スポンサーリンク

【海外の反応】「幻魔大戦(1983)」の評価は!?

スポンサーリンク
スポンサーリンク

「幻魔大戦」はアメリカでは、VHSやレーザーディスクでリリースされた

日本での公開は1983年3月12日

 

平井和正原作、石森章太郎作画の漫画版、および後に平井和正自身によって執筆された小説版を原作としたアニメ映画
キャラクターデザインは大友克洋、監督はりんたろう
宇宙の全てを破壊する者”幻魔”が地球へ迫っていた
プリンセス・ルナは幻魔と戦うために、世界中からエスパーたちを集めるが…………

 

「角川アニメーション映画」第1作として話題になった「幻魔大戦」
果たして海外ではどういう評価をされているのか?

スポンサーリンク

 

 

 

 

「幻魔大戦」

トランシルバニア王国のルナ姫は、親善使節として米国に向うジェット機に乗っていた
機内で彼女は水晶の中に、ジェット機が墜落する映像を見て、悲鳴を上げる
その時、宇宙から飛来した物体に、ジェット機は衝突した
空中に放りだされたルナは、宇宙のエネルギー生命・フロイの声を聞く
宇宙の全てを破壊する”幻魔大王”が、地球に迫っている
幻魔と戦うには超能力者を集めるしかない
そうしてフロイはサイボーグ戦士ベガを、ルナのところへ送った

 

その頃、高校生の東丈は野球部のレギュラーを外され腐っていた
最近はガールフレンドの沢川淳子にも冷たくされている
淳子が言うには、丈の姉である三千子の存在が大きすぎるとのことだった
むしゃくしゃした丈は夜の新宿をうろついていた
そこへベガが現れ、丈を追いかけてきた
追い詰められた丈は、無意識に能力を発動し、建築資材をベガめがけて飛ばした
自分の力に驚く丈
これらは全てルナが、丈の能力を知るためにやったことだった
丈の超能力は想像以上だった
ルナは地球を救うために、丈に協力を求めるが…………

 

東丈を演じるのは古谷徹
ルナは小山茉美
東三千子は池田昌子
ベガは江守徹
音楽はキース・エマーソン
アニメーション制作はマッドハウス

 

 

 

 

海外の評価

アメリカでは「HARMAGEDON」のタイトルでリリースされた


現時点でのIMDbのスコアは5.4/10
ロッテントマトの観客支持率は33%

 

 

 

 

メディアの評価

THEM Anime Reviews

この映画は1980年代に日本で大ヒットしたのかも知れませんが、同時代にはこれよりもはるかに優れた作品がありました(ナウシカや天使の卵)
そのお粗末なキャラクター描写、退屈なプロット、精彩のない演出は昔の作品だからと擁護するのは困難です
古谷徹や小山茉美のような優れた声優が無駄に使われていて、本当に残念だ
ただし、ホラーファンならもう少し高く評価するのかも知れません
これは史上最悪のアニメ映画ではありませんが、とても退屈です
2/5

 

 

silveremulsion.com

りんたろう監督が「AKIRA」の大友克洋と組んだ作品があると知り驚きました
そして、音楽を担当するのがキース・エマーソンだと知り、期待は一気に高まりました
実際、導入部は素晴らしかった
しかし、悲しいことにその後は次々とキャラクターが登場し、感情移入する暇もありません
映画よりテレビシリーズの方が良かったかも知れない
けれど、本作のアニメーションは見逃せません
CGがなくてもアニメがどれほど素晴らしいものになるかを知るのに、最適な映画です
特に噴火する火山の中での最終対決のアニメーションは、史上最高と言ってもいいものでした
この映画は傑作とは言えませんが、素晴らしい瞬間があります
見る価値は十分にありました
80年代の古き良きアニメを許容できる人なら誰でも、試してみるのに十分な壮大な冒険とゴージャスなビジュアルが用意されています

 

 

The Spinning Image

多くの大ヒット作と同様に、「幻魔大戦」も焦点の定まらないストーリーと、矢継ぎ早にキャラクターが登場するわがままなペースに悩まされています
それにもかかわらずこの作品には壮大さといくつかの素晴らしい瞬間があり、今日までファンのお気に入りであり続けています
丈と姉の三千子の関係は、感動と興ざめとの紙一重であるにもかかわらず(奇妙なことにガールフレンドとの関係よりもはるかに)、「幻魔大戦」でもっとも印象に残る部分でした
7/10

スポンサーリンク

 

 

 

 

観客のレビュー

「幻魔大戦はおそらく私が今まで見た中で、最悪のアニメです。テンポの悪さ、酷いキャラクター描写、意味不明な悪役。キャラクターは丈以外、十分に描かれていません。アフリカ系アメリカ人の少年などは、歩くステレオタイプです。それに映画の最初の1時間は本当に退屈でした。結局、この映画は全ての有名なアニメ映画を見たいと思っている筋金入りのオタクだけが見る価値があります」

 

「この映画は熱心なアニメファンから、多くの批判を受けています。私もいくつかの点では同意しますが、激しいアクションシーンと素晴らしいアニメーションは、欠点を補って余りあると考えています。結論として、これはアニメファンなら見逃せない作品です」

 

「石ノ森、大友、りんたろう。伝説的なクリエイターたちのパワーは感じられます」

 

「これは素晴らしい映画ではありませんが、史上最悪というほどでもない。偏見を持たずに、自分で判断してください」

 

「非常に大げさで、完全にやりすぎです。ドラゴンボールZとAKIRAを組み合わせたような感じで、アニメーションは素晴らしいが、プロットは非常識です。全体を通してあまり一貫性がありませんが、間違いなく見る価値はあります」

 

「おそらく私が今まで見た中で最悪の映画。ストーリーは意味が分かりません」

 

「悪くない映画だが、明らかに長すぎる」

 

「一流のアニメーションとデザイン(大友氏と金田伊功氏はさすが)、そして音楽は本当に素晴らしい」

 

「80年代のアニメ映画なら、これよりクラッシャージョウをお勧めします」

 

「本当に奇妙な作品ですが、私はかなり好きでした。またアキラとの類似点の多さにも注目です」

 

「80年代の古典的な映画で、多くの優秀なスタッフが制作に携わりました。キャラクターデザインは素晴らしく(さすが大友)、アニメーションもかなり良いです。問題はストーリーで、エネルギッシュでもなく、特に面白いわけでもないシーンがダラダラと続きます」

 

「アニメーションはゴージャスで、キャラクターデザインは一流ですが、プロットはバラバラ」

 

「AKIRAへの道を切り開いた駄作」

 

「長すぎるが美しい」

 

「80年代初頭のアニメーションとしては、とても印象的な作品。いくつかのショットは非常に滑らかで、その壮大なビジュアルには正直驚かされました」

 

「初期のマッドハウス作品であるというだけで、注目に値するアニメです。そのビジュアルやアートは、1980年代初頭の作品としては驚くべきものです。音楽は有名なキース・エマーソンが担当し、私がこれまでに見たどのアニメよりも美しい光と音の体験を作り出しています。またサイボーグのベガのデザインが本当に素晴らしかった」

 

「石ノ森章太郎のキャラデザで映画を作って欲しかった」

 

「欠点はありますが、AKIRAにつながるいくつかのビジュアルを見るのはかなりクール!」

 

「この作品はりんたろうが監督を務め、金田伊功(史上もっとも重要な日本人アニメーター)が彼の史上最高のアニメーションを制作し、若き大友克洋がキャラクターデザインと多数のアートワークを担当しました。幻魔大戦は欠陥のある映画だが、良いところは本当に素晴らしく、その最高品質のクォリティと独自性において歴史的に重要なアニメです。西側のアニメファンの批判を鵜呑みにしないでください。問題はあっても絶対に見る価値がある映画です」

 

「吹き替えが酷かった。完全に悪い作品ではありませんが、他に何もすることがない時に見るアニメです」

 

「何故こんなに評価が低いのか不思議です。ビジュアルはよく出来ていたので、おそらくほとんどの人はストーリーがピンとこなかったのだと思います。それでもこの映画は興味深いビジュアルやシーンが満載なので、興味がある人はぜひ見てください」

 

「私はこの作品の悪い評判をたくさん聞いていました。中には史上最悪のアニメ映画の一つという者までいました。おそらく笑えるほど酷いものなのだろうと予想して見たら、意外にもそうではなかった。幻魔大戦は個人的にはかなりまともな作品だと思います。超能力を持った人々が世界を救おうとするストーリーは、非常に上手くいっています。まるでスキャナーズとサイボーグ009を組み合わせたようで面白かった。全体的に悪いアニメではないので、興味がある人にはお勧めします」

 

「日本のアニメーション映画の金字塔の一つ」


スポンサーリンク

ブログTOP

コメント

  1. 匿名 より:

    100点満点で作画10000点、音楽80点、その他5点みたいな作品よね
    まあ原作からしてプロットがバラバラにとっ散らかった未完成品だし

  2. 匿名 より:

    21世紀に初見なら、超能力バトルなんて設定に新鮮さないしな

  3. 匿名 より:

    まだ大友克洋キャラを充分に動かせてないけどこの映画で初めて考案された表現は多いのよ。念力バトルの表現とかねっとり糸引くオーラとか。
    角川映画で平井和正原作のはずの企画なのにSFの素養のないライターが漫画準拠の脚本上げてきたのが不幸の始まりもったいない。

  4. 匿名 より:

    テンポが悪いというより詰め込みすぎで、それと前知識ないと何がなんやらで
    何の知識もなくエヴァンゲリオンの映画みてわけわからんかったのに似てるかなあ
    幻魔大戦のパンフレット、丈の前世での幻魔との闘いとか因縁?とか詳しく書いてあったけど
    小学生だったからほんとにわけわからんかった
    ただエヴァンゲリオンは???だったのに対して幻魔大戦はすげーっていう感想が当時あった(小学生の自分)

  5. 匿名 より:

    透過光周囲の拡散表現が素晴らしかったな。デジタル処理なんて無かった頃の試行錯誤の賜物。判る人には判るだろう。キース・エマーソンの音楽も良かった。あとりん・たろう監督作品は
    後半かならずダレる。

  6. 匿名 より:

    元々映画化の原動力となった平井和正の小説版が迷走しまくり、主人公が失踪>主人公の後を継いだ人物が事実上の主人公に>その後継者も失踪、を繰り返す展開だったし、現代に本物の救世主が出現するとしたらどんな活動をするのか?の原作コンセプトもアニメでは反映されず、ただの超能力バトルモノにと、元から無理があったアニメ化だった

  7. 匿名 より:

    10年ぐらい前に見たかな
    漫画は石ノ森章太郎氏が書いてたというのかすかに記憶にあったので期待したんだが
    なんだこれ・・ていう感想だった

  8. 匿名 より:

    大友克洋に超能力の興味を持たせ、その後”童夢””AKIRA”と作られたのを考えると無駄では無かったと思うけど映画自体は自他共に認めるハチャメチャ作品と当時でも知られていた。俺自身は一応友人と観に行ったけど最初から醒めた目で観ていた。むしろその後出版した”キャラクターオブ幻魔大戦 大友克洋”つー原画集に感動しまくりだった。

  9. 匿名 より:

    公開時、親父頼んで映画館に見に行ったら、親父は併映のバンデットQのほう気に入ってたw確かに映画としての完成度はあっちの方が上。だけど俺は子供だったから来場者特典のセル画(オーラ光の枠線のみのヤツ)もらって派手な動きあるアニメーション見てれて大満足した。角川で派手な宣伝までしてたから客入りは悪くなかったよ。ただ宇宙の破壊神みたいのとの戦いがあんなショボい終わりでいいの?みたいなのは思ったかな。

  10. 匿名 より:

    当時、映画館で観ました。
    まあ新興宗教アニメという感じだね。
    見ているあいだじゅう「俺、なんでこんなものを見に来てしまったのだろ……」という居心地悪さが続きました。
    全体的に気持ち悪いし、ストーリー的にも見るべきものはないけれど、その割りにはなぜか楽しめた記憶もあります。「怪作」というほどではないが、不思議な魅力のある作品です。

    あまり真面目に議論したり評論したりするような対象ではないと思う。まあ、あんなのもあったね、とたまに思い出すだけでいい。

  11. 匿名 より:

    りんたろう監督の映像美は素晴らしい。が、他がなあ

  12. 匿名 より:

    サイオニクス戦士がいっぱい出てくるけど、全然掘り下げがなく出てくるだけなんだよな

  13. 匿名 より:

    弟「姉さん、僕はクラスメイトの女の子を頃してしまった!」
    姉「大丈夫よ、きっとその子は幻魔に憑依されていたんだわ」
    弟「そうか! そんなふうに考えられる姉さんはすごいや!」

    あたおか

  14. 匿名 より:

    ローズマリー・バトラーの歌とキース・エマーソンの音楽が最高!
    石森章太郎のデザインも良いけど俺はこの映画の尖ったデザインが好き
    街中の戦闘シーンもお姉ちゃんが殺される場面も富士山での最終決戦も素晴らしかった

  15. 匿名 より:

    当時吉祥寺に住んでたからちょっとうれしかった思い出…

  16. 匿名 より:

    子供の時に観てすごく好きだったんだけど、大人になってから観たらなんとも退屈な映画だったのは記憶してる
    しかしながらベガのカッコ良さはいくつになってもカッコよく見えるね
    素晴らしいデザイン

タイトルとURLをコピーしました