Netflix「バック・イン・アクション」ネタバレ感想 キャメロン・ディアスが華麗に復帰!!

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Netflixオリジナル映画
元CIA諜報員のエミリーとマットは引退して家庭を築き平穏に暮らしていたが、再びスパイの世界に引き戻されてしまい…………

ド派手な見せ場満載のエンターテイメント
笑ってハラハラして、気楽に楽しめる良作

キャメロン・ディアスの10年ぶりとなる女優復帰作
全く魅力が衰えていないことに驚愕
ジェイミー・フォックスとの相性も抜群だった
冒頭からド派手な展開
銃撃戦や格闘、バイクアクションと見せ場満載
パパとママが元スパイということを知らない子供たちのリアクションが面白い
確かに新鮮味はないが、これだけ楽しませてくれたら文句なし
家族の絆にもほっこりした
グレン・クローズなど脇役も豪華
「スパイキッズ」なども彷彿とさせ、ファミリー映画としてもお勧め
気難しく考えずに、楽しんだ者勝ちの作品だ

予告編

ジェイミー・フォックス&キャメロン・ディアス主演『バック・イン・アクション』予告編 – Netflix

作品情報
作品名「バック・イン・アクション」(原題Back in Action)
監督:セス・ゴードン
キャスト:ジェイミー・フォックス、キャメロン・ディアス、グレン・クローズ、カイル・チャンドラー、アンドリュー・スコット、ジェイミー・デメトリウ
上映時間:114分
制作国:アメリカ(2025年)

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ざっくりあらすじ

元CIA諜報員のエミリーとマットは、家庭を築くために自らの死を偽装し姿を消した。数年後、2人は子供たちと平穏に暮らしていたが、ひょんなことから身元がばれてしまい…………

感想(ここからネタバレ)

キャメロン・ディアス、ブランクがあったとは思えない…………

「バック・イン・アクション」

マットエミリーはCIAの凄腕のスパイ
2人は組織に内緒で付き合っており、エミリーはマットの子を妊娠していた
ある任務で2人は強大な力を持つICSキーを手に入れる
だが、敵の策略にハマり、2人が乗っていた飛行機は墜落
マットとエミリーは辛くも命拾いした
CIAは2人が死んだものと思っている
家庭を築き、平穏に暮らすまたとないチャンスだった
こうして2人はスパイ家業から足を洗い、普通の生活を手に入れた

15年が経った
14歳のアリスと12歳のレオ
2人の子供たちとマットとエミリーは平和に暮らしていた
唯一の頭痛の種は、アリスが思春期真っただ中で絶賛反抗期ということだった

ある夜、エミリーはアリスが友達と、クラブに行ったことを知る
2人はアリスを連れ帰るために、クラブに乗り込んだ
しかし、クラブの客と揉めてしまい、その動画がネットにアップされてしまう

翌日、玄関のドアを開けると、CIAの元上司のチャックが立っていた
動画でマットたちの生存を知り、訪ねてきたのだ
そして、持ち去ったICSキーを渡すように言うのだが…………

作品解説

監督は「モンスター上司」「ベイウォッチ」のセス・ゴードン

ジェイミー・フォックスとキャメロン・ディアスが共演するのは、「エニイ・ギブン・サンデー」「ANNIE/アニー」と続いて、これが3作目

マット

元CIAの凄腕のスパイ
エミリーと家庭を築くため、スパイ家業から足を洗った
今はサッカーのコーチをしている
子供たちとどう接するか、頭を悩ませているが…………

演じるのは「コラテラル」「ベイビー・ドライバー」などのジェイミー・フォックス
Netflix映画への出演はこれが4作目となる

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エミリー

元CIAのスパイで、マットの恋人
彼の子供を身ごもったことで、スパイを引退
子供たちと平穏に暮らしている
かつて母親に反発していたが、同じように反抗する娘のアリスと上手くいかず、頭を悩ませることに…………

演じるのは2018年に女優業引退を表明したキャメロン・ディアス
「ANNIE/アニー」以来、10年ぶりの映画出演となる
かつてはトップスターだったキャメロンだが、その魅力は健在

復帰作

「メリーに首ったけ」「チャーリーズ・エンジェル」「ナイト&デイ」など、かつてはハリウッドのトップ女優だったキャメロン・ディアス
個人的にキャメロン・ディアスに最初に注目したのは「ベスト・フレンズ・ウェディング」
主演のジュリア・ロバーツを食いかねないほどの魅力を放っていた

2018年に女優業引退を表明したキャメロン・ディアス
それから10年
久々の映画出演
正直、見る前は不安が大きかった
果たして以前の魅力を保っているのだろうか?
劇場ではなく配信映画に出演ということは、それだけ衰えているのでは?

完全な杞憂だった
全くブランクを感じない
相変わらず美しく、若々しくて、スターとしてのオーラが凄い
これが本当のスター性というものかと驚かされた
今後もどんどん映画に出演して欲しいと期待したくなる

そして、この映画の裏話で驚いたのは、ジェイミー・フォックスのことである
2023年4月、この映画の撮影中にジェイミー・フォックスは、脳出血による脳卒中を起こして倒れた
すぐに緊急手術が行われたが、生存率は5%と言われていたようだ
だが、ジェイミー・フォックスは生き延び、数ヶ月の療養を経て完全に回復し、撮影に復帰した
発話機能を回復させるために、入院中は集中的な言語療法を受けなければならなかったという
そのタフさと精神力には驚かされる

スパイ映画

凄腕のスパイである両親と、そのことを知らない子供たち
本作はロバート・ロドリゲス監督の「スパイキッズ」を彷彿とさせる

また子供のことが心配なエミリーが、スパイとしてのスキルを駆使して娘を追跡するエピソードなど、「トゥルーライズ」も思い出させる
このように既視感を感じさせる部分が多いが、観客を楽しませようというサービス精神が満載でとても好感が持てた

そしてアクションの見せ場も凄い

冒頭の飛行機内での格闘から墜落
ガソリンスタンドでの炎を使ったアクション
バイクチェイスからボートでの追跡

「ミッション・インポッシブル」シリーズや「007」に劣らないド派手なアクションで、めちゃくちゃ楽しめた
スパイ映画の醍醐味とファミリー映画のユーモア
両方が楽しめるお得な作品となっている

豪華な脇役

そして本作は脇役も豪華

元MI6のレジェンドでエミリーの母親ジニー役のグレン・クローズ
CIAの元上司のチャック役のカイル・チャンドラー
MI6の諜報員でマットとエミリーを追うバロン役のアンドリュー・スコット

特にキャスティングに唸ったのがアンドリュー・スコット
「SHERLOCK(シャーロック)」シリーズのモリアーティのイメージが強いので、完全に悪役だと思い込んでいた
最後のどんでん返しは痛快

まとめ

キャメロン・ディアスの復帰作は上々の出来栄え
その魅力がいまだ健在なのが嬉しかった
見せ場満載
家族の絆にもほっこり
安心して楽しめる娯楽作品だ

Back in Action (2025) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/back_in_action_2025
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/395165

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