Netflix「ミッドナイト・スカイ」ネタバレ感想 ジョージ・クルーニー主演のSF大作!!

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Netflixオリジナル映画
滅亡を迎えた地球で北極に1人残った科学者は、任務を終えて帰還する探査船に警告しようとするが…………

本格派のSF映画
スケールが壮大
物語の展開が遅くて、独創性に欠けている

ジョージ・クルーニー監督・主演
荒涼とした北極や宇宙船のビジュアルが素晴らしい
大画面で見ても遜色ないだろう
キャストも好演
残念なのは過去の名作SFの寄せ集めのような印象になっていること
この作品ならではの魅力が不足している
ジョージ・クルーニーのファンやSF好きなら、一見の価値はあるだろう


予告編

作品情報
作品名「ミッドナイト・スカイ」(原題The Midnight Sky)
監督:ジョージ・クルーニー
キャスト:ジョージ・クルーニー、フェリシティ・ジョーンズ、カイル・チャンドラー、デミアン・ビチル
上映時間:122分
製作国:アメリカ(2020年)

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ざっくりあらすじ

地球が滅亡を迎え、北極に1人取り残された科学者は、ミッションを終えて帰還する探査船のクルーに警告しようとするが…………

感想(ここからネタバレ)

かなりの本格SF

終末

大変動で地球の大部分が破壊され、人類は滅亡しかかっていた
北極のバーボー天文台で科学者のオーガスティンは、ガンで自分の死期が近いのを悟り、1人だけ天文台に残った
気がかりなのは居住可能な惑星を探査しに行った宇宙船アイテル号のことだった
彼らは地球の惨状を知らずに、任務を終えて帰還しようとしている
地球に戻ってこないように、警告しなければならない

オーガスティンはアイテル号と交信を試みた
しかし、天文台のアンテナでは電波が弱くて不可能だった

ある夜、オーガスティンは無人のはずの天文台で、7歳ぐらいの少女を発見する
1人だけ避難し損ねたらしい
その少女アイリスは口がきけないのか、ひと言も喋らなかった
思いもよらぬ事態に、オーガスティンは頭を抱えた

このままではアイテル号と連絡が取れない
強力なアンテナのある別の基地なら、交信できるかも知れない
オーガスティンはその基地を目指すことにした
問題はアイリスだ
1人だけ残してはいけない
険しい道のりだが、オーガスティンはアイリスを連れていくことにした

一方、アイテル号はミッションを終え、地球へと向かっていた
3週間前からNASAと連絡が取れない
宇宙飛行士のサリーたちは地球で何かあったのかと、不安を抱いていたが…………

作品解説

原作はリリー・ブルックス=ダルトンの小説「世界の終わりの天文台」


世界の終わりの天文台 (創元海外SF叢書)

脚本を担当したのは「レヴェナント:蘇えりし者」のマーク・L・スミス

極寒の北極のシーンは、アイスランドで撮影された
ジョージ・クルーニーはまつ毛まで凍ってしまい、度々撮影を中断せざるを得なかったという

ジョージ・クルーニー

1人北極に残る科学者オーガスティンを演じる
病魔に侵されているオーガスティン
人類は滅亡の危機を迎え、広い天文台にたった1人
そんな絶望的な状況でも、オーガスティンは必死にアイテル号の乗組員を救おうと、交信を試みる
何が彼をそうさせているのか?
それはラストで明かされる

ドラマ「ER緊急救命室」でブレイクし、「パーフェクト ストーム」「オー・ブラザー!」「オーシャンズ」シリーズなど、ハリウッドを代表するスターであるジョージ・クルーニー
俳優として活躍する一方、監督業にも力を入れ、「グッドナイト&グッドラック」「スーパー・チューズデー 正義を売った日」などメッセージ性の強い作品を手掛けている

フェリシティ・ジョーンズ

アイテル号の乗務員サリーを演じる
船長アデウォレとの子を妊娠中のサリー
身重の体だが、冷静で頼りになるクルー
オーガスティンとの交信に成功するが…………

フェリシティ・ジョーンズは「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」で主演
また「博士と彼女のセオリー」ではアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた

北極

見渡す限りの雪原
そんな北極の天文台に、1人残ったオーガスティン
広い基地にたった1人
何をするにも孤独

ところがオーガスティンは避難し損ねた少女アイリスを発見する
最初は少女を持て余したオーガスティン
しかし、次第にアイリスが大切な存在になっていく
そんな2人の交流に胸を打たれた

設備のいいアンテナのある基地へ、アイリスを連れて向かうオーガスティン
険しい道のり
様々な困難
冒険感満載でなかなか見ごたえがあった

宇宙

宇宙船アイテル号のビジュアルが見事
CGも素晴らしい出来で、チープさは一切なかった
SF大作といって遜色のない出来栄えである

アイテル号の乗務員の面々も魅力的
信頼し合った家族のような雰囲気が心地よかった
だが、彼らは地球の惨状を知ることになる

それでも地球へ戻るか
元いた星へ引き返すか
それぞれの選択が胸に迫った

SF大作

この「ミッドナイト・スカイ」の残念な点は、様々な名作SFの寄せ集めのように感じるところ

宇宙船のトラブルは「ゼロ・グラビティ」
北極の基地に1人取り残されるところは「オデッセイ」
過酷な自然の中の険しい旅は「復活の日」
父と娘との交信は「インターステラー」

本作ならではの独創性が感じられなかった
逆に改めて過去の名作の偉大さを思い知った印象だ

また本作は視聴者に優しい作りになっていない
特に序盤は物語の方向性も、なかなか提示されない
その意図は分かるのだが、ゆっくりとした展開が、かなりもどかしく感じた
この辺りは好みが分かれるところだろう

クライマックス

色々と既視感がある本作
とはいえクライマックスは何だかんだで盛り上がる

オーガスティンが必死に交信を試みた理由
少女アイリスの正体

様々な伏線が最後に解き明かされる
見終わってみると、それなりの満足感があった

まとめ

ジョージ・クルーニー監督の初のSF大作
色々とちぐはぐな出来栄えだった
とはいえNetflixオリジナルの本格SF映画としては見どころが多い
SF好きなら押さえておいていいだろう


The Midnight Sky (2020) on IMDb


Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/the_midnight_sky
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/374079

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