Netflix「クリスマス・キャッスル」ネタバレ感想 お城の魅力も満載のロマコメ!!

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Netflixオリジナル映画
ベストセラー作家のソフィー・ブラウンは、スキャンダルから逃れるためにスコットランドへ赴くが、ある古城に心奪われて…………

楽しくてロマンチックなロマコメ
スコットランドの風景が美しい

かつて「青い珊瑚礁」で一世を風靡したブルック・シールズ
まさか2021年になって彼女主演のロマコメを見ることになろうとは!!
ところが驚くほどキュート
非常に魅力的な女優になっていて驚いた
不愛想で気難しい公爵のキャラクターも面白い
公爵の犬のヘイミシュも可愛かった
美しいスコットランドの風景
歴史ある城の魅力
村の人々の家族のような暖かさ
笑いどころも多くて、全く退屈しなかった
これは良質なロマコメ
日頃のストレス解消にはピッタリの作品だ


予告編

A Castle For Christmas | Official Trailer | Netflix

作品情報
作品名「クリスマス・キャッスル」(原題A Castle for Christmas)
監督:メアリー・ランバート
キャスト:ブルック・シールズ、ケイリー・エルウィズ、リー・ロス、アンディ・オショー、ティナ・グレイ
上映時間:99分
製作国:アメリカ、イギリス(2021年)

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ざっくりあらすじ

ベストセラー作家のソフィー・ブラウンは、スキャンダルから逃れるためにスコットランドに滞在する。そして、ある古城に心奪われるが、そこの所有者の気難しい公爵に敵対視されて…………

感想(ここからネタバレ)

ブルック・シールズを本当に久々に見た…………

スコットランドへ

ベストセラー小説「エマ・ゲイル」シリーズの作者であるソフィー・ブラウン
ところがソフィーは世間から、激しいバッシングを受けていた
シリーズの最新作で、人気キャラクターのウィンストンを殺したからだ
テレビに出演したソフィーは、本の大ファンというドリュー・バリモア(本人)から、どうして殺したのかしつこく追及される
あなたの離婚が原因ではと訊かれて、ソフィーは思わず「本当なら、もっと残酷に殺すこともできたのよ!」と口走ってしまう

ほとぼりが冷めるまで、ニューヨークを離れることにしたソフィー
亡くなった父親が、幼い頃に住んでいたというスコットランドのダンバー城
念願だったそこへ訪れることにした
それにスコットランドの田舎なら、誰も自分のことなど知らないだろう

スコットランドの小さな村のホテルに辿り着いたソフィー
予想に反して村人たちは誰もがソフィーのことを知っていたが、暖かく迎えてくれた
翌日、ソフィーはダンバー城に足を向けた
城は観光名所となっていた
美しい城にソフィーはすっかり魅了されたが、ガイドの不愛想な男にだけは辟易した

しばらくしてソフィーは、その城が売りに出されていることを知った
ソフィーは意を決して、自分がダンバー城を購入することに決めた
ところが所有者のマイルズ公爵は、先日会った愛想のないガイドの男で…………

作品解説

監督は「ペット・セメタリー」のメアリー・ランバート
こんなロマコメも撮れるとはビックリ

ブルック・シールズ

ベストセラー作家のソフィー・ブラウンを演じる
「エマ・ゲイル」シリーズが大人気のソフィー
しかし、プライベートでは1年前に夫と離婚
やけになってエマの恋人のウィンストンを殺してしまう
おかげでファンから大ブーイング
ほとぼりが冷めるまで、スコットランドへ逃げるのだが…………

1980年の「青い珊瑚礁」で一躍人気となったブルック・シールズ

そんな彼女もいまや56歳!!
すっかり映画などで見かけることはなくなった

まさか今さらロマコメのヒロインを演じるとは!!

ところが、これがめちゃくちゃはまり役
非常にチャーミングで親しみの持てるキャラクターを生み出している
その健在ぶりに懐かしさと共に嬉しくなった

ケイリー・エルウィズ

マイルズ公爵を演じる
偏屈で不愛想
よそ者が大嫌い
このダンバー城が自分の人生だと考えている
ソフィーから頭金だけぶんどって、城から追い出そうと計画する
そのため様々な嫌がらせをするが…………

ケイリー・エルウィズは「プリンセス・ブライド・ストーリー」で主役を演じた

最近は様々な作品で、脇役として活躍している

城の魅力

美しいスコットランドの風景
そこにそびえる古びた城

いくつもの肖像画
凝った装飾品
数百年に及ぶ歴史

存分にロマンに浸らせてくれる
海外旅行をしたような気分を味わえた
また良い面ばかりではなく、城の管理がいかに大変で出費がかさむかなど、リアルな問題も描かれて興味深かった

村の人々

こんな田舎なら、誰も自分のことを知らないだろう
そう甘く考えていたソフィー
ところが誰もがソフィーの本の大ファンだった
一発で正体がばれるソフィーの姿が面白い

メイジー、ヘレン、ローナ、アンガス
優しくて面倒見のいい村の人々
ソフィーはすっかり打ち解けて、村の「編み物クラブ」の一員となる
その家族のような暖かさが心地よかった
このシチュエーションはジュリア・ロバーツの「ノッティングヒルの恋人」を思い出した

ロマコメ

ベストセラー作家と偏屈な公爵
出会いが最悪で、つねにいがみ合っているのが定番だが面白い
特にマイルズ公爵が気難しい男で、本当にロマンスに発展するのか、見ていてハラハラした

ブルック・シールズケイリー・エルウィズ
2人ともとっくに50歳を超えている
なのに相手を意識するようになると、めちゃくちゃ初々しい姿を披露
もどかしいが大人のロマコメとして見ごたえがあった
これが劇場公開作品だったら、こんな大胆なキャスティング不可能だっただろう
まさにNetflixならではである

まとめ

非常に上質なロマコメ
終始笑えて、ロマンスも楽しめる
何より古城の魅力が満載
クリスマス気分も味わえるお得な一作だ

A Castle for Christmas (2021) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/a_castle_for_christmas
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/379570

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