「ルパン三世 風魔一族の陰謀」はアメリカでは、1994年にVHSとレーザーディスクで発売された

日本では1988年4月5日にソフトが発売された
モンキー・パンチ原作の「ルパン三世」のOVA第1作
監修として大塚康生が参加している
片田舎の神社の境内で、石川五右エ門の結婚式が行われようとしていた
新婦は地元の名士・墨縄家の跡取り娘である紫
しかし、謎の一団が現れて、紫をさらっていってしまい…………
ルパン一味全員の声優を変更したことでも話題を呼んだ「ルパン三世 風魔一族の陰謀」
果たして海外ではどういう評価をされているのか?
「ルパン三世 風魔一族の陰謀」
山奥の神社の境内で、石川五右エ門の結婚式が行われようとしていた
花嫁はカラクリ細工に長けた墨縄家の跡取り娘・紫
この式にはルパン、次元、不二子の3人も参列していた
古来の儀式にのっとり、墨縄家伝来の家宝の壷が披露された時だった
覆面装束の謎の集団が現れ壺を奪おうとするが、ルパンらの妨害にあって失敗
代わりに人質として紫を誘拐して逃亡した
墨縄老人が言うには、その壺には一族の莫大な隠し財宝のありかが示されているとのことだった
そして、覆面男たちの正体は風魔一族
紫を取り返すため五右エ門たちは、壺を手に風魔の元へ向かうが…………
原作はモンキー・パンチのコミック「ルパン三世」
ルパン三世を演じるのは古川登志夫
次元大介は銀河万丈
峰不二子は小山茉美
石川五右ヱ門は塩沢兼人
銭形警部は加藤精三
紫は荘真由美
脚本は内藤誠
作画監督は友永和秀
監修は大塚康生
演出は大関雅幸
海外の評価
アメリカでは「Lupin III: The Fuma Conspiracy」のタイトルでリリースされた
現時点でのIMDbのスコアは7.0/10
ロッテントマトの観客支持率は62%
メディアの評価
Anime News Network
過去25年間に公開されたルパン三世の長編作品の中でも、「風魔一族の陰謀」は文句なしに最高傑作の一つと言えるだろう
のちに登場する多くのテレビスペシャルよりも、はるかに優れた作品だ
この作品のハイライトは宝探しや悪党との戦いとは全く関係なく、想像できる限り最もあり得ない追跡シーンだ
ワイルドなカーチェイスはカリオストロの城の冒頭の有名なシーンを上回ることを目的に考案されたようで、それは見事に成功している
あまりに楽しかったので、物語が本筋に戻った時にガッカリしそうになったほどだ
花嫁の紫は他のシリーズのゲストキャラのほとんどよりも印象的で、ルパン一味にも溶け込んでいる
問題があるとすれば、この作品はあまりにも急ぎ足すぎるということだ
70分という上映時間では、全てを詳しく説明している暇がない
このようにストーリーはやや空虚だが、作品の計り知れない魅力と一流の技術的価値を考えると些細なことだ
「風魔一族の陰謀」はシリーズ中最も優れたアニメーション作品と言えるだろう
画面上のあらゆるものが絶えず動き続け、今日の他のアニメよりも輝きと生命感を作品に与えている
評価:A-
Squarespace
まず最初に言っておきたいのは、この作品は公開から40年近く経っているにもかかわらず、非常に時代を感じさせない素晴らしい出来栄えであるということです
オープニングアニメーションは息を呑むほど美しく、日本の神社や風景が精緻な絵画調で美しく描かれています
衣装や様式美も、現代の漫画やアニメではあまり見られない日本の一面を鮮やかに描き出しています
ルパンと銭形が地元の町を舞台に繰り広げるカーチェイスシーンは、アニメ史上屈指の傑作と言えるでしょう
普段はストイックな剣士である五ェ門は、真実の愛と出会い、より優しい一面を見せてくれます
紫も魅力的なキャラクターで、勇敢で気骨があり、堅物な恋人を翻弄する方法を知っています
全体的に私はこの作品を本当に楽しみました
GitHub
「風魔一族の陰謀」は特に非難するところはないが、それほど際立った作品でもない
しかし、アニメーションは当時としては驚くほど滑らかで、特にアクションシーンは素晴らしい
とにかくとても面白いので、ルパン三世が好きなら見る価値があるだろう
3.00 / 5.00
AniList
「風魔一族の陰謀」はルパンシリーズの中でも興味深い作品です
なぜなら様々な点でシリーズ最高の要素を捉えている一方で、もっとも貴重な要素がいくつか欠けているからです
大塚康生がスーパーバイザーを務めているだけあって、アニメーションは素晴らしい
作画監督の友永和秀(2015年に『ルパン三世 PARTIV』の監督も務めた)も良い仕事をしている
カーチェイスはもはや伝説的であり、シリーズ屈指の名シーンと言えるだろう
一方でこの作品には、山田康雄をはじめとするいつものキャストがいません
古川登志夫は良い声優ですが、ルパンには合っていませんでした
ただし、塩沢兼人の五右ヱ門は良かった
そして、声優以上に大野雄二の音楽が欠けていたのは、本当に残念です
それでも「風魔一族の陰謀」は、ルパン三世の中でも力強い作品だと私は信じています
残念ながら日本のファンはあまり評価していないようですが、海外ではとても人気の作品だと感じます
素晴らしいアニメーションと見事なストーリーで、ファンでない人にもぜひ見て欲しい作品です
80/100
視聴者のレビュー
「この作品はアニメーションが非常に滑らかで、優れたストーリーとしっかりとした舞台装置も相まって、手に汗握るエンターテイメント性の高い作品に仕上がっています。悪役も本当に格好良かった」
「私は1992年にこの作品を見ましたが、すぐにお気に入りの作品のひとつになりました。アクションやコメディのタイミング、そしてサスペンスはどれも最高レベルで、ストーリーのテンポもいいです。猛烈なカーチェイスも素晴らしかった」
「一番好きな『カリオストロの城』には及びませんが、『バビロンの黄金伝説』よりは大幅に改善されています。悲しいことに声優はいつものキャストではありません。大野雄二の不在も惜しまれます。一方でアニメーションは、ルパン作品の中でも最高かつ洗練されています。アクションは実にエキサイティングで、サスペンスとユーモアが程よく混ざり合っています。クライマックスはルパン映画の中でも屈指の出来栄えで、カーチェイスも素晴らしい。全体的に見て、いくつか欠点はあるものの、面白い作品です」
「五右衛門は私のお気に入りのキャラクターなので、この作品は楽しかった。数々の凄まじい剣戟を繰り広げる本作は、まさにルパンコレクションに加えるにふさわしい」
「この80年代のOVAはいつもの声優が起用されず、声がキャラクターに全く合っていない。英語の吹き替えも良くなかった。もう一つの問題は音楽で、大野雄二やいつものルパンのテーマが使用されていない。とはいえ良いところもある。アニメーションは非常に滑らかで、カーチェイスも楽しい。不二子のバイクアクションも格好良かった。全体的に見てかなり凡庸な作品ですが、アクションアドベンチャーとしては悪くない」
「とても見応えのあるOVAで、ルパンの物語としても良質だが、シリーズのファン以外には向かないかも知れない。最初に見るのはお勧めしない」
「『風魔一族の陰謀』はOVAとして制作されましたが、日本では劇場公開もされました。そのため、今回は映画として分類します。この映画はオリジナルの声優陣が起用されなかったため、日本では少し物議を醸したと聞いています。私はいつものように英語の吹き替え版を観たので、その点は問題ありませんでした。ルパン三世の中で一番好きな作品ではありませんが、とても楽しく観ることができました。ストーリーはありきたりですが、アクション、特にカーチェイスや五ェ門の戦闘シーンは独創的で、アニメーションも非常に洗練されています。ユーモアもとても気に入りました。とても面白くて楽しい映画です。早くブルーレイが発売されることを願っています。今のところ、この映画はなかなか入手困難ですが、ルパン三世ファンなら絶対に探して観る価値があります」
「窮地に陥った乙女、古代の秘宝など、ストーリーは『カリオストロの城』からの影響がかなり感じられます。ルパン作品の中では、特に傑作とは言えません」
「カーチェイスシーンや五ェ門と風魔のボスとの格闘シーンは良かったのですが、それ以外はそこまで素晴らしい出来ではなかったのが残念です。また上映時間が短すぎます」
「『バビロンの黄金伝説』には失望しましたが、『風魔一族の陰謀』は新鮮でエキサイティングなアドベンチャーとなっています。シリーズの中でもっとも短い作品ですが、スリリングで見る価値があります。五右衛門の人間味あふれる一面を見れたのも良かった。酷い英語の吹き替えだけは残念」
「ルパン以外に焦点を当てたルパン映画を見られて良かったです。風魔一族とのアクションも見逃せません。『カリオストロの城』の次に好きな作品です」
「素晴らしい出来栄えです。カリオストロの城や五右衛門が好きなら、この作品も気に入るでしょう。忍者、カーチェイス、秘密の宝など、見どころがたくさんあります。1987年のOVAにしては、アニメーションが非常に良くできています。ルパン三世が好きな人なら、購入する価値があります」
「『風魔一族の陰謀』はルパンシリーズの中でも、もっとも多くのファンを獲得している作品のひとつです。テンポは素晴らしく、アクションシーンも随所に散りばめられています。初心者でも楽しめますが、ルパンファンならより深く堪能することが出来るでしょう」
「本作には素晴らしいアクションシーンがいくつかあるものの、アクションの中心は主に五右衛門となっている。五右衛門は好感の持てるキャラクターだが、少々ストイックすぎるので、やはりルパンが活躍しないと物足りない」
「この作品は本当に面白い。退屈な瞬間は一瞬もなく、アクションやキャラクターの魅力が随所にちりばめられている。マイナス面としては、英語吹き替えがイマイチなこと(ルパンをルパーンと呼ぶのが気になった)。そういった些細な点を除けば、この作品は本当に楽しめました。ルパン三世の最高傑作の一つです」
「『カリオストロの城』の域には達していません。だからといって、これが悪い作品だというわけではありません。アニメーションは非常に美しいです」
「前作『バビロンの黄金伝説』よりも進歩していると思う。アニメーションはより滑らかで、ストーリーは分かりやすい。英語吹き替えも私は気になりませんでした。ただし、本作の主役は五右衛門で、ルパンはやや脇役です。謎めいたキャラクターである五右衛門の様々な一面が見られて、私は好きでした。ルパン三世の最高傑作のひとつだと思います」
「『風魔一族の陰謀』は『カリオストロの城』の続編として、これ以上望むべくもないほど完璧な作品と言えるでしょう。もちろん宮崎駿がこの作品に関わっていないことは知っています。しかし、カリ城の奇抜なセンスやアニメーションの質は、見事に引き継がれています。正直なところ、この作品の唯一の欠点は音楽で、いつもの慣れ親しんだものよりも明らかに安っぽく聞こえます。それ以外は、美しいアニメーションで構成された素敵な小品です。そして、ピンクジャケットのルパンのことは忘れましょう」
「ルパン三世 風魔一族の陰謀」をAmazonビデオで視聴

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コメント
友人から声が違ってるルパンアニメがあると聞いてはるか昔に一度見た、はずなのだけど内容をまったく覚えていない
たしかにキャラ絵と声が通常と違いすぎて「えぇ・・・?」となった記憶はおぼろげにあるのだけど
>このようにストーリーはやや空虚だが
>ストーリーはありきたりですが
このせいかなあ