【興行成績】爆死したマーベル映画まとめ!!

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現在、世界歴代映画興行収入のランキング1位は「アベンジャーズ エンドゲーム」である

それ以外にもTOP10には「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ」と、マーベル作品が3本も入っている
20位以内だと「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」「ブラックパンサー」「アイアンマン3」を加えて計6本になる
約3分の1がマーベル作品ということだ
凄まじい成績である

マーベル映画は大ヒットして当たり前
いつの間にかそんな認識になっているようだ
爆死なんて考えられない

ところが過去を振り返ると、マーベルにもいくつかの爆死作品があった
最初から全てが上手くいっていたわけではないようだ
ここではマーベル作品で、爆死したとみなされている映画をまとめてみた

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「エレクトラ」(2005)


2003年に公開されたベン・アフレック主演の「デアデビル」のスピンオフ
「デアデビル」は製作費7800万ドルに対し、興行収入は1億7900万ドルを超えて、なかなかのヒットとなった
その勢いで「デアデビル」の主要キャラクターであるエレクトラを主役にして、スピンオフが作られた

エレクトラを演じるのは「デアデビル」に引き続きジェニファー・ガーナー
挌闘家のボブ・サップも刺客の1人として出演している
だが、結果は残念ながら爆死!!
製作費4,300万ドルで、興行収入は世界で5,600万ドル
マーケティング費用も合わせると、完全な赤字だった
レビューもジェニファー・ガーナーの演技は称賛されたが、それ以外は最低の評価
この「エレクトラ」の失敗で、計画されていた「デアデビル」の続編もなくなってしまった

「ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀」(1986)


これがマーベル作品だということがビックリだ!!
「ハワード・ザ・ダック」はマーベル・コミックが原作
製作総指揮をジョージ・ルーカスが担当
ルーカス・フィルムとマーベルが共同で製作した
リー・トンプソンやティム・ロビンスが出演
遠くの惑星から地球へ飛ばされてきたハワードの冒険を描いた本作
製作費は3700万ドルだったが、世界の興行収入もほぼ3700万ドル
話題作としては惨憺たる成績だった
また批評家の評価も最悪
出演者のティム・ロビンスは試写会で「嫌な汗が出てきた」と言うほどだった
今でも史上最悪の映画の一つとみなされている

「パニッシャー ウォー・ゾーン」(2008)


マーベル・コミックの人気ヒーロー「パニッシャー」の3度目の映画化
主演はレイ・スティーブンソン
最愛の家族を殺されたフランク・キャッスルが、闇の私刑執行人“パニッシャー”として法で裁けない悪を容赦なく成敗していく
製作費は3,500万ドルと少なめだったにも関わらず、世界の興行収入は何と1000万ドル
完全な爆死だった
これはマーベル作品としては、歴代最低の興収である
そのためかパニッシャーはNetflixでドラマ化するまで、ほぼ10年休眠することとなった

「ブレイド3」(2004)


人間とヴァンパイアの血を継ぐダーク・ヒーロー”ブレイド”の活躍を描くシリーズ第3弾
主演は引き続きウェズリー・スナイプス
ライアン・レイノルズも出演している
「ブレイド3」は6500万ドルの製作費で、世界での興収は1億2800万ドルだった
決して悪くない成績だ
しかし、前作の1億5500万ドルに比べると下降気味
特にアメリカでの興収が下がっていた
作品の評価も3部作の中では最低
ウェズリー・スナイプスもシナリオに不満があったようだ
こうして人気シリーズ「ブレイド」は3作で終了となった
なお「ブレイド」のリブートの計画が持ち上がっているようだ
そちらは続報に期待

「ゴーストライダー2」(2011)


マーベル・コミックの人気キャラクター「ゴーストライダー」のシリーズ第2弾
主演は引き続きニコラス・ケイジ
炎のダークヒーロー“ゴーストライダー”と悪魔との壮絶な死闘が繰り広げられる
製作費5,700万ドルに対して、世界興行収入は1億3,200万ドル
悪くない成績だ
しかし、前作の興収は2億2800万ドル
大幅に減少している
原因の一つは作品の評価が前作より劣っていたこと
またニコラス・ケイジの人気が下降気味であることが、指摘された
こうして予定されていた続編はキャンセルされた

「ファンタスティック・フォー」(2015)


マーベルの人気作品「ファンタスティック・フォー」をリブート
監督はデビュー作「クロニクル」で注目を集めたジョシュ・トランク
ある実験の事故で特殊な能力を身につけた4人が、迫りくる脅威と戦う
製作費は1億5500万ドル(マーケティング費用などを合わせると2億ドル)とさすがの超大作
だが、興行収入は1億6700万ドル
ヒットを連発していたこの時期のマーベル作品としては、期待外れの成績だった
また前2作の「ファンタスティック・フォー」と比較しても、シリーズ最低
作品の評価もマーベル作品の中で史上最悪だった
2017年6月9日に続編の公開が予定されていたが、この結果を受けてキャンセルとなった

「インクレディブル・ハルク」(2008)


マーベルの人気ヒーロー”ハルク”の映画化
主演のブルース・バナーにはエドワード・ノートン
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「アイアンマン」に続く第2弾である
「ハルク」は2003年にもアン・リー監督、エリック・バナ主演で実写映画化された
その時は人間ドラマが重視されたが、本作ではヒーロー映画としての側面が強調されている
「インクレディブル・ハルク」の製作費は1億5000万ドル
世界での興行収入は2億6340万ドルだった
そこまで悪い数字には見えない
だが、「アイアンマン」の興収は5億8530万ドル
製作費は「インクレディブル・ハルク」の方が上なのに、興収は半分以下だった
そして、この2億6340万ドルという成績は、MCU作品の中で最下位である
この後、「ハルク」の単独作品は作られていない
ブルース・バナー役のエドワード・ノートンもマーク・ラファロと交代になった

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コメント

  1.   より:

    ハルクはブルース・バナーでブルース・ウェインだとバットマンになってしまうよw

    • しまと より:

      ご指摘ありがとうございます
      お恥ずかしい
      とんでもない間違いをしてしまいました
      すぐに修正します