Netflix「レオ」ネタバレ感想 子供たちの成長する姿に感動!!

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アダム・サンドラーが手がけたアニメーション映画
学校の教室でずっと飼われているトカゲのレオは、いつか外の世界へ行くことを夢見ていたが…………

コメディとハートウォーミングのバランスが絶妙
ミュージカルの質も高く、家族で楽しめる良作

アダム・サンドラー演じるトカゲのレオが、本当にチャーミング
様々な悩みを抱える5年生の子供たち
ひょんなことからレオは、彼らにアドバイスを与える
レオと子供たちの絆が、見ていて心暖まった
ギャグもそこまでしつこくなく、アダム・サンドラーが苦手な人でも大丈夫だろう
ミュージカルシーンもコミカルな曲が多くて楽しめた
子供たちの成長に最後は不覚にも感動
予想を上回る良作だった
ファミリー映画やミュージカルが好きな人には、誰にでもお勧め
子供も大人も楽しめる作品だ

予告編

『レオ』 予告編 – Netflix

作品情報
作品名「レオ」(原題Leo)
監督:ロバート・マリアネッティ、ロバート・スミゲル、デヴィッド・ワフテンハイム
キャスト:アダム・サンドラー、ビル・バー、セシリー・ストロング、ジェイソン・アレクサンダー、セイディ・サンドラー、サニー・サンドラー、ロブ・シュナイダー、ジョー・コイ、ステファニー・シュー、ジャッキー・サンドラー
上映時間:106分
制作国:アメリカ(2023年)

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ざっくりあらすじ

レオは長年に渡って、教室で飼われているペットのトカゲ。新学期が始まって、また新しい5年生たちがやってきた。しかし、彼らはそれぞれ悩みを抱えていて…………

感想(ここからネタバレ)

アダム・サンドラーが手がけたアニメ映画と聞いて舐めてた…………

「レオ」

フロリダ州の小学校、トカゲのレオナルド(レオ)とカメのスクワートルは、長年教室でペットとして飼われていた
レオは水槽の中にうんざりしていた
ここを抜け出して、外の世界へ行ってみたい
そんなレオにスクワートルは冷ややかだった

新学期が始まって、新しい5年生たちがやってきた
見慣れた風景だ
しかし、今年は少し様子が違った
担任で生徒に人気のあるサリソン先生が、子供を身ごもりお休みすることになったのだ
代わりに来たマルキン先生は、生徒に厳しくて容赦がなかった

一方、レオは気付いたら自分が74歳になっていたことに気付いた
トカゲの平均寿命は75歳
もう長くはない
レオは最後に何かを残したかった

ある日、マルキン先生が教育のために、誰か週末にペットを一匹連れて帰るように言った
レオはそれを聞いて、逃亡するチャンスだと考えた
結局、サマーというお喋りな女の子が、レオを連れて帰ることになった

サマーの部屋で、偶然レオは悪態をついているのを彼女に聞かれてしまった
驚愕するサマーをレオは、何とか説き伏せた

これは2人だけの秘密

レオとサマーはそう約束した
サマーは自分が喋りすぎるので、皆がうんざりしていることを気にしていた
でも、どうすればいいのか分からない
レオは自分が喋るだけじゃなく、相手に質問してみてとアドバイスした

レオに言われたことを実践したサマーは、皆から好かれるようになった
長年、子供たちを見てきた経験が役に立ったのだ
レオはこうして子供たちの悩みを解決すれば、皆の記憶に残るかも知れないと思い…………

作品解説

制作はアダム・サンドラー率いるハッピー・マディソン・プロダクション

ロバート・マリアネッティとデヴィッド・ワフテンハイムは、本作が長編映画監督デビュー作

レオ

教室で飼われているトカゲ(正確にはムカシトカゲ)
74歳で1940年代から教室にいる
自分が老い先短いことを気にしている
子供たちに様々な助言を与えるようになるが…………
ちなみにレオという名前は、「ミュータント・タートルズ」のレオナルドから名づけられた

演じるのはアダム・サンドラー
「HUSTLE/ハッスル」「バト・ミツバにはゼッタイ呼ばないから」と最近は良作が続いている
サンドラーは「モンスター・ハウス」のドラキュラ役など、声優としても活躍
しかし、本作に参加するため、「モンスター・ハウス」の4作目は辞退した

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スクワートル

教室で飼われているカメで、レオの親友
レオと同じく人間の言葉が喋れる
子供たちに人気のレオに嫉妬するようになり…………
ちなみにスクワートルという名前は、ポケモンのゼニガメの英語名

演じるのは「オールド・ダッド」などのビル・バー

マルキン先生

サリナス先生の代わりに来た雇用教員
昔ながらのやり方を好み、生徒に厳しい
この小学校の生徒だったらしいが…………

演じるのはコメディアンのセシリー・ストロング

5年C組の生徒たち

本作はフロリダの小学校の5年C組が舞台

クラスで人気者の女の子
お調子者
優等生
いじめっ子

様々な生徒たちが登場
登場人物は多いが、自然と頭に入って来る
かなり手際のいい脚本と演出だった

助言

アメリカの小学校の最終学年は5年生
大人への階段に差し掛かり、子供たちは不安を抱えている
それは人気者の女の子でも、いじめっ子でも変わらない
そんな本作の子供たちへの視線は、とても優しい

そんな彼らに様々な助言を与えるレオ

「つねに期待に応える必要はない」
「皆が同じことで悩んでいる」

大人の言うことは聞かなくても、トカゲの助言には耳を傾ける子供たちの姿が微笑ましい
またレオが優しいおじいちゃんのようで、とてもラブリーだった

「ペット」のように動物が人間の言葉で会話するアニメ映画は多い
しかし、本作のアプローチはかなり新鮮
そして、レオの助言は大人が聞いても、ハッとするものが多かった

成長

レオのアドバイスで、子供たちの表情が明るくなる
クラスの連帯感が増し、物事に前向きに取り組むようになっていく
この展開は見ていて爽快だった

本作が好感が持てるのは、悪人が1人も登場しないこと
悪役的ポジションであるマルキン先生
いつも不機嫌で、生徒に厳しく、皆に嫌われている
そんな彼女の心すら、レオは解きほぐしていく

「1人で抱え込まないで、信頼できる誰かに相談して」

本作のメッセージはシンプルだが、とても胸に響いた
最後の子供たちの成長した姿には、不覚にも感動
心から楽しめるハートウォーミングな作品になっている

まとめ

アダム・サンドラーがこんな心暖まるアニメ映画を作るとは
完全に不意打ちだった
コメディと感動のバランスが絶妙
説教臭くないところもいい
かなり良質なアニメ映画だ

Leo (2023) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/leo_2023
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/392425

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