「パシフィック・リム:アップライジング」ネタバレ感想 2は前作を越えたか!?

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全国5000万の「パシフィック・リム」ファンのみんな(数字適当すぎだろ
俺たちのイェーガーが帰ってきたよ!!
そして、俺たちのKAIJUが………
KAIJUが………………
KAIJU、どこだよ!?(血涙

予告編

映画「パシフィック・リム: アップライジング」日本版予告

作品情報
作品名:「パシフィック・リム:アップライジング」(原題PACIFIC RIM UPRISING)
監督:スティーヴン・S・デナイト
キャスト:ジョン・ボイエガ
スコット・イーストウッド
ケイリー・スピーニー
菊地凛子
上映時間:111分
製作費:$150,000,000(imdb推定)
製作国:アメリカ(2018年)

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ざっくりあらすじ

あの戦いから10年、世界には平和が訪れていた
世界を救うため命を落としたスタッカー・ペントコスト司令官の息子ジェイクは環太平洋防衛軍(PPDC)を去り、チンピラのような落ちぶれた生活を送っていた
留置所に入れられたジェイクは義理の姉であるマコに、釈放の代わりに再びPPDCに戻りイェーガーに乗るように迫られる

感想(ここからネタバレ)

ギレルモ・デル・トロ監督の降板、いまいちな全米の興行成績、芳しくないレビューの数々
続編の出来を危ぶんでいたみなさん、ご安心ください
この作品、最高だーっ!!!!!(最後の30分は)

パシフィック・リムは何が画期的だったのか

前作「パシフィック・リム」は初めての巨大ロボット映画として、歴史を切り開いた作品だった
そこで皆さんは疑問に思うかも知れない
巨大ロボットものなら「トランスフォーマー」シリーズとか「アイアン・ジャイアント」とか今までにもあったでしょ、と
だがパシフィック・リムはそれらの作品と大きく違う点がある
トランスフォーマーもアイアン・ジャイアントも全て自律型ロボット
パシフィック・リムに登場するイェーガーは初の人が乗り込んで操縦するロボットだったのだ

「ゲッターロボ」「機動戦士ガンダム」「マジンガーZ」「エヴァンゲリオン」など
実は物語でロボットに人間が乗り込み操縦するのは日本だけなのだ
アメリカの映画に出てくるロボットはみな自律型
日本人にとってのロボットは自分の手足となってくれる心強い相棒
アメリカ人にとってのロボットは召使であったり、時に反乱を起こしたりする身近だが心許せない存在
それはアシモフのロボット3原則の影響が強いという
だから、日本の巨大ロボットに慣れ親しんでいる日本人にとっては、アメリカのロボットは全くの別物

誰かとち狂って超豪華な予算で日本の巨大ロボットものを実写で作ってくれないかな
それは日本のファンの長年の夢だった
だがとうとう日本大好きなギレルモデル・トロ監督がやってくれた!
しかも怪獣まで出してくれるとは!
デル・トロさん、あんた最高だぜ!!
「パシフィック・リム」はそんなファンの夢がかなった幸せな映画だったのだ

スタッフとキャスト

さて、今回はギレルモデル・トロ監督は「シェイプオブウォーター」製作のために残念ながら降板
代わりにNetflixの「デアデビル」などを演出していたスティーヴン・S・デナイトが監督として起用された


キャストは前作で戦死したスタッカー司令官の息子のジェイク役に「スター・ウォーズ」のフィン役で有名なジョン・ボイエガ
その相棒ネイトにますます父親に似てきて貫禄が出てきたスコット・イーストウッド
そして日本を代表して前作に引き続き我らが菊地凛子が森マコ役で出演
前作では精神的に不安定なところもあったマコだが、10年の時を経て実に頼りになるイケてるお姉さんとなっている
あのへんてこな科学者二人も健在
そして今回注目なのが無人イェーガーを開発する中国の大企業のトップ、シャオ
その横暴な振舞いから、こいつが黒幕か、と思わせておいて、まさかのクライマックス、ジェイクを助けて大活躍
一番おいしい役だった
これ前作が中国で大ヒットしたおかげで続編が作れたから、中国人へのサービス?

アップライジングの残念な部分

さてここから残念なところに触れていかねばならない
ぶっちゃけ前半が退屈
イェーガーの活躍などもあるのだが退屈!
おそらく観客99%の考えることはただ一つ
KAIJU、いつになったら出てくるの?

確かにPPDCに再入隊したジェイクが、かつての友人ネイトと反発しあいながらも絆を取り戻していくところなど、ドラマ的な見せ場はある
だが世界が平和だから緩いのだ
またKAIJUが現れたらヤバいから一応イェーガーの訓練はしておくか
そんなノリである
こちらはKAIJUの出番を今か今かと待ってるというのに

小芝居にも疲れたし、KAIJUまだかよ
そんな集中力が切れかけていたところに、ようやくの見せ場
謎のイェーガーが襲撃してくるのだ
ここでのイェーガー同士の戦いは大迫力
そして、ある人物の死
ここでは名前を明かさないが、非常にショックだった
うおおおおおお!! マ〇さーーーーん!!(ほとんど名前言ってんじゃねーか!!!

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ド迫力のクライマックス

謎のイェーガーとの対決
再び迫る世界の崩壊
義理の姉の仇をとるためについに本気になるジェイク
とストーリーはけっこう盛り上がっているのだが
KAIJU、まだかよ!!
イェーガーとKAIJUの戦いを見に来てんだよ!!
とこっちの我慢も限界に達していた頃
待ってましたのクライマックス
まさかの舞台は日本の東京
大暴れするKAIJUたち(やっとかよ!
たった4機のイェーガーで世界の滅亡を防ぐために迎え撃つ主人公たち
無残に破壊されていく東京
これだよ、これが見たかったんだよ!!
大満足!!
クライマックスは前作を越えた!

まとめ

パシフィック・リムファンならあの怒涛のクライマックスを見るためだけに、劇場に足を運んでも悔いはない
ただKAIJUがなかなか出てこないので、その点は気を付けて!
終わり良ければ総て良し!!


Pacific Rim: Uprising (2018) on IMDb


rotten tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/pacific_rim_uprising
allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=362179

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