Netflix「グンジャン・サクセナ -夢にはばたいて-」ネタバレ感想 大空への夢を諦めない!!

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Netflixオリジナルのインド映画
実話を基にした作品である
グンジャンは子供の頃から、パイロットになることを夢見ていたが、現実には様々な障害が立ちはだかり…………
この映画はハッキリ言って必見レベル!!
見始めたら、あまりに面白くて眠気が吹き飛んだ
成長、試練、感動、スペクタクル
最初から最後まで、いっさい退屈する暇なし
女性がパイロットとして認められる難しさ
厳しい現実が容赦なく描かれる
とはいえ決して堅苦しい映画ではない
娘を応援する父親との絆が、心暖まるものとなっている
クライマックスの緊迫感も凄い
グンジャンを演じるジャーンヴィー・カプールが、本当に魅力的
映画「ドリーム」「トップガン」が好きな人には、特におすすめ
インド映画のレベルの高さに、驚かされる一作だ


予告編

作品情報
作品名「グンジャン・サクセナ -夢にはばたいて-」(原題Gunjan Saxena: The Kargil Girl)
監督:シャラン・シャルマー
キャスト:ジャーンヴィー・カプール、パンカジ・トリパーティー、アンガド・ベーディー
上映時間:112分
製作国:インド(2020年)

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ざっくりあらすじ

グンジャン・サクセナの子供の頃からの夢は、飛行機のパイロットになること。だが、現実には様々な障害が立ちはだかっていた…………

感想(ここからネタバレ)

この映画は2020年3月13日に劇場公開される予定だったが、新型コロナウイルスの影響でNetflixの配信となった

大空への憧れ

グンジャン・サクセナは子供の頃、飛行機に乗った
空が見たいとねだるグンジャンを、乗務員が気を利かせて、コクピットに連れていってくれた
見渡す限り青い空
いつか自分も飛行機のパイロットになりたい
グンジャンはそれ以来、すっかり空に夢中だった

パイロットになるために、グンジャンは必死に勉強した
おかげで学年首席となった
だが、本当にやりたいのはパイロットになるための勉強
そのために航空学校に行きたい
帰ったら家族にそのことを打ち明けよう

帰宅すると、家ではグンジャンが首席となったお祝いのパーティーが開かれていた
大勢の人が集まっている
父も母も兄も嬉しそうだ

「大学には行かない。私はパイロットになる」

グンジャンのその一言で、会場は静まり返った
母と兄は猛反対だった
しかし、父だけはグンジャンを応援してくれた

航空学校の授業料は高額だった
そんなお金はない
万事休すだった
頭を抱えるグンジャンに、父親が新聞を持ってきた
そこには空軍初の女性パイロット募集と書かれていた…………

グンジャン・サクセナ

子供の頃からパイロットになるのが夢
それ以外のことは眼中になく、流行にも疎い
航空学校に入るのを断念し、空軍に志願するが…………
演じるのはジャーンヴィー・カプール

夢の実現のために一直線
そのひたむきさに元気をもらった
ジャーンヴィー・カプールが本当にチャーミング
だが、グンジャンは現実の厳しさに直面することになり…………

アヌープ・サクセナ

グンジャンの父親
大佐だが穏やかで心暖かい性格
娘のことを信じ、彼女の夢を応援する
演じるのはパンカジ・トリパーティー

入隊試験

空軍が初の女性パイロットを募集
大勢の志願者が会場に集まる
グンジャンは試験を突破できるのか?

この入隊試験が前半の見せ場
様々な試験がテンポよく描かれ、グンジャンの奮闘ぶりが楽しめる
面接で時事問題を聞かれて、何も答えられない姿が面白かった
本当に飛行機以外に興味がないのだろう

大勢いる志願者の中で、たった1人に選ばれたグンジャン
彼女は大喜び
ところが思わぬ落とし穴が待っていた
身体検査で落とされたのだ
基準には体重が7キロオーバー、身長が1センチ足りない
2週間後に再検査があるが、体重はともかく身長は伸ばせない
グンジャンは絶望した

そんな彼女を父親が励ます

「とにかくやれることをやろう!!」

そこから親子の猛特訓が始まる
娘のダイエットに、朝から晩まで付き合う父親
どこかユーモラスで心暖まるシーンとなっている

空軍基地

この映画は前半と後半で、ガラリと雰囲気が変わる
前半の空軍入隊までは、ちょっとコミカルで微笑ましい部分があった
しかし、父親のもとを離れて空軍に入ってからは、過酷な現実にグンジャンは直面する

グンジャンは空軍で初の女性パイロットだった
配属された空軍基地は、当然男ばかり
基地には何と女子トイレも更衣室もなかった
女に命は預けられない
ヘリコプターの操縦訓練も、誰もグンジャンと組みたがらなかった
グンジャンは基地の中で孤立した

パイロットに男も女もない
グンジャンはそう思っていた
だが、現実は違ったのだ

それでも基地の司令官の厳しい指導を受けて、グンジャンは実力をつけていった
気付くと彼女はその基地で、一番の操縦技術を身につけていた
それでもグンジャンは誰にも認められなかった
ついには彼女の怒りが頂点に達する

「パイロットに腕相撲の強さなんて関係ない。あなたたちは女に上に立たれると、男の威厳が失われると思って、恐れているだけよ!!」

このグンジャンの痛烈な叫びは、男なら誰でも胸に刺さるだろう

戦場

クライマックス、インドに侵入してきたパキスタン軍との戦闘が始まる
ここから一気に緊迫感が増す
いきなり戦場に放り込まれたグンジャン
目の前で人が死んでいく

このクライマックスが見事な仕上がり
チープさはいっさい感じられない
ヘリを使ったアクションも迫力満点
そしてラストのカタルシスが凄い
まるで「トップガン」を見たような気分になった

海外の評価

この映画は現時点でロッテントマトの批評家支持率は、驚異の100%
文句なしの高評価となっている
ところがIMDbのスコアは4.7/10と低調
どうやら主演のジャーンヴィー・カプールが、インドの人たちに叩かれているようだ
プロデューサーの贔屓によって、主演に抜擢されたということらしい

インドの芸能界では今、縁故採用が大きな問題になっている
それでこの映画にも風当たりが強くなり、アンチが大量発生しているようだ
映画の質とは関係ないところで、低評価になってしまうのは非常に残念

まとめ

ハリウッドに負けないエンターテイメント
それでいてテーマも深い
映像や演出も洗練されている
脚本のメリハリも巧み
役者も素晴らしい
1時間52分があっという間だった
インド映画の実力を、まざまざと見せつけられた気分だ


Gunjan Saxena: The Kargil Girl (2020) on IMDb


Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/gunjan_saxena_the_kargil_girl/reviews

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