Netflix「バッドランド・ハンターズ」ネタバレ感想 マ・ドンソク兄貴が世紀末世界で大暴れ!!

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Netflixオリジナルの韓国映画
大地震によって崩壊したソウルで、ハンターのナムサンは顔見知りの少女スナが、狂気の医師に捕らえられたと知り…………

世紀末世界でマ・ドンソクが大暴れ!!
アクション満載の娯楽大作

本作は現在公開中の映画「コンクリート・ユートピア」の続編
しかし、共通点はほとんどないので、前作を見ていなくても問題なし
「マッドマックス」や「北斗の拳」を思わせる荒廃した世界
人々は飢えに苦しみ、悪党どもは暴れまわっている
そんな中で、全くいつもと変わらないマ・ドンソクの兄貴
不機嫌そうな顔で悪党たちを叩きのめす
異様な安心感で見ていられる
イ・ヒジュン演じる医師のマッドサイエンティストぶりも見どころ
脇を固める女優たちも魅力的
ヒャッハーな連中からゾンビまで出てきてサービス満点
ストーリーに深みはないが、頭空っぽにして楽しめる
何よりマ・ドンソクの魅力が満載
ファンなら絶対に必見だ!!

予告編

『バッドランド・ハンターズ』予告編 – Netflix

作品情報
作品名「バッドランド・ハンターズ」(原題황야)
監督:ホ・ミョンヘン
キャスト:マ・ドンソク、イ・ヒジュン、イ・ジュニョン、ノ・ジョンウィ、アン・ジヘ、チャン・ヨンナム
上映時間:108分
制作国:韓国(2024年)

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ざっくりあらすじ

未曾有の大地震によって荒廃したソウル。水も物資もなく、人々の心は荒んでいた。そんな中でナムサンは弟分のジワンと共に、ハンターとして動物を狩猟して、生計を立てていた。ある時、顔見知りの少女・スナが、狂気の医師に捕らえられたと知り、ナムサンは彼女を助けに行くが…………

感想(ここからネタバレ)

ヒャッハー世界とマ・ドンソクという素晴らしい組み合わせ

「バッドランド・ハンターズ」

世界を未曽有の大地震が襲い、ソウルも廃墟と化した
それから3年、水や物資は枯渇し、人々の心は荒んでいた
そんな中でナムサンは凄腕のハンターとして、弟分のジワンと生計を立てていた

その日の獲物は大型のワニだった
ナムサンたちは町へ持って行き、肉を売りさばいた
そこへスナがやってきた
スナは近所に住んでいる18歳の少女で、祖母と一緒に暮らしていた
ナムサンはスナのことを、とても可愛がっていた

仕事を終えて家に帰ると、スナとその祖母が見知らぬ連中と話していた
その連中の話では、自分たちはあるマンションに暮らしているグループで、10代のスナと祖母をそこに歓迎したいという
そこは水と食料も十分にあり、安全も保障されている
ここにいるより安心だと、ナムサンもその話に賛成した
スナと祖母はマンションへ旅立っていった

しかし、後になって恐ろしいことが分かった
そのマンションはヤン・ギスという狂気の医師が牛耳っており、若者たちを薬の実験台にしているというのだ
ナムサンとジワンは急いで、スナたちの救出に向かうが…………

作品解説

本作はイ・ビョンホン主演の映画「コンクリート・ユートピア」の続編
しかし、荒廃したソウルを舞台にしていること以外、ストーリーに繋がりはない

当初は劇場公開を予定されていたが、Netflix配信に切り替えられた

監督は「隻眼の虎」「犯罪都市」の武術監督で知られるホ・ミョンヘン
本作が監督デビュー作となる

ナムサン

凄腕のハンターで、狩猟で生計を立てている
元ボクサーで悪党たちに恐れられている
かつて幼い娘を亡くした
捕らえられたスナを救出に向かうが…………

演じるのはマ・ドンソク
「新感染 ファイナル・エクスプレス」、「犯罪都市」、マーベル映画「エターナルズ」などで有名
本作はマ・ドンソク初のNetflix主演映画である

チェ・ジワン

ナムサンの弟分で、弓矢が得意
18歳
スナに片思い中

演じるのはイ・ジュニョン
Netflix映画「モラルセンス ~君はご主人様~」に出演
こちらもロマコメとして良作なのでお勧め

Netflixオリジナルの韓国映画 ハンサムで欠点のない同僚ジフの秘密を、ジウは偶然知ってしまい………… ちょっと特殊なロマコメ ...

ハン・スナ

祖母と暮らしている18歳の少女
趣味は絵を描くこと
ナムサンのことを信頼し、父親のように慕っている

演じるのは「その年、私たちは」などのノ・ジョンウィ

ヤン・ギス

狂気の医師
子供たちを恐ろしい薬の実験台にしている
死んだ娘を生き返らせるのが目的のようだが…………

演じるのは「虐待の証明」「キマイラ」などのイ・ヒジュン
狂気のマッドサイエンティストを怪演

世紀末

大地震に襲われたソウル
建物は崩壊し、水や食料は不足
暴力が支配し、悪党どもが暴れまわっている

「マッドマックス」や「北斗の拳」のような、荒んでいるがどこか懐かしい世界
さらにはゾンビ(?)まで登場
サービス精神てんこもりだ
前作と違い、特に深いメッセージやテーマはないので、B級映画だと思って気楽に見た方が楽しめるだろう

救世主伝説

荒廃したソウル
人々の心も荒んでいた
そんな中でも、マ・ドンソクはマ・ドンソクだった!!

この人、何でこんなにマイペースなの?
世紀末世界にハマりすぎていて笑ってしまった
本当にいつものマ・ドンソク兄貴である

そして、もちろんめちゃくちゃ強い
我が物顔のヒャッハーな連中も、マ・ドンソクの前では形無し
いきっていた奴らが、助けてくれと懇願する姿は痛快だった
さらにはゾンビが現れても、全く動じないマ・ドンソク
顔色一つ変えずにボコボコにする
世紀末映画なのに、マ・ドンソクが出ているだけで謎の安心感!!

とはいえ見どころはアクションだけではない
マンションの階段を上って息を切らしているマ・ドンソク

「何でエレベーターがないんだ」

マ・ドンソクのこういうところがチャーミング
格好よくて優しくて強くてマイペース
もう少しナムサンの過去を深堀りして欲しかったとか、いうほどハンターという職業について触れられなかったとか、不満もなくはない
だが、マ・ドンソクの魅力を見事に引き出したファン必見の作品となっている

まとめ

マ・ドンソクがヒャッハー世界で大暴れ
まさに素晴らしいアイデア
深いテーマやメッセージなど必要ない
安心して楽しめる娯楽大作となっている

Badland Hunters (2024) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/badland_hunters
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/393320

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