劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel] I.presage flower」はアメリカでは、2017年11月に劇場公開された
日本での公開は2017年10月14日
大人気ヴィジュアルノベルゲーム「Fate/stay night」の最終ルート[Heaven’s Feel](通称「桜ルート」)を劇場アニメ化
3部作の第1部となる
アニメーション制作はufotable
冬木市で再び聖杯戦争が始まろうとしていた
衛宮士郎は彼を慕う少女・間桐桜と穏やかな日々を過ごしていたが、その争いに巻き込まれて…………
熱狂的な人気を誇る「Fate/stay night」の劇場アニメ
果たして海外ではどういう評価をされているのか?
劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel] I.presage flower」
あらゆる願いをかなえる「聖杯」をめぐり、魔術師(マスター)と英霊(サーヴァント)が争いを繰り広げた「聖杯戦争」から10年が経った
前回の聖杯戦争を戦った衛宮切嗣の養子・衛宮士郎は、彼を慕う少女・間桐桜と穏やかな日々を過ごしていた
桜は毎日、士郎の家に通い、朝食と夕食を一緒に作った
士郎にとって桜は妹のような存在だった
再び冬木市で聖杯戦争が始まった
士郎は切嗣の遺志を継ぎ、戦うことを決意する
召喚したサーヴァント・セイバーとともに、士郎は聖杯戦争に臨んでいった
そして、聖杯戦争が始まると、冬木市は殺人事件など不穏な空気が流れるようになった
士郎は桜のことを心配し、自宅に泊めることを決意するが…………
原作はTYPE-MOONの人気ゲーム「Fate/stay night」
衛宮士郎を演じるのは杉山紀彰
間桐桜は下屋則子
セイバーは川澄綾子
遠坂凛は植田佳奈
監督は須藤友徳
アニメーション制作はufotable
海外の評価
アメリカでは「Fate/stay night [Heaven’s Feel] I. presage flower」のタイトルで公開された
現時点でのIMDbのスコアは7.4/10
ロッテントマトの観客支持率は81%となっている
メディアの評価
Anime UK News
私はFateシリーズにはプリズマ☆イリヤから参入しましたが、時間が経つにつれてこのシリーズ全体が、とても好きになりました
[Heaven’s Feel]では士郎のかつての弓道のライバル、慎二の妹である間桐桜がヒロインとなります
映画の序盤はFateの他のルートに比べて、はるかにゆっくりに見えます
またFateにおいて重要なイベント(セイバーの召喚、凛のペンダント)をスキップしてしまい、上映会ではストーリーを理解できずに混乱している人が多く見受けられました
初心者にとって、これは大きな問題であり、とても残念なことです
Fateの基本が分かっていれば、この映画は本当に楽しいものになります
ufotableの豪華なアニメーションは、”Unlimited Blade Works”に続いて健在で、大きなスクリーンで見ることができて、とても嬉しかった
梶浦由記のおなじみの音楽も、アクションに素晴らしい効果を発揮していました
これまでにFateシリーズを何も見たことがない場合は、少なくともUnlimited Blade Worksを見てから、この作品に戻ってくることを強くお勧めします
そして、このシリーズの元々のファンならば、この映画を大いに楽しむことができるでしょう
7/10
SpaceWhales Anime Blog
私はこの映画を劇場で見ました
アニメ・フェスティバルの一環だったので、劇場はかなり混雑していました
ufotableが序盤の重要なシーンを省いたのは、許容できます
何故ならこのシーンは、すでにUnlimited Blade Worksで描かれているからです
つまり、この映画はあくまで経験者、ファン向けであることが分かります
Heaven’s Feelルートは物静かな間桐桜に捧げられています
しかし、魅力のない日常シーン、説明的な会話、キャラクターの描写不足により、この映画は説得力のある感情的なタッチに欠けています
3部作の第1部ということもあるのでしょうが、ほとんど何も進展しません
この映画で得られるものはありませんでした
1/10
ENTERTAIMENT REVIEW PROJECT
この映画はアニプレックスUSAによって劇場公開され、劇場に足を運んだ人にはポスターが配られました
これは本当に嬉しかった
私はFateシリーズの専門家のつもりはありませんが、これまでさまざまな部分を楽しんできました
大きなスクリーンで『Heaven’s Feel』を見ることができて興奮しました
私は桜があまり好きではありませんが、ストーリーはかなり良かった
他の2つのルートと異なり、Heaven’s Feelはよりダークです
サーヴァントたちを狙う謎の影や、間桐臓硯の加入もストーリーに大きな変化をもたらしました
ビジュアルは素晴らしく、声優の演技も一流です
ダークなファンタジーを見たいのであれば、Heaven’s Feelを選んで間違いはありません
Never Argue with a Fish
Fateシリーズは非常に巨大なので、どこから始めればよいのか、人によって意見が異なると思います
私の意見ではFate/Zeroが一番良いでしょう
『Heaven’s Feel』は私が待ち望んでいたストーリーです
ただし、Fateシリーズに慣れていない人は、今すぐ引き返してください
アニメーションは驚くほど美しく、アクションシークエンスは私がこれまで見た中で最高のものの1つです
とはいえ、ストーリーはシーンからシーンへランダムに飛び、つぎはぎのように感じました
キャラクターの行動の理由も、他のシリーズから補完しなければなりません
次の映画はより完成度が高く感じられることを願っています
DoubleSama.com
私はプリズマ☆イリヤが大好きですが、Heaven’s Feelはそれを超えるかもしれません
素晴らしいアートと見事なアニメーションがたくさんあります
基本的にこの映画は、Unlimited Blade Worksをすでに見ていることを前提とされています
私は2017年に海外でリリースされて以来、『Fate/Grand Order』をプレイしてきました
その観点から見ると、映画でランサー(クー・フーリン)がアサシン(ハサン)に負けたことは、納得がいきません
クー・フーリンとハサンの実力差は明らかで、負ける要因が見当たらない
そんな不満もありますが、この映画は私にとって8/10です
本当に良い映画だったので、三部作の次の映画も楽しみです
観客のレビュー
「映画はUBW(Unlimited Blade Works)ルートとは全く異なります。制作陣が原作の悲しい雰囲気を上手く表現できていて良かったです。アニメーションも丁寧で、本当に素晴らしい体験でした!」
「『Fate Stay Night』は私のお気に入りのアニメの1つで、私の好きな女性キャラである桜を中心に展開する映画を見ることができて、とても嬉しいです。ufotableはビジュアルを通じてストーリーを伝えるのが巧みで、次が待ちきれません」
「アニメーション、音楽、構成、全てが素晴らしかったです。劇場は満員で、皆が興奮していました」
「Unlimited Blade Worksよりも断然強烈で面白いです。とても楽しかった!」
「シリーズのファンにとっては素晴らしい映画です」
「米国での公開中に2回見ましたが、見て良かったです。ただし、この映画を見る前に、Fate/ZeroとUBWを観ておく必要があります」
「見事にアニメーション化された戦闘シーンと、登場人物たちの運命の行方に目が離せないプロット。他の2ルートよりダークな雰囲気も魅力。Fateファン必見の作品です」
「このシリーズの予備知識がなかったので、ストーリーが全く理解できなかった。非常に美しい作品でしたが、評価することはできません」
「ああ、これは本当に気に入りました。私はFate/zeroの大ファンで、UBWよりこのルートの方が楽しめるかも知れないと予感しています。この第1章ですでにダークな雰囲気で、それは私にはありがたいことですが、今後はさらに期待できそうです」
「言峰と麻婆豆腐は士郎と桜よりいいカップルです」
「かなり急ぎ足に感じました。最大の問題は士郎のモノローグが全て削除されたことです。事前に原作をプレイしていなかったら、完全には理解できなかったと思います。ただし、アニメーションは素晴らしく、追加されたオリジナルシーンも良かった。7/10」
「私は本当に楽しんだが、Fateの基本的なストーリーを理解している人にしかお勧めできません」
「本当に美しい映画です。あなたがアクション映画が好きなら、これは必見です」
「ライダーはとてもミステリアスでクールで、私のお気に入りのキャラクターです。今度の映画では彼女がメインのサーヴァントだと聞き、私は興奮していました。もっとライダーが見たかった。あれだけでは物足りません!」
「私はこのシリーズを見たことがなく、そもそも存在すら知りませんでした。見たのはアニメファンの友人に勧められたからです。シリーズ未見の人は見ないことを推奨するレビューがいくつかあったので少し心配でしたが、結果的には大丈夫でした。かなりクールなシリーズのようで、気に入りました。Fateの他の作品も見ようとまでは思いませんが、十分に楽しめたので評価は7です」
「残忍な戦闘、Ufotableによるハイクオリティのビジュアル、梶浦由記の印象的な音楽、その全てが映画の大部分で不安な気持ちにさせます。本当に不気味で疲れ果てるような作品です。混乱と恐怖に陥った後、Aimerの素晴らしいエンディングソングが、あなたへのご褒美となるでしょう」
「これほど素晴らしい作品になるとは予想していなかった。『Fate/Zero』の続編として、非常に価値のある作品になっている」
「まだ序盤だが悪くない。他のルート全てを知っていると、より感情移入しやすく、より豊かに感じられます」
「ゴージャスなビジュアルとサウンドにより、体験が新たなレベルに引き上げられます。シリーズでもっとも深い物語はFate/Zeroですが、Heaven’s Feelにも興味をそそる新しい要素と緊張感のある瞬間が十分に詰まっており、夢中になりました」
「私はすでに『Fate/Stay Nigh』、『Fate/Zero』、『Unlimited Blade Works』を観ていましたが、それでもこの映画のストーリーをほとんど理解できませんでした。前作を見てから、時間が経っているせいもあると思います。とはいえアニメーションは素晴らしく、ファンは楽しい時間を過ごせるでしょう」
「個人的にはこのルートの士郎の方がずっと好感が持てるし、全体的に暗いトーンが士郎と桜の関係によく合っていた」
「北米公開の初日に見ました。Fateシリーズのファンとして、この映画はとても面白いと思いました。 Fate/Zeroに比べてUBWが期待外れだったので、この映画にもかなり悲観的でしたが、私の期待をはるかに上回りました。ゲームにないオリジナル要素もあり、キャラクターをより深く描けていたと思います」
「Heaven’s Feelは綺礼のルートであり、私はそれを支持します」
「Fate/Zeroの暗くて残忍な雰囲気に本当に共感した人間として、私はこれを見てとても楽しかった。また高校生の時に見た空の境界の雰囲気にも似ていて、懐かしい気持ちになりました」
「私は桜ルートの映像化を何年も待っていましたが、期待を裏切らない出来でした。残りの2作を見るのが待ちきれません。おそらくBlu-rayも購入すると思います」
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コメント
正直、ゼロやUBWよりも、正規のf/snセイバールートを理解していないとどうしようもない作品
理解していれば、美しい作品なんだけど、初心者には勧められない
Ufoは、先にセイバールートリメイクをするべきだったとは思う
Fateシリーズの残る大きな弾はアタラクシアだけになってしまった