Netflix「モラルセンス ~君はご主人様~」ネタバレ感想 僕のご主人様になってください!!

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Netflixオリジナルの韓国映画
ハンサムで欠点のない同僚ジフの秘密を、ジウは偶然知ってしまい…………

ちょっと特殊なロマコメ
内容はマニアックだが爆笑シーンが多く楽しめる

「イカゲーム」、「地獄が呼んでいる」、「今、私たちの学校は…」
世界中でヒットを連発している韓国から、とんでもない作品が登場
ストーリーは簡単に言うと「好きになった男が変態だった」というもの
とはいえ、内容はかなりソフト
よっぽど苦手な人でなければ大丈夫だろう
主演は少女時代のソヒョンとアイドルグループ・U-KISSのイ・ジュニョン
2人とも体当たりの熱演
本当にそういう趣味なのかと信じてしまいそうになるほどだった
基本的には軽く明るいタッチで展開
好きな相手に合わせるために特殊なプレイを勉強するヒロインの姿が、いじらしくも可笑しかった
また切ない恋愛模様も描かれる
ラストは不覚にも感動してしまった
ロマコメ好きなら見て損はなし
ただし新しい扉を開いてしまうかも知れないので、注意が必要だ!!


予告編

『モラルセンス ~君はご主人様~』予告編 – Netflix

作品情報
作品名「モラルセンス ~君はご主人様~」(原題Love and Leashes)
監督:パク・ヒョンジン
キャスト:ソヒョン、イ・ジュニョン、イエル、ソ・ヒョヌ
上映時間:118分
製作国:韓国(2022年)

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ざっくりあらすじ

イケメンで欠点のないジフの誰にも言えない秘密を、同僚のジウは偶然に知ってしまい…………

感想(ここからネタバレ)

ある意味、すごく勉強になった…………

発覚

チョン・ジウは生真面目で融通の利かない性格
そのため会社の上司からは煙たがられていた
そんなある日、ジウの所属する広報部にチョン・ジフという社員が異動してきた

整った顔立ち
人当たりのいい性格
有能で仕事もできる

自分と名前の似たその社員に、ジウはすぐに惹きつけられた

ある日、ジウは会社で荷物を受け取った
開けてみると首輪が入っていた
こんなものを頼んだ記憶はない
そこへチョン・ジフが凄い勢いで飛び込んできた
その荷物は自分宛てだという
名前が似ているので間違えたのだ

「ペットの犬用のです」

ジフはそう言うが、どこか様子がおかしい
はずみで荷物の箱がひっくり返った
そこからアダルトグッズの割引券がこぼれ落ちた
ジフは慌てて拾い、逃げるように去っていった

それから1週間が過ぎた
ジフはビクビクしながら日々を過ごしたが、何も起きなかった
ジウは以前と同じ態度で接してくれる

もしかしたら彼女こそ、ずっと探していた女性かも知れない

ジフはジウに全てを打ち明ける決心をしたのだが…………

作品解説

原作は冬によるウェブトゥーン作品「モラルセンス -俺のご主人様になってください-」

監督は「6年目も恋愛中」や「ハッピーログイン」のパク・ヒョンジン

ソヒョン

ヒロインのチョン・ジウを演じる
生真面目で曲がったことが許せない
上司にも堂々と意見を言い、煙たがられている
同じ部署に異動してきたチョン・ジフのことを気にしている
ひょんなことからジフの秘密を知ってしまい…………

気になるジフから「僕のご主人様になってください」と言われ、戸惑うジウ
彼の要望に応えるために、主人とはどう振る舞うべきか真面目に勉強する姿が、可笑しくも魅力的だった
少女時代のメンバーとして有名なソヒョン
美しくて凛とした姿が、チョン・ジウにピッタリだった

イ・ジュニョン

広報部に異動してきたチョン・ジフを演じる
優しくて人当たりが良く、女性から大人気
仕事も有能で上司から頼りにされている
だが、誰にも言えない性癖を持っている
ジウのことを主人として崇めるようになり…………

アイドルグループ・U-KISSのジュンとして有名なイ・ジュニョン

こんな役、引き受けて大丈夫!?

犬になりきっている姿など、本当にそっち系の人だとしか思えなかった
凄まじい役者根性だ

DS

Domination & Submission(支配と服従)
ジウに主人になってくれるように懇願するジフ

「付き合うとかではなく、純粋にご主人様になって欲しいんです!!」

こんな酷い日本語、初めて聞いた(笑)
覚悟を決めて、主人になる勉強を必死にするジウの姿も面白い

足踏み
ロウソク
ムチ
手錠

様々なプレイが登場
人形相手に縄で縛る練習をするジウには笑ってしまった
非常に勉強になる作品である何の勉強!?
もともと素質があったのか、ご主人様として成長していくジウ
才能を開花させていく姿も見どころ

2人の関係

支配する者と服従する者
ジフは運命のご主人様に出会えて幸せそうだった
だが、ジウは満足できなかった
日に日にジフへの想いが募った

「命令です。わたしと恋愛しなさい」

とうとうジフに想いを打ち明けたジウ
けれどジフは首を振った
それ以来、ギクシャクするようになった2人
この辺りは本当にもどかしかった
DSと恋愛は両立できないのか?

本当の自分

かつて恋人に秘密を打ち明けて拒絶されたジフ
それ以来、恋愛に臆病になってしまった
そんな時に出会ったチョン・ジウ
ジフにとってジウは太陽だった
絶対に失いたくない

本当の自分を受け入れてくれる相手に出会うこと
人生でこれ以上の喜びはない
変態チックなロマコメだったはずが、ラストは人間賛歌へ
不覚にも胸を打たれてしまった

まとめ

かなり特殊なロマコメ
だが、描かれるのは純愛と他人を受け入れる寛容さ
そんな理屈は抜きにしても、軽い気分で楽しく見られる
ついでに色々と勉強になる一作だ

Love and Leashes (2022) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/love_and_leashes
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/381124

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