Netflix「七つの大罪 怨嗟のエジンバラ 前編」ネタバレ感想 新たな世代の冒険!!

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あの「七つの大罪」の新作がNetflixでアニメ映画化
リオネス王国の王子でメリオダスとエリザベスの息子トリスタンは、強大すぎる力に悩み苦しんでいたが…………

メリオダスとエリザベスの息子トリスタンが主役
原作者の鈴木央の書き下ろしストーリーで、新たな世代の冒険が描かれる

「七つの大罪」がフルCGアニメ化
予告編ではテレビアニメとかなり雰囲気が違っていて、見る前は不安だった
結論としては、とても面白かった
とにかくキャラが動く、動く
バトルシーンは凄まじい迫力だった
賛否はあるだろうが、個人的にはアリ
また様々な音響効果も良かった
ストーリーは原作者書き下ろしだけあって、クォリティが高い
そこまで作品のファンというわけではないのだが、懐かしのキャラが次々と出てきて、それだけでワクワクした
敵の強大さと禍々しさも、いい感じ
アクション満載で52分があっという間
後編が早く見たい

予告編

『七つの大罪 怨嗟のエジンバラ 前編』 予告編 – Netflix

作品情報
作品名「七つの大罪 怨嗟のエジンバラ 前編」
総監督:阿部記之
監督:ボブ白旗
原作:鈴木央
キャスト:村瀬歩、内山昂輝、梶裕貴、雨宮天、鈴木達央、悠木碧、福山潤、髙木裕平、小松未可子、阿座上洋平、興津和幸、徳留慎乃佑、小市眞琴、下地紫野
上映時間:52分
アニメーション制作:Alfred Imageworks × Marvy Jack
製作国:日本(2022年)

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ざっくりあらすじ

リオネス王国の王子でメリオダスとエリザベスの息子トリスタンは、強大すぎる力を制御できずに苦しんでいた。そんな時、かつて聖騎士の集団〈蒼天の六連星〉に名を連ねるも、王国を捨てたデスピアスの魔の手がエリザベスに伸び…………

「七つの大罪」

「七つの大罪」は鈴木央による人気コミック
累計発行部数は3700万部を突破
テレビアニメ化、映画化もされている
海外でも人気の作品だ

ブリタニア随一の大国・リオネス王国は、強大な力を誇る聖騎士達の横暴によって荒れ果てていた
かつて伝説の騎士団〈七つの大罪〉の団長だったメリオダスは、身分を隠して移動酒場を営んでいた
そこへ第三王女エリザベスが訪ねてくる
彼女はリオネス王国を救って欲しいと言うのだが…………

感想(ここからネタバレ)

見る前は不安だったが、思いのほか良かった

暗雲、再び

魔神族との戦いから14年が経った
リオネス王国はメリオダス国王の下で、平穏を取り戻していた

メリオダスとエリザベスの息子で王子のトリスタンは、思い悩んでいた
父・メリオダスの魔神族の力と母・エリザベスの女神族の力
その両方をトリスタンは受け継いでいた
だが、その強大な力をトリスタンは制御しきれていなかった
そうして、かつて友人を傷つけた
立派な聖騎士を目指していたトリスタンは、それ以来戦うことが恐ろしくなり、稽古からも逃げていた

ある朝のことだった
母親エリザベスが急に苦しみだし、意識を失った
魔法や薬は効果がなかった
それは何者かによる呪いが原因だった

かつてリオネス王国の聖騎士〈蒼天の六連星〉に名を連ねたデスピアス
今ではエジンバラ城の王として君臨している
デスピアスは魔神族と女神族を憎んでいた
そのため女神族であるエリザベスを狙ったのだ
トリスタンはメリオダスが止めるのも聞かず、エジンバラ城へ向かったが…………

作品解説

アニメーション制作は韓国のアニメ会社Alfred Imageworksと「狼と香辛料II」のMarvy Jack

総監督は「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」の阿部記之

トリスタン CV.村瀬歩

リオネス王国の王子
メリオダスとエリザベスの息子
正義感の強い性格
かつては立派な聖騎士を目指していた
しかし、両親から受け継いだ強大な力を制御できず、戦いを避けるようになり…………

母親のエリザベスを「ママ上」と呼び、ちょっとマザコン気質
父親譲りの「全反撃(フルカウンター)」を使うシーンは大興奮

妖精 CV.内山昂輝

トリスタンが道中で出会った妖精
ニヒルで口が悪い
額に傷がある
弓矢の名手

その正体は〈七つの大罪〉の一員バンと妖精族エレインの息子ランスロット
変身能力を持っている

デスピアス CV.阿座上洋平

エジンバラの王
かつてはリオネス王国〈蒼天の六連星〉の聖騎士だった
魔神族と女神族を憎んでいる

人間だけの国を作る
その目的のため巨人族や妖精族を排除しようとするが…………

七つの大罪


メリオダス、バン、ゴウセル、ディアンヌ、キング
七つの大罪メンバーが続々と登場
出番は多くないが嬉しかった

CGアニメーション

手描きアニメが主流の日本でも、CGアニメーションは増えている
そんな中、革新的な作品が現れた

「THE FIRST SLAM DUNK」
CGアニメーションによる試合の臨場感が凄まじい
まるで井上雄彦の漫画のキャラが、本当にバスケの試合をしているかのようだった
これはさすがに手描きアニメでは無理だと思った
「THE FIRST SLAM DUNK」はアニメーションの新たな可能性を切り開いたと言っていいだろう

とはいえ、やはり手描きアニメには愛着がある
そのため「七つの大罪 怨嗟のエジンバラ 前編」の予告編を見た時は落胆した
テレビアニメ版との違和感が凄まじい
「THE FIRST SLAM DUNK」のような成功例もあるが、やはりCGアニメーションには課題があると感じた

ところが本編を見ると悪くない
キャラがヌルヌルと動く
敵の軍勢もそれぞれが違う動きをしている
冒頭のバトルシーンで、グッと心を掴まれた
映画スラムダンクもそうだが、CGアニメには手描きアニメとは別の良さがあると感じた

もちろん「七つの大罪 怨嗟のエジンバラ」を、テレビアニメと同じスタイルで描いて欲しかったというファンもいるだろう
確かにそちらも見て見たい気がする
けれど、本作のCGアニメのクォリティは、かなり満足のいく出来だった

ネクスト・ジェネレーション

トリスタン、ランスロット
七つの大罪の次世代の冒険
親に負けないほど、キャラが立っていた
トリスタンが父親譲りの技を使うシーンは大興奮
ランスロットのふてぶてしい性格も、父親そっくりで微笑ましかった

現在、少年マガジンで「七つの大罪」の続編「黙示録の四騎士」が連載されている
「七つの大罪 怨嗟のエジンバラ」はその前日譚ともいえる内容となっている


「黙示録の四騎士」にはトリスタンやランスロットも登場
次世代の冒険がどこまで広がるのか、今から楽しみだ

まとめ

「七つの大罪」の新作がまさかのNetflixでアニメ化
CGアニメになったのは、かなり賛否がありそう
とはいえクォリティは高かった
原作者書き下ろしだけあって、ストーリーも面白い
後編がいつになるのかだけが気がかりだ

The Seven Deadly Sins: Grudge of Edinburgh (2022) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/the_seven_deadly_sins_grudge_of_edinburgh_part_1
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/379983

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