Amazon「7500」ネタバレ感想 ハイジャック犯との息詰まる攻防!!

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Amazonオリジナル映画
ベルリン発パリ行きの旅客機でのハイジャック犯との攻防
全編狭いコクピットの中で展開するという意欲的なスリラー
主演は「スノーデン」「ザ・ウォーク」のジョゼフ・ゴードン=レヴィット
かなりの熱演を見せてくれる
カメラがコクピットから出ず画面に変化は乏しいが、次々と新しい展開を見せ、退屈することはなかった
また外の様子がハッキリ分からないことが、ストレスと緊迫感を生み出している
ストイックでこぢんまりとした作品なので、好みは分かれるかも知れない
少し物足りない部分もあったが、なかなか秀逸なスリラー
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットのファンは必見


予告編

作品情報
作品名「7500」
監督:パトリック・ボルラス
キャスト:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、オミッド・メマー、カルロ・キッツリンガー
上映時間:92分
製作国:オーストリア、ドイツ、アメリカ(2020年)

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ざっくりあらすじ

ベルリン発パリ行きの旅客機、ヨーロピアン162便。副操縦士のトバイアスにとって、いつもと変わらないフライトのはずだったが…………

感想(ここからネタバレ)

”7500”はハイジャック犯を意味する緊急コード
舞台はコクピットの中だけというソリッド・シチュエーション・スリラーである

ヨーロピアン162便

ベルリン発パリ行きのヨーロピアン162便
副操縦士のトバイアスにとっては、いつもの日常だった
客室乗務員のギョクチェは恋人で、結婚はしていないが2歳の息子がいる
機長のマイケルには2人の関係をすぐに見抜かれ、からかわれた
照れ笑いするトバイアス

フライトチェックも終わり、旅客機は離陸した
万事、順調だ
フライトアテンダントが食事を持って、コクピットに入ってきた

その時、後ろから男たちが駆け込んできた
手にはガラスの破片を持っている
トバイアスは左腕を切りつけられた
マイケルはもう一人の男に、何度も腹部を刺されている

とっさにトバイアスは消火器で、男の一人を殴りつけた
男は昏倒した
その隙にトバイアスは他の男たちを押し出し、コクピットのドアを閉めた

トバイアスは倒れている男を縛った
マイケルは重傷だ
外ではハイジャック犯たちが「ドアを開けろ」と騒いでいる
トバイアスは航空管制に連絡を入れた

「7500が発生した」と…………

トバイアス

アメリカ人の副操縦士
温厚な性格
ドイツ語は不得手
客室乗務員のギョクチェと付き合っており、2歳の息子がいる
演じるのは「スノーデン」「インセプション」のジョゼフ・ゴードン=レヴィット

突如、テロリストたちとたった1人で立ち向かわなければならなくなったトバイアス
乗客が人質に取られている
だが、コクピットのドアは絶対に開けるわけにはいかない
極限状況で葛藤する男をジョゼフ・ゴードン=レヴィットは熱演

ヴェダッド

若いテロリスト
他のメンバーのように覚悟が決まっていない
仲間たちの過激な行動についていけなくなるが…………
演じるのはオミッド・メマー

フライトもの

「エアフォース・ワン」、「エグゼクティブ・デシジョン」、「コン・エアー」、「フライト・ゲーム」
航空機を舞台にしたスリラーは多い

大空の中の密室
狭い空間
極限状況

スリラーの舞台としては、うってつけなのだろう

狭い旅客機
この「7500」はさらにその中のコクピットだけに、舞台を限定しているのがユニーク
おかげで緊迫感が増している
終わって初めて、航空機そのものは一度も画面に映っていないことに気付いた

細かい離陸や着陸のプロセス
窓の外に映る景色の移り変わり
航空機が好きな人には楽しめるだろう

サスペンス

狭いコクピットの中
頼りの機長は死亡
床に気を失って倒れているテロリストの男
いつ目覚めるかも知れない
外ではテロリストたちが「開けろ」と、ドアを叩く音が響いている
後ろの白黒のモニターでしか、外の様子は分からない

これぞ極限状況
主人公トバイアスの心境が痛いほど伝わる

テロリストが人質を連れてきて、ドアを開けなければこいつを殺すと言ってきた
絶対にドアを開けるわけにはいかない
だが、人質を見捨てていいのか?
あくまで普通の男にすぎないトバイアスの葛藤が、心苦しいほどだった
パトリック・ボルラス監督はこれが長編デビュー作だが、サスペンスの演出にかなり長けていると感じた

終盤の展開

この旅客機で市街地に突っ込む
テロリストたちの恐ろしい計画
メンバーの1人、18歳のヴェダッドはそんな仲間たちについていけなくなる
ヴェダッドは仲間を裏切り、トバイアスの操縦で旅客機は空港に、無事に着陸する

旅客機は警察に取り囲まれる
ヴェダッドはトバイアスを人質に取り、コクピットに立てこもる
2人きり
トバイアスとヴェダッドは思いがけず心を通わせるのだが…………

個人的にはこの終盤の展開が、いまいちしっくりこなかった
確かにヴェダッドは哀れだった
しかし、これほどの暴挙に加担して、いまだに逃げおおせようとしているのが見苦しい
捕まったとしても、どう考えても自業自得
見ていてイライラした

トバイアスは恋人までも失ったのだ
そんなトバイアスがハイジャック犯の1人に同情する心境がよく分からない
いっそトバイアスの手でケリをつけて欲しかったほどだ
というわけで途中までは楽しめたのだが、終盤の展開は気に入らなかった

まとめ

なかなかの意欲作
アイデアは目を見張るものがあった
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットの熱演も見もの
こぢんまりした作品だが、思わぬ拾い物の一作


7500 (2019) on IMDb


Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/7500_2019

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