも知れないという理由でだ
もしあの時、軍が助けてくれていたら、チョンサンや死んでいった仲間たちも無事だっただろう
父さんも死なずに済んだかも知れない
オンジョはもう子供であることをやめた

生き残った者たち

ゾンビに埋め尽くされたヒョサン高校
そこでオンジョたちは手を取り合って、生き抜いた
しかし、無事に学校を脱出し、生き残ったのは以下の6人だけだった

消防官ナム・ソジュの娘、ナム・オンジョ
口の悪い学校の先輩、パク・ミジン
ウジンの姉でアーチェリーの名手、チャン・ハリ
お調子者でウジンの親友だったヤン・デス
グループの中でもっとも普通の女の子、ソ・ヒョリョン
漢気があり、仲間を引っ張っていったイ・スヒョク

ラストシーンの説明

あれから4ヵ月が経ったが、オンジョたちの隔離所の生活は続いていた
ウィルスの潜伏期間が分からないからということだったが、軍の警戒は緩み、人々はかなり自由に生活していた

オンジョは時々、隔離所を抜け出した
死んだ仲間たちの記念碑
それを山の中に作り、オンジョや他のメンバーは弔いに訪れていたのだ
だがその夜、オンジョは高校の屋上に灯がともっているのが見えた

「いつかまた皆で火を囲もう」

あそこにいるのは行方知れずになったナムラ
オンジョはそう直感した

2人で確かめに行こう
翌日、オンジョはスヒョクと約束した
危険かも知れないので、他の仲間には秘密にした

待ち合わせ場所に行くと、メンバー全員が勢ぞろいしていた
1人に言ったら、全員に伝わった
どうしても行くと言って聞かない
オンジョは諦めて、6人で出発した

夜の学校は静かだった
屋上に到着すると、火がくべられていた

「久しぶりだね」

そこにナムラが現れた
ナムラの顔色は良く、表情は穏やかだった
皮肉にもナムラは以前よりも生き生きとしていた

ナムラの話では、他にも自分と同じような子たちがいるという

「私たち高校生って子供でもないし大人でもない。私もそう。人間じゃないけど、化け物でもない」

クラスでずっと1人だったナムラ
いつも親のいいなりだった
しかし、今のナムラは自分の居場所を手に入れた
ナムラの目は輝いていた

「また来た」

ナムラは急に表情を険しくすると、「また会おう」と言って屋上から飛び降りた
呆然と見送るオンジョたち

まだ残っているゾンビがいるのか?
それともハーフゾンビの中に、グィナムのような敵対する者がいるのか?

答えは現時点では分かっていない

シーズン2は?

ナムラたち新種のゾンビのグループ
イ・ビョンチャンの息子と妻のゾンビを拘束した軍の思惑
囚われているウンジのその後
オンジョたちがハーフゾンビと人間の間でどう動くか

「今、私たちの学校は…」のシーズン2が作られるかは分からない
もし実現するとすれば、その辺りが深く掘り下げられるだろう

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