Netflix「ソンサン -弔いの丘-」ネタバレ解説 ラストシーンの説明!!

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Netflixで韓国ドラマ「ソンサン -弔いの丘-」が配信された

「新感染 ファイナル・エクスプレス」、「地獄が呼んでいる」のヨン・サンホ企画・脚本
大学の非常勤講師を勤めるユン・ソハは、存在すら知らなかった叔父が亡くなり、先祖の墓がある土地の相続人となったことを知らされる
しかし、ソハは次第にその土地をめぐる殺人事件に巻き込まれていき…………

相続した土地をめぐる連続殺人
明らかになっていく恐ろしい秘密
真犯人は誰なのか!?

海外サイトなどを参考にして解説してみた
もちろん全てが正しいかどうかは分からない
あくまで一つの解釈だと考えて欲しい

なおドラマのネタバレ全開なのでご注意を!!

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「ソンサン -弔いの丘-」

ユン・ソハは大学で非常勤講師として働く女性
いつか専任教授になることを夢見ていた
そんなある日、ソハは警察署から連絡を受けた
叔父であるユン・ミョンゲルが亡くなったというのだ
自分に叔父がいたことも、ソハは知らなかった

夫のヤン・ジェソクと共に、ソハは田舎の警察署を訪れた
警察の話ではユン・ミョンゲルが飲んでいたマッコリからタリウムが検出され、他殺の可能性があるとのことだった
ミョンゲルには身寄りがいないので、先祖の墓地がある土地・先山(ソンサン)は、ソハに相続権があるという
ソハは困惑を隠せなかった

警察署を出ると、チンソン村の村長であるユク・ソンスが話しかけてきた
ミョンゲルの葬儀は村民会館で行われるという
葬儀当日、会場に1人の男が現れ、ミョンゲルの遺影の前で泣き崩れた
その男はキム・ヨンホといい、ソハに自分はあなたの弟だと言ってきた

「僕にも土地を相続する権利があるんだ!!」

ヨンホはそう叫びながら、村人たちに引きずられていった

刑事のチェ・ソンジュンは、ユン・ミョンゲルの事件を独自に捜査していた
上司であるパク・サンミンは、そんなソンジュンのことを苦々しく思っていた
そして、ソンジュンはチンソン村ではゴルフ場開発の話があり、村長や村人も乗り気だったが、ミョンゲルが頑として土地を売らなかったため頓挫していたことを知った
これは土地をめぐる殺人だと、ソンジュンは睨んだが…………

ユン・ミョンゲル

ユン・ミョンゲルの死
それが全ての始まりだった
彼の呑んでいたマッコリからは、タリウムが検出された
刑事のチェ・ソンジュンは殺人を疑い、独自に捜査した

チンソン村は一見すると何の変哲もない村だが、住民は経済的に苦しんでいた
ある企業がゴルフ場の建設を提案した時、村人たちは大喜びした
その建設によって、地元の経済は潤い、村は活性化するはずだった
しかし、ユン・ミョンゲルは頑として、先祖代々受け継いでいる土地を売らなかった
そのためゴルフ場建設のプロジェクトは頓挫した

このプロジェクトに投資していた村長のユク・ソンスは、経済的に打撃を受けた
ソンスは大学時代の友人で建設会社の社員であるキム・グァンスと共に、ミョンゲルの殺害を計画
ミョンゲルの呑むマッコリに、タリウムを混入した
そうして殺人は成功したが、ソンジュン刑事は放棄されたゴルフ場の建物から大量のタリウムを発見し、ユク・ソンスとキム・グァンスは逮捕された

連続殺人

事件は解決したかに思えた
だが、すぐに新たな殺人事件が発生した
殺されたのはユン・ソハの夫ヤン・ジェソク
ジェソクは妻が土地を相続したことに興奮していた
しかし、ソハは興信所を雇い、ジェソクが浮気をしている事実を掴んでいた
ソハはそのことをジェソクに告げ、車の中で2人は激しく口論した
そして、ソハはジェソクを路上に置き去りにした
翌朝、チンソン村近くの道端で、ジェソクの死体が発見された
ジェソクは後ろから猟銃で撃たれていた

次に殺されたのは興信所の所長カン・ホンシクだった
ホンシクはユン・ソハの依頼で、キム・ヨンホのことを調べていた
ヨンホの留守中に家に侵入したホンシクは、そこで決定的な写真を発見
家から立ち去ろうとした時、ホンシクは何者かに猟銃で撃たれた
ホンシクの死体は、燃えた車の中から発見された

キム・ヨンホ

ユン・ソハの異母弟だというキム・ヨンホ
ヨンホはユン・ミョンゲルの追悼式に現れ、自分にも土地を相続する権利があると主張した
ソハが幼い頃、父親であるユン・ミョンホは母と自分を捨てて、家を出て行った
そうして新しい家庭を持ち、子供を作っていたのだ
ソハは自分の弟だというヨンホを、激しく憎んだ

ヨンホの土地への執着は異常だった
さらにはヨンホはソハに付きまとい、彼女が留守の時にマンションの玄関のドアに、鶏の血で奇妙な図形を描いた
警察に連行されたヨンホは厄除けの御札だと言ったが、ソハにはとてもそうは思えなかった
夫を殺したのはこいつだ
ソハはそう確信した

チェ・ソンジュンの上司パク・サンミンも、キム・ヨンホが連続殺人の犯人だと睨んでいた
そして、令状を取り、ヨンホの家を家宅捜索した
猟銃や他の証拠が見つかれば、ヨンホが犯人だと確定する
けれど、いくら探しても証拠になるものは見つからなかった
サンミンはヨンホを釈放せざるを得なかった
そのことにソハは絶望した
警察には任せておけない
ソハはカン・ホンシクに紹介されたホン・ジノという人物に、問題解決を依頼する
ジノは手下を使って、ヨンホを拉致した

真犯人

その頃、チェ・ソンジュンは解剖医からある電話を受け取っていた
ユン・ソハの夫ヤン・ジェソクの遺体から、2つのDNAが発見されたというのだ
1つは亡くなったジェソクのもの
もう1つは未確認の誰か
そして、その何者かはキム・ヨンホと母方の血統が同じ
さらには奇妙なことに、ユン・ソハと父方の血統が同じだった
つまり、その謎の人物はヨンホの母方の親族で、ソハの父方の親族でもある
判っているのは、その人物がA型の女性ということだった

その謎の人物の正体はユン・ミョンヒ
ソハの父ユン・ミョンホとユン・ミョンゲルの妹だった
ミョンヒは生まれつき口蓋裂を持っており、それが原因で周囲から酷いいじめを受けていた
そんなミョンヒをいつも守っていたのが兄のミョンホだった
ミョンヒは兄を愛するようになった
ミョンホにはすでに妻と娘がいたが、ミョンヒは想いを押さえられず、2人は関係を持った
そうして生まれたのがキム・ヨンホだった
ヨンホは近親相姦の末、生まれた子供だったのだ

先祖代々受け継いできた土地は、ミョンゲルからヨンホに相続されることになっていた
しかし、ミョンゲルは死んでしまい、ユン・ソハが相続人になった
ミョンヒが名乗り出れば、土地は相続することが出来た
けれどミョンヒは、ヨンホが自分と兄の子供だということを知られたくなかった
ヨンホに自分のように辛い目に遭って欲しくない
だが、土地のことは諦められなかった
あの土地を引き継いでこそ、キム・ヨンホはユン・ヨンホとして認められるのだ
ミョンヒは土地相続の権利を持つヤン・ジェソクや、自分たちの秘密を知ったカン・ホンシクを殺害した
全ては愛する息子・ヨンホのためだった

ミョンヒは土地の相続権を持つ最後の1人、ユン・ソハを誘拐した
姪であるソハは天国へ行けるように、儀式をして送り出すつもりだった
しかし、ソハの口からヨンホが拉致されて、危険な状態であることを告げられる
ミョンヒはソハとヨンホのところへ駆けつけ救い出すが、最後は火の中に飛び込み、自ら命を絶った

ラストシーンの説明

ユン・ソハは大学を辞めて、絵画教室で絵を教えていた
そこへ刑事を辞めたチェ・ソンジュンが訪ねてきた
ソンジュンはソハに、1枚の写真を渡した
それはユン・ミョンホとユン・ミョンヒ、そして幼いキム・ヨンホが3人で写っている写真だった
ソハはヨンホとは連絡を取っていないという
おそらく、今後もとることはないだろう

ソハはあの土地を売らないことに決めた
土地の丘の上にソハは、父であるミョンホと叔母であるミョンヒの遺骨を埋葬した
そして、ヨンホと写った2人の写真も一緒に埋めた

「この方々のご関係は?」
「家族です。幸せな家族」

社会は2人の愛を拒否し、自分も拒絶した
だが、全てが終わった今は、2人を一緒にいさせてあげたかった
ソハはようやく彼らを、家族として受け入れることが出来た

Netflixオリジナルの韓国ドラマ 存在すら知らなかった叔父が亡くなり、ユン・ソハは先祖代々の土地を相続することになるが、恐ろしい連続殺...
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