Netflix「INTERCEPTOR/インターセプター」ネタバレ感想 テロリストたちとの孤独な戦い!!

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Netflixオリジナル映画
コリンズ大尉は核ミサイル迎撃基地を守るため、テロリストたちにたった1人で立ち向かうが…………

女性士官とテロリストたちとの息詰まる攻防
B級風味ではあるが退屈はしない

主演はクリス・ヘムズワースの奥さんであるエルサ・パタキ
体当たりのアクションを見せている
テロリストのリーダーを演じるルーク・ブレイシーがなかなか魅力的
舞台は絶海のミサイル迎撃基地
ここを明け渡すとアメリカが壊滅する
世界の命運を賭けた孤独な戦い
スピーディーな展開で楽しめた
しかし、設定や演出がかなり大味
ちょっとおバカ映画な雰囲気もある
とはいえ観客を楽しませようという気概は感じられた
過度な期待はせず、気楽に見るのが正解だろう


予告編

『INTERCEPTOR/インターセプター』予告編 – Netflix

作品情報
作品名「INTERCEPTOR/インターセプター」(原題Interceptor)
監督;マシュー・ライリー
キャスト:エルサ・パタキ、ルーク・ブレイシー、アーロン・グレナン
上映時間:98分
製作国:オーストラリア / アメリカ(2022年)

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ざっくりあらすじ

太平洋にある孤立した核ミサイル迎撃基地をテロリストが襲撃。女性士官であるコリンズ大尉はたった1人で迎え撃つが…………

感想(ここからネタバレ)

ワイルド・スピードのエレナってクリス・ヘムズワースの奥さんだったんだ…………

襲撃

JJ・コリンズ大尉は念願だった国防総省の任務から外されて、太平洋の海に浮かぶ核ミサイル迎撃基地SBX-1に飛ばされた
上官のセクハラを訴えたことが原因だった
積み上げてきた経歴が全て台無しになった
コリンズは失意のどん底にいた

そんな時、アラスカにある基地が襲撃されて壊滅したという報せが入った
アメリカの核ミサイル迎撃基地は、残るはこのSBX-1だけだ
時を同じくして、ロシアで16の核ミサイルが何者かに奪われたという報告が入った
偶然とは思えない

このSBX-1は何としても死守しなければならない
コリンズがそう考えた矢先だった
基地の数人の職員がいきなり銃を取り出した
テロリストはすでに基地内部に潜入していたのだ

銃撃で基地の責任者である大佐が死亡した
コリンズはかろうじて隔壁を閉め、指令室へのテロリストの侵入を防いだ
テロリストのリーダーはアレグサンダー・ケッセルという男だった

「抵抗しても無駄だ」

テロリストたちはバーナーで扉を焼き切ろうとしている
30分もすれば、扉は開いてしまうだろう
増援が到着するのは90分後
コリンズ大尉の孤独な戦いが始まった…………

作品解説

監督のマシュー・ライリーはオーストラリアの人気作家
本作が映画初監督作品となる

エルサ・パタキ

JJ・コリンズ大尉を演じる
優秀な軍人で前途有望だった
しかし、上官をセクハラで訴えたせいで左遷
SBX-1に飛ばされる
夢が破れて絶望していたコリンズ
そんな時、テロリストたちの襲撃に遭い…………

エルサ・パタキは美人女優とは思えない体当たりのアクションを見せてくれる
その女優魂には感服
エルサはマイティ・ソーでおなじみのクリス・ヘムズワースの奥さん
本作のためにエルサは夫の助けを借りて、毎日5時間のトレーニングに励んだという

ルーク・ブレイシー

テロリストのリーダーであるアレグサンダー・ケッセルを演じる
父親は国連大使で裕福な家庭で育ったケッセル
冷酷でサイコパスの気質がある
6年前から今回の計画を練り上げてきた
だが、コリンズ大尉の予期せぬ反撃で、計画が狂って…………

「X-ミッション」などに出演してきたルーク・ブレイシー
Netflix映画では「ホリデーオンリー とりあえずボッチ回避法?」に出演
かなり笑えるロマコメ

Netflixオリジナルのロマコメ映画 いまだに独身のスローンとジャクソンは、祝日限定の恋人”ホリデート”の契約を結ぶが………… 予想外...

アクションのジャンル

閉ざされた舞台
孤立無援
1人 VS 多数の戦い

本作は「ダイ・ハード」や「エアフォース・ワン」などに近い作品となっている

しかし、それらの作品に比べると、本作は見劣りする出来栄え
予算不足や脚本の粗が目立つ結果となっている
とはいえ観客を楽しませようというサービス精神は十分に伝わり、好感が持てた

ミサイル迎撃

ロシアからアメリカの16の都市に核攻撃
そのためにまずは核ミサイル迎撃基地を無力化する
本作のアイディアはなかなか面白い(実際にアラスカにはミサイル迎撃基地がある)

ロシアから発射された核ミサイルがアメリカに到達するのに24分
迎撃するには12分以内にミサイルを破壊しなければならない
刻一刻と過ぎていく時間
見事なサスペンスを生み出している

気になるのはロシアからの核攻撃というのが生々しすぎるということ
作り手たちも世界情勢がこんなことになるとは、予想もしていなかっただろう
娯楽作品としては、少し笑えないものとなってしまった

脚本

ストーリーだけを聞くと、かなり緊迫感のあるスリラー
ところが実際はB級映画感が満載の作品となっている
やたらと殴り合いのシーンが多く、ベタな演出も見受けられた
そんなおバカ映画風なわりには、主人公のセクハラを受けた過去が、深刻すぎて噛み合っていない
ちょっとチグハグな印象になっているのが残念だ

クリス・ヘムズワース

奥さんのエルサ・パタキが主演している本作
クリス・ヘムズワースは製作総指揮にも名を連ねている
それどころか、ちゃっかりカメオ出演もしている

クリスはテレビ売り場の店員という役どころ
SBX-1の基地の内部の様子がアメリカで生中継される
ピンチのコリンズ大尉を必死に応援するクリス

この夫婦は何をやっているの!?(笑

クリス・ヘムズワース、カメオ出演なのに目立ちすぎ
ちょっと笑ってしまった

まとめ

スピーディなアクション・スリラー
内容は少し大味な印象
とはいえ退屈はしなかった
暇つぶしが目的なら、悪くない選択だ

Interceptor (2022) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/interceptor_2022
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/383093

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