小悪党の集まりだったはずがなぜか銀河を救うヒーローに！？
あの無責任集団（笑）が帰ってきた！！
今回はピーターの父親が登場
衝撃の過去が明らかになる
予告編
作品情報
作品名：「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー：リミックス」（原題GUARDIANS OF THE GALAXY VOL. 2）
監督：ジェームズ・ガン
キャスト：クリス・プラット
ゾーイ・サルダナ
デイヴ・バウティスタ
マイケル・ルーカー
シルヴェスター・スタローン
カート・ラッセル
上映時間：136分
製作費：$200,000,000(imdb推定)
製作国：アメリカ（2017年）
ざっくりあらすじ
前作で銀河の危機を見事に救ったピーター達
そんな有名になった彼らは惑星ソヴリンの依頼を受けたのはいいが、逆に怒らせて軍隊に追われる羽目に
だがその危機を救ったのは、いきなり現れたピーターの父親だった
感想（ここからネタバレ）
「アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー」の公開、もう今月末じゃないか
その前に見てないマーベル作品全部見ないと！！（もう諦めろ
そういうわけで冒頭の若きカート・ラッセルにびっくり
これは本人なのかCGなのか！？
もう映画は何でもありだな
異色のマーベル作品
前作でまさかのミラクルヒットを飛ばしたこの作品
原作も有名じゃないし、もともとマーベルもそこまでヒットするとは思っていなかったとか
全編に流れる70年代のヒットナンバー、明るくジョーク満載で、痛快なスペースオペラ
マーベル・シネマティック・ユニバースの中ではかなり異色のシリーズである
他の由緒正しいヒーローたちに比べると違和感半端ない
ジェームズ・ガン
このシリーズを成功させた最大の功労者は脚本監督のジェームズ・ガンだろう
ガンはピーターのウォークマンなど様々なアイデアを持ち込んだ
この監督はホラーコメディ「スリザー」など主にB級映画を今まで作ってきた
こんな大作に抜擢したマーベルもすごい
キャラクター
主演のピーター・クイルには前作に引き続き、油断するとすぐに太っちゃいそうな（余計なお世話だ）クリス・プラット
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でブレイクした後は、「ジュラシックワールド」「パッセンジャー」など次々と話題作に出演
飛ぶ鳥を落とす勢いだ
今作で初登場のピーターの父親にカート・ラッセル
このキャスティングだけでなんか笑える
最近は人気が復活したのかタランティーノ作品やワイルドスピードなど色々な作品に引っ張りだこ
他にもシルヴェスター・スタローンがちょい役で美味しいところを持っていっている
ヨンドゥ
今回、もっともいいところをさらっていったのはマイケル・ルーカー演じるヨンドゥだろう
幼いピーターを攫い、アウトローとして育てた張本人
厳しく接しながらも、時折ピーターへの愛情を垣間見せるヨンドゥ
今まで海賊としてさんざん悪事を働きながらも、最後に男として父親としてのプライドを取り戻す場面など、不覚にもほろりとしてしまった
まさか「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で泣く日がこようとは！！
中盤、アライグマのロケットとヨンドゥのコンビで宇宙船の中で大暴れするシーンは、この映画でもっとも痛快なところ
マイケル・ルーカーは「スリザー」にも出演しているので、監督のお気に入りなのかも
前作との比較
冒頭の銃弾やレーザービームが飛び交う中、音楽に合わせてベビー・グルートが踊り狂う場面からノリノリの今作
だが、全体的に見ると前作と比べると自由奔放さや悪ふざけは抑えられている印象
ラストもストーリーの進行上仕方ないとはいえ、ちょっとしんみりした後味
前作ほどのカタルシスは感じなかった
その代わり今回は個々のキャラクターに焦点を当て、チームの絆、親子の絆、姉妹の絆などを深く描いている
そういうドラマ的な意味では前作より満足度が高い
はっちゃけぶりがおとなしくなったのは寂しいが、それは次回作に期待するとしよう
もっともショックだったところ
チームのマスコットとして全編に渡って、愛らしさを振りまいていたベビー・グルート
観客もみなその可愛さにメロメロである
だが本編の最後に成長して反抗期になったグルートが描かれる
ぎゃーーーーー、俺たちのベビー・グルートがーーーーーーーー！！
そっこく赤ちゃんに戻すことを要望する！（どんな要望だよ
あとスタローン主演でスピンオフが作られそうな勢いだったので楽しみにしてます
rotten tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/guardians_of_the_galaxy_vol_2
allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=359505
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