「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ」が2023年2月3日にアメリカで公開された
日本では2022年10月22日に公開された本作
アメリカでは892の劇場で公開されている
川原礫の人気小説「ソードアート・オンライン」シリーズ
その物語のすべての始まりであるアインクラッド第一層からクリアまでの軌跡を、詳細に描いた原作者自身によるリブートシリーズ「ソードアート・オンライン プログレッシブ」の劇場アニメ
2021年に公開された第一弾「星なき夜のアリア」に続く第二弾である
大人気の「ソードアート・オンライン」シリーズの劇場アニメ最新作
果たして海外ではどういう評価をされているのか?
「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ」
世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」がデスゲームと化し、1万人のプレイヤーたちが閉じ込められてから1ヵ月以上が過ぎた
鋼鉄の浮遊城“アインクラッド”第1層を攻略したアスナは、凄腕の剣士キリトとコンビを組んだまま、最上階を目指して旅をしていた
腕利きの女情報屋アルゴの協力も得て、順調に旅を続けていたアスナたち
しかし、攻略そっちのけでPK(プレイヤーキル)にのめり込む謎の集団が出現し、事態は一変する
彼らの暗躍によって2大ギルドのALS(アインクラッド解放隊)とDKB(ドラゴンナイツブリゲード)が敵対
アスナとキリトも新たな脅威に巻き込まれていき…………
原作は川原礫の小説「ソードアート・オンライン プログレッシブ」
キリトを演じるのは松岡禎丞
アスナを演じるのは戸松遥
ミトを演じるのは水瀬いのり
腕利きの情報屋アルゴを演じるのは井澤詩織
監督は河野亜矢子
アニメーション制作はA-1 Pictures
海外の評価
アメリカでは「Sword Art Online the Movie: Progressive – Scherzo of Deep Night」のタイトルで公開された
現時点でのIMDbのスコアは6.9/10
ロッテントマトの批評家支持率は50%、観客支持率は93%
メディアの評価
NYC Movie Guru
「冥き夕闇のスケルツォ」は残念ながらストーリーは、それほどエキサイティングではありません
いくつかのアクションを伴う、ありふれた善対悪の戦いです
サスペンスもなく、悪役は非常に退屈です
息を呑むようなアクションは魅力ですが、退屈なストーリーを補うほどではありません
「冥き夕闇のスケルツォ」は視覚的には見事ですが、物語が弱く、アクションが精彩を欠いているため、平凡な作品にとどまっています
ComingSoon.net
「冥き夕闇のスケルツォ」は楽しいアクションシーンとキャラクターたちの興味深い日常シーンを提供しながら、元のシリーズの問題のいくつかを修正する快適な続編です
SAOに無関心な人の心を変えることはないでしょうが、シリーズに少しでも興味がある人にとっては有意義な作品になっています
スコア: 7.5/10
Austin Chronicle
TVアニメのリブートである「ソードアート・オンライン -プログレッシブ-」の映画は、ファンに何か新しいもの、語るべき何かを提供することを目的としていました
「スケルツォ」はその意味で物足りませんが、それなりには興味深いです
But Why Tho?
映画は全体的にファン中心のアプローチを取る傾向があり、「星なき夜のアリア」とアニメシリーズの両方を楽しんだ人にアピールしようとしています
SAOにはかなりのファン層がいるのでこの方針は理解できますが、「冥き夕闇のスケルツォ」が新規参入者を歓迎していない点は少しガッカリです
ストーリー的には「スケルツォ」は、プログレッシブ最大の問題があらわになります
すでにアニメシリーズで見たイベントの合間のストーリーなので、本質的には単に引き伸ばしの追加エピソードにすぎないということです
ただし、アニメーションは一流であり、A-1 Picturesはその点で素晴らしい仕事をしました
「冥き夕闇のスケルツォ」は決して悪い映画ではありませんが、SAOファン以外には向かない映画かも知れません
Common Sense Media
前作「星なき夜のアリア」は物語のスリリングな始まりを、壮大に再現しました
比べて「冥き夕闇のスケルツォ」はそこまでエキサイティングではありませんが、キャラクターの掘り下げやゲームに閉じ込められた時に人々がどのように反応したかを探ることに焦点を当てています
複雑で感情的な人間関係は興味深く、シリーズに加える価値のある一作となっています
Guardian
「冥き夕闇のスケルツォ」はアスナの冒険の一端を垣間見れるというだけで、「竜とそばかすの姫」のようなファンタジーと現実への鋭い批評のようなものはありません
おそらくSAOファンにとっては意義があるのでしょうが、痛々しい蛇足のエピソードのようにも感じます
観客のレビュー
「絶対に素晴らしい。アニメーションはまたしても見事で、SAOファンなら必見!」
「とても気に入りました! また思っていた以上のSAOファンが、この地域にいたと知って嬉しい! 次は英語版を見たいです!!」
「SAOファンなら楽しめると思います。次の映画に今からワクワク」
「この映画は長くてまとまりのない追加エピソードのように感じます。しかし、アニメーションと音楽は良かった」
「とても良かった! キリトとアスナは今でも心温まる素敵なカップルです」
「映画の最初の3分の1は退屈でした。しかし、アクションシーンは圧巻」
「私はこの映画の全てが大好きで、もう一度見に行きたいと思っています。SAOファンにはお勧めです」
「ファンサービスはいらない。バトルシーンは良かったが、ストーリーに緊張感はなかった」
「SAOが大好きです。この映画が期間限定なのがもったいない」
「前作より良かった。この時点での唯一の問題は、このプログレッシブのシリーズを元のアニメシリーズにどう統合するかということです」
「驚異的な続編。物語への素晴らしい洞察があります」
「アニメのシーズン1が好きで、アインクラッドの冒険の詳細をもっと知りたいと思っていたファンには必見です」
「ビジュアルは素晴らしかった。大画面で見る価値がありました」
「ちゃんとした続編ですが、物語的には弱いかも。でもSAOファンなら見るでしょ!」
「SAOの長年のファンにとっては素晴らしい映画。シリーズの最初の頃の感覚が戻ってきました。サウンドトラックも完璧でした。見逃してはいけない作品です」
「かなり良かった。アニメシリーズとは別物ですが、SAOの新旧全てのファンにとって新鮮です。第三弾が待ちきれない!」
「アスナたちがあの殺人ギルドとどう出会ったのかを見せてくれました。これは間違いなくコアなSAOファン向け」
「アニメーションは素晴らしかったが、悲しいことに元のシリーズと辻褄が合っていません」
「SAOは吹き替えでも字幕でもとても良い」
「前作よりも良かった。フロア5のボスはアニメシリーズで最高のデザインでした」
「実際、悪い映画ではありませんが、映画というより長いエピソードを見たという印象です。結局はラフィン・コフィンの始まりが描かれただけでした」
「映画は本当に楽しかったです。吹き替え版は良い出来だと思いました。ソードアート・オンラインが好きなら、これもきっと気に入るはずです」
「アインクラッド編は15話では物足りなかった。プログレッシブ映画はそれを補ってくれた。私はこの映画が大好きで、ベテランのファンは絶対に見なければなりません」
「それは素晴らしい映画だったし、私にとっては10/10。初日に見る価値は十分にある!!」
「ほとんど寝てました。これは最初のアニメシリーズでやるべきだったエピソードです」
「本当に最高です! アスナはずっと私のお気に入りのSAOガールです」
「映画は素晴らしかった。今まで見た中で一番好きなボス戦だったかも知れません。SAOファンなら絶対に観る事をお勧めします」
「メディアの批判を無視してください。彼らは何も分かっていません。Guardianの記事は酷かった」
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