Netflix「毒戦 BELIEVER 2」ネタバレ解説 ストーリーと結末の説明!!

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Netflixで「毒戦 BELIEVER 2」が配信された

2018年に韓国で大ヒットした「毒戦 BELIEVER」
その続編がNetflixで映画化
アジア最大の麻薬組織の頂点に君臨する謎の人物「イ先生」
チョ・ウォノ刑事はイ先生の鍵を握るソ・ヨンナクを執拗に追っていた
そんな彼らの前に再びブライアンが現れ、さらには中国からビッグナイフと呼ばれるソプ・ソチョンがやってきたことで、新たな抗争が幕を開き…………

イ先生の正体
そして、謎を残した前作のラストシーン

海外サイトなどを参考にして解説してみた
もちろん全てが正しいかどうかは分からない
あくまで一つの解釈だと考えて欲しい

なお映画のネタバレ全開なのでご注意を!!

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「毒戦 BELIEVER 2」

アジア最大の麻薬組織の頂点に立つ謎の人物「イ先生」
組織の幹部を始め、その正体を知る者は誰もいなかった
麻薬取締局のチョ・ウォノ刑事は、長年イ先生を追っていた

捜査に協力していた麻薬組織の一員ソ・ヨンナクが失踪した
ヨンナクがイ先生だったのか?
ウォノ刑事はヨンナクの後を追った
一方、ヨンナクに背中を焼かれ逮捕されたブライアンが、病院から脱走した

ヨンナクは聾唖兄妹のドンヨンとジュヨンと共に、麻薬「ライカ」の製造に乗り出していた
そんなヨンナクの前に、中国の麻薬組織の幹部でビッグナイフと呼ばれるソプ・ソチョンが現れる
取引するはずだったライカを回収しに来たのだ
ソチョンはイ先生にもっとも親しいといわれる人物だった
ヨンナクはライカと引き換えに、イ先生の居場所を彼女から聞き出そうとするが…………

ブライアン

前作で自分を”イ先生”だと偽っていたブライアンは、ソ・ヨンナクたちに背中を焼かれた後、警察に逮捕された
ブライアンは病院に拘束されていたが、部下のウングァンによって救い出された
しかし、ブライアンは麻薬「ライカ」を警察に押収され、彼のビジネスは危機的状況だった

そんな時、中国の麻薬組織の幹部でビッグナイフと呼ばれるソプ・ソチョンが、ブライアンの前に現れる
彼女は前作で死んだチン・ハリムの義理の妹で、彼の代わりにライカを回収しに来たのだ
ブライアンはライカも原材料も警察に押収されたが、ソ・ヨンナクなら最高級のライカを製造することが出来ると説明する
タイに行けば原材料もたくさんあるので、ヨンナクを見つけ出してタイまで連行して欲しい
冷酷なビッグナイフは、その提案に同意した

ブライアンにはある計画があった
イ先生に成りすますことには失敗した
だったら、イ先生を見つけ出して殺し、組織を掌握すればいい
ソプ・ソチョンはイ先生の腹心だ
ブライアンはソチョンとヨンラクを利用して、イ先生を亡き者にするつもりだった
今度こそ自分が本物のイ先生になるのだ

ビッグナイフ

ビッグナイフと呼ばれるソプ・ソチョンは、冷酷で嫉妬深い性格だった
そして、イ先生を父のように慕っていた
かつてビッグナイフは、自分よりもイ先生に信頼されている義兄のチン・ハリムを、暗殺しようとしたことすらあった

ソ・ヨンナクはブライアンの麻薬工場のひとつに潜伏し、ライカを製造していた
ビッグナイフはそこを襲撃した
聾唖兄妹のドンヨンとジュヨンは外出中で、ヨンナクは捕まった

ヨンナクはブライアンと共に、タイへ連行された
そこの麻薬工場でライカを作らされるヨンナク
ライカを大量に製造すれば、お父さんは喜んでくれる
ビッグナイフはそう信じていた

チョ・ウォノ

ビッグナイフが麻薬工場のヨンナクを襲撃した時、刑事のチョ・ウォノも現場に駆け付けていた
敵は全員が武装している
部下のカン・ドクチョンは応援を待つように言ったが、ウォノは無視して工場へ乗り込んだ
その結果、銃撃戦となりドクチョンは殉職し、ビッグナイフはヨンナクを連れて逃げた

チョ・ウォノは6ヵ月の停職処分を言い渡された
ドクチョンの家族にはなじられ、ウォノは深い絶望に陥った
このままでは終われない
ウォノはヨンナクたちがタイへ向かったことを知り、その後を追った

ソ・ヨンナク

ソ・ヨンナクはビッグナイフに捕まって、タイへ連行された
そして、そこでライカの製造を強制された
それらはヨンナクの当初の計画通りだった
全ては本物のイ先生に近づくためだ

25年前、ヨンナクの両親は中国在住の韓国人で、イ先生に雇われて麻薬取引を行っていた
しかし、警察に嗅ぎつけられて、中国から離れなければならなくなった
幼いヨンナクを連れて密航船に乗った夫婦は、イ先生から水と食料を手渡された
夫婦はコンテナの中でその水を飲み、苦しみ息絶えた
ヨンナクの両親は、イ先生に殺されたのだ
2人の復讐こそがヨンナクの目的だった

12年前、ヨンナクは自分がイ先生だと偽っていた科学者が、ビッグナイフとチン・ハリムに殺害されるところを目撃した(その場にはブライアンもいた)
イ先生の偽者が現れると、彼の腹心がやってきて始末する
それを知ったヨンナクは、イ先生に成りすました
そうしてイ先生に近い人物が接近してくるのを待った
全てはイ先生の手がかりを掴むためだ

結果としてビッグナイフに接触することが出来た
ヨンナクはライカを製造するのと引き換えに、イ先生の居場所を聞き出そうとした
だが、ビッグナイフは父と慕っていたイ先生に切り捨てられた
逆上したビッグナイフはヨンナクを殺そうとした
ヨンナクは必死に反撃し、かろうじてビッグナイフの息の根を止めた

イ先生

死んだビッグナイフの携帯から、イ先生がノルウェーにいることが分かった
しかし、ヨンナクはブライアンとその部下に押さえつけられた
ブライアンは聾唖の兄妹であるドンヨンとジュヨンを人質に取った
ヨンナクの目の前で、ジュヨンは薬で両目を潰され、ドンヨンは足を火であぶられた

「2人の命を助けたければ、あなたがイ先生を消してください」

どちらにしろヨンナクには、それしか道はなかった

ヨンナクはノルウェーに渡った

イ・ヤングァク

それがイ先生の本名だった
今では引退して、家族(娘とその夫、孫娘)と暮らしている
もう麻薬ビジネスには関与していない

ヨンナクはイ先生の家で、彼が帰って来るのを待った
イ先生はヨンナクを見ても、顔色一つ変えなかった
ヨンナクは何故ライカのような危険な薬を作ったのか尋ねた
学問的好奇心だとイ先生は答えた
脳が感知する快楽の限界はどれくらいなのかを知りたかった
それがライカを作った理由だという

ヨンナクは25年前、両親を殺したことを覚えているか尋ねた
昔のことで覚えていないとイ先生は答えた
ヨンナクはイ先生を父と慕っていたソプ・ソチョンを殺したことを伝えた
そして、あなたの娘とその夫、孫娘も

「私と家族にならないか?」イ先生は笑顔で言った
「あなたは家族とは何か分かっていない」

イ先生が銃を抜くより先に、ヨンナクは彼の頭を撃ち抜いた

ラストシーンの説明

犬のライカに取り付けた追跡装置をたどって、ウォノ刑事は人里離れた別荘を訪れた
そこにはソ・ヨンナクとドンヨンとジュヨンの兄妹がいた
ヨンナクが約束を守ったため、ブライアンは兄妹を解放した
しかし、ジョヨンは失明し、ドンヨンは片足に火傷を負っていた

ヨンナクはライカの追跡装置に気付いていた
ウォノを呼び寄せるため、わざと装置をオンにしたのだ
ヨンナクとウォノはテーブルに拳銃を置き、向かい合った
ウォノは新聞をテーブルに置いた
そこには「大学教授殺害」と書かれていた

「イ先生はどんな人だった?」
「僕たちと同じような平凡な人でした」

ヨンナクは両親が腐る匂いが、コンテナを出た後もずっと付きまとうと話した
イ先生を殺し目的を全て遂げても、匂いは消えなかった

「僕はイ先生になります。捕まえてください」

2人は同時に銃を手にしたが、ウォノが先にヨンナクの頭を撃ち抜いた
それはまるでヨンナクがイ先生にしたことを、再現したかのようだった
ヨンナクの銃を確認すると、弾丸は入っていなかった

イ先生を殺し、ヨンナクには何も残っていなかった
復讐のために悪に身を落とした
最後は正義の側のウォノ刑事の手で裁いて欲しかった

長年追っていたイ先生は死に、ソ・ヨンナクも死んだ
ウォノ刑事にももう何も残っていなかった
呆然とウォノは別荘を出た

「全てやりきっても、元には戻れない」

ヨンナクの言葉が頭に響いた

銃声が響き、ウォノは雪の上に倒れた
撃ったのはドンヨンだった
その時、ラジオではウォノの昇進を知らせるニュースが報じられていた
しかし、ウォノがそれを知ることは永遠になかった

あの「毒戦 BELIEVER」の続編がNetflixに登場 チョ・ウォノ刑事は失踪したソ・ヨンナクを追うが、彼らの前にさらなる抗争が幕を開...
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