Netflix「今際の国のアリス」シーズン2ネタバレ感想 日本の実写の最高到達点!!

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「今際の国のアリス」のシーズン2がNetflixに登場
アリスとウサギは今際の国で、さらに難易度の高いトランプの絵札のげぇむに挑むが…………

日本の実写作品ではあり得ない規模のスケール
文句なしに面白かった

第1話がとにかく凄くて、日本の実写で見たことないレベルのアクションが展開
完全に度肝を抜かれた
逆にそんなに飛ばしていると失速するのではと危惧したが、最後まで勢いは途切れず面白かった
シーズン2ではトランプの絵札のげぇむに挑むアリスたち
絵札それぞれにボスキャラがいて、めちゃくちゃキャラが立っている
特にクラブのキングを演じる山下智久は衝撃
癖の強いボスキャラたちを相手に、命がけのげぇむが繰り広げられる
絶体絶命の連続
命を落とす仲間たち
思わず手に汗握って見てしまった
アリスとウサギの仲もシーズン2では進展
またチシヤが大活躍
もう1人の主人公ともいえる存在感だった
そして、ついに最後のげぇむへ
物語は綺麗に完結
様々な謎も全てではないが解き明かされる
ラストは思わず感動
完全に世界レベルのクォリティ
Netflixに入ってるなら、見ないという選択肢はないだろう

予告編

「今際の国のアリス」シーズン2 本予告 – Netflix

作品情報
作品名「今際の国のアリス」シーズン2
監督:佐藤信介
キャスト:山﨑賢人、土屋太鳳、村上虹郎、森永悠希、町田啓太、三吉彩花、仲里依紗、山下智久、恒松祐里、磯村勇斗、井之脇海
原作:麻生羽呂
全8話
製作国:日本(2022年)

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ざっくりあらすじ

アリスとウサギは仲間たちと助け合いながら、今際の国で“げぇむ”に挑んできた。残るトランプのカードはジャック、クイーン、キング、ハートの絵札のみ。だが、それらは想像を絶するほど過酷なげぇむだった…………

「今際の国のアリス」シーズン1

優秀な弟と比較され鬱屈した日々を送る有栖良平(アリス)は、親友のカルベとチョータと共に渋谷で謎の閃光を目撃する
直後、街は無人と化す
アリスはその”今際の国”で生き残るために、様々な”げぇむ”に挑むことになるが…………

今際の国の滞在者には”ぴざ”が必要
”ぴざ”の期限が切れると、上空からレーザーが照射され死亡
”ぴざ”を獲得するためには、命がけのげぇむに参加し勝利しなければならない

今際の国の”げぇむ”の難易度は、トランプの札で示される
数字が大きいほど、難易度は高い
クラブはチーム戦、ダイヤは頭脳戦、スペードは体力戦、ハートは人の心を弄ぶ裏切りの心理戦

シーズン1は2020年に配信
視聴率も高く、世界で絶賛された

人気マンガ「今際の国のアリス」がNetflixでドラマ化 無人と化した東京でアリスたちは生き残るために、様々な死の”げぇむ”に挑むことにな...

感想(ここからネタバレ)

2年ぶりだったので一部のキャラを思い出せなくて焦った
シーズン1を復習して見た方がいいかも…………

ネクストステージ

今際の国で有栖良平(アリス)宇佐木柚葉(ウサギ)は、様々なげぇむに挑みクリアしてきた
そしてげぇむは”ネクストステージ”に突入
上空にはトランプの絵札のカードをつるした飛行船
全てのげぇむをクリアするためには、絵札のげぇむに挑まなければならない

渋谷スクランブル交差点でアリスとウサギ、クイナ、チシヤは、ネクストステージの開始を待った
だが、げぇむが開始される気配はなかった

突如、銃声が響き渡った
プレイヤーが次々と血に染まり倒れていく
重武装した男が銃撃を行っていた
それはスペードのキングだった
すでにげぇむは開始されていたのだ

わけもわからず逃げ惑うプレイヤーたち
アリスたちはチシヤとはぐれてしまった
このままでは勝ち目はない
アリスはスペードのキングから逃れるため、別のげぇむに参加することを提案するが…………

作品解説

原作は麻生羽呂による人気マンガ
単行本は全18巻
2013年にアニメ化もされている

「GANTZ」2部作、「図書館戦争」、「アイアムアヒーロー」、「デスノート Light up the NEW world」、「いぬやしき」
監督は様々な話題作を手掛けている佐藤信介
山﨑賢人とは「キングダム」でタッグを組んでいる

有栖良平(アリス)

かつては無職でゲームに夢中な青年だった
渋谷スクランブル交差点で、友人のカルベやチョータと共に今際の国へ
2人をげぇむで失ったことで、今際の国の謎を解き明かすことを決意
観察力と洞察力に優れ、機転の利く性格

様々なげぇむを通して成長したアリス
ウサギのことを絶対に守ると誓うが…………
演じるのは「羊と鋼の森」、「キングダム」シリーズの山﨑賢人

宇佐木柚葉(ウサギ)

優れた身体能力を持つクライマー
今際の国で出会ったアリスを信頼し、一緒に行動するようになる
アリスのことを陰から支える心強いパートナー

父親のことが理由で、元の世界に帰ることを拒否していたウサギ
しかし、次第にアリスとなら共に帰りたいと願うようになる
演じるのは「となりの怪物くん」「大怪獣のあとしまつ」の土屋太鳳

苣屋駿太郎(チシヤ)

いつも飄々としているクールな青年
自分や他人の生死に興味がない
頭が抜群に切れる
やがてチシヤの過去が明らかになるが…………

シーズン2ではチシヤがメインのげぇむも登場
第2の主人公と言っていい活躍だった
演じるのは「楽園」、「孤狼の血 LEVEL2」などの村上虹郎

世界レベル

現時点で「今際の国のアリス」はNetflixの世界ランキングで第3位
アメリカで4位、イギリスで3位、フランスでは何と1位である
日本の実写作品としては、快挙と言っていいだろう

昨年は「イカゲーム」が全世界でブームを巻き起こした

Netflixオリジナルの韓国ドラマ 借金で崖っぷちにいるギフンは、奇妙なゲームに招待されるが………… 韓国のデスゲームもの 壮絶...

確かに面白かったのだが、日本人としてデスゲームものは「今際の国のアリス」の方が先だったのにという悔しさも感じられた
そして、ついに「今際の国のアリス」のシーズン2が配信
そのクォリティは予想をはるかに超えてきた
特に第1話の街中でのカーアクションは衝撃
こんなの日本のドラマや映画で見たことがない

ハリウッド映画かよ!!

見ていて思わず、声が出てしまった

その後も全編に渡って、日本の実写作品と思えないアクションとスケールが続く
ある意味、「イカゲーム」を超えてきた

最近ではアニメばかりがもてはやされている日本
ここで世界で通用する実写が登場しようとは!!
もはや感動しかない
「今際の国のアリス」は日本の実写エンターテイメントの最高到達点である

絵札

シーズン1でファーストステージが終わり、ネクストステージに突入
いよいよトランプの絵札が登場
絵札にはそれぞれ今際の国の国民である主がいる
いわゆるボスキャラである
ワールドカップで言えば決勝トーナメント
難易度もグッと跳ね上がる

クラブのキング

げぇむは「すうとり」
主は山下智久演じるキューマ
元バンドマンで仲間思い
そしてヌーディストである

げぇむの説明を丁寧にしてくれるキョーマ

だが裸が気になって、全く頭に入ってこない!!

しかし、このキョーマが本当にいい奴
勝負も正々堂々としたものだった
アリスとの間に友情すら芽生える
その生きざまは感動的だった
また見えそうで見えない演出が芸術的だった!!(笑)

ダイヤのジャック

げぇむは「どくぼう」
このげぇむはチシヤがメイン
首輪に着けられた爆弾
参加者の中からダイヤのジャックを見つけ、殺さなければならない
予想の斜め上をいく展開が見事
どんなにピンチでも動じないチシヤが格好良かった

スペードのクイーン

げぇむは「ちぇっくめいと」
アリスとウサギが参加
クイーンとのチーム戦
絶体絶命からの大逆転が爽快

スペードのキング

ネクストステージで最凶最悪の敵
重武装したキングを倒せばゲームクリア
アリスと仲間との総力戦
人が死にまくり、仲間も倒れていく
まさに壮絶なげぇむだった
あとサンドラッグが大変なことに(笑)

最後のげぇむ

最後のげぇむの相手はハートのクイーン

クイーン? キングじゃないの?

ここでようやく「不思議の国のアリス」をなぞっていることに気付いた
おそらくラスボスは最初から想定されていたのだろう

げぇむは「くろっけぇ」
今までとは打って変わって静かで穏やかなげぇむ
これにも意表を突かれた
しかし、クイーンはじわじわとアリスを心理的に追い詰めていく

そして明かされる今際の国の謎
これだけ大風呂敷を広げたら、畳めないんじゃないか?
そう危惧していたが、物語は綺麗に完結
ラストは驚きと感動があった
シーズン2できっちりと終わらせたことも高評価
かなり完成度の高いシリーズとなっている

まとめ

日本の実写エンターテイメントの最高到達点
予想以上に凄いものを見せてくれた
海外ドラマと比べても、まるで遜色なし
むしろ、こっちの方が面白い
佐藤信介監督はNetflixで「僕のヒーローアカデミア」の実写版も手がけることが決定している
そちらにも(ちょっと不安はあるけど)期待

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Alice in Borderland (2020) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/tv/alice_in_borderland/s02
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/374595

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