Netflix「BASTARD!!―暗黒の破壊神―」ネタバレ感想 驚くほど原作に忠実!!

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あの伝説的コミック「BASTARD!!―暗黒の破壊神―」がNetflixでアニメ化
大神官の娘ティア・ノート・ヨーコは、かつて世界征服を目論んだ古の魔法使いダーク・シュナイダーを復活させるが…………

驚くほど原作に忠実なアニメ化!!
十分に楽しめるが、アニメの質には物足りなさも

萩原一至によるあのエポックメーキング的作品「BASTARD!!―暗黒の破壊神―」が、ついにTVシリーズとしてアニメ化
全13話でアーシェス・ネイとの戦いまでが描かれる(続きは2022年に配信予定)
細かいところまで原作通りで、めちゃくちゃ楽しめた
やはりダーク・シュナイダーのキャラクターは強烈
懐かしい魔法の数々に胸が熱くなった
少年誌では限界だったアレなシーンも忠実に再現
家族で見るのはやめておいた方がいいだろう(笑)
またダイ=アモンのエピソードは子安武人の熱演もあり爆笑
基本的にはファンなら楽しめる良作となっている
ただし、先日配信された「スプリガン」が劇場版クラスの超絶クォリティだっただけに、アニメの質は物足りなかった
とはいえ、TVアニメとしては決して悪くはない
見ていて80年代にタイムスリップしたような気分になった
原作ファンなら懐かしくて楽しい時間を過ごせるだろう


予告編

「BASTARD!! ー暗黒の破壊神ー」予告編 – Netflix

作品情報
作品名「BASTARD!!―暗黒の破壊神―」
原作:萩原一至
監督:尾崎隆晴
シリーズ構成:黒田洋介
キャスト:谷山紀章、楠木ともり、伊藤かな恵、安元洋貴、日笠陽子、杉田智和、小野賢章、東山奈央、松岡禎丞
全13話
アニメーション制作:ライデンフィルム

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ざっくりあらすじ

近代文明の崩壊から400年後のメタ=リカーナ王国は、四天王率いる闇の反逆軍団に襲撃されていた。大神官の娘ティア・ノート・ヨーコは、かつて世界征服を目論んだ古の魔法使いダーク・シュナイダーを復活させるが…………

「BASTARD!!―暗黒の破壊神―」

「BASTARD!!―暗黒の破壊神―」は萩原一至によって、1988年から「週刊少年ジャンプ」にて連載された
2020年9月時点で累計発行部数は3000万部を突破している


「週刊少年ジャンプ」というメジャー誌で中世ヒロイック・ファンタジーを連載
「BASTARD!!―暗黒の破壊神―」の登場は衝撃だった
また内容も凄まじかった
何しろ「ドラゴンクエスト」の竜王、つまりラスボスが主人公のようなものなのだ
緻密な作画
大胆な見開き
過激なお色気
とても新人マンガ家が描いたとは思えない
また締め切りに間に合わず、文字だけでページを埋めたという前代未聞の伝説の没カットも忘れがたい
「BASTARD!!―暗黒の破壊神―」は寺沢武一の「コブラ」のように、少年誌のエポックメーキング的作品といえるだろう

感想(ここからネタバレ)

80年代にタイムスリップしたような気分になった…………

復活

近代文明の崩壊から400年が経った
四天王や闇の軍団を率いて、世界征服に乗り出した爆炎の魔術師「ダーク・シュナイダー」は、長い争いの末敗れる
しかし、ダーク・シュナイダーは死ぬ間際、転生の秘術を用い赤子の身の内に転生していた

それから15年後、ダーク・シュナイダーのかつての配下だった四天王カル=ス、アビゲイル、アーシェス・ネイ、ガラは、大陸の四つの王国への侵攻を開始した
その脅威はメタ=リカーナ王国にも迫っていた
大神官の娘ティア・ノート・ヨーコには、ある使命があった
今まで姉弟同然に育ってきた少年ルーシェ・レンレン
彼の中には古の魔法使いダーク・シュナイダーが封印されている
王国の危機の時には、ヨーコが彼の封印を解かねばならない
そのためには”処女の接吻”が必要だった

いよいよ敵の軍勢が城内に攻め込んできた
ヨーコは意を決して、ルーシェの封印を解く
だが、復活したダーク・シュナイダーは傲岸不遜で、まるで言うことを聞かない
それどころか自ら世界征服に乗り出すと言い出し…………

作品解説

アニメーション制作を担当したのはライデンフィルム
手がけた作品には「さよなら私のクラマー」や「東京卍リベンジャーズ」などがある

監督は「ゴブリンスレイヤー」の尾崎隆晴
シリーズ構成は「僕のヒーローアカデミア」などを手がけるベテランの黒田洋介

「BASTARD!!―暗黒の破壊神―」は1992年にも全6話で、OVAとしてアニメ化されている

ダーク・シュナイダー CV.谷山紀章

爆炎の魔法使い
400年以上生きている
大戦後、赤子だったルーシェ・レンレンに転生したが封印された
性格は傲岸不遜で我がままで好色
自称「超絶美形主人公」
唯一、ヨーコにだけは頭が上がらない

少年マンガとは思えない主人公
ほとんど悪役である
だが、その自由奔放で傲慢なところが魅力
アニメでもその破天荒さは健在

ティア・ノート・ヨーコ CV.楠木ともり

メタ=リカーナの大神官ジオ・ノート・ソートの娘
ルーシェとは姉弟同然に育った
いわゆる”ボクっ娘”
正義感が強く、しっかり者
品行下劣なダーク・シュナイダーをよく叱っている

中世ファンタジーなのに、ヨーコというネーミングが凄い
これ、絶対いのまたむつみの「幻夢戦記レダ」の陽子からとってるでしょ
唯一、ダーク・シュナイダーが逆らえない存在
原作では最近、全く出番なし!!

ガラ CV.安元洋貴

闇の反逆軍団・四天王の一人
数千の忍者を率いるニンジャマスター
豪快で後先を考えない性格
だが、漢気があり面倒見がいい

ヨーコに拷問とは名ばかりのスケベなイタズラを仕掛けるガラ
そういえば、こんなシーンあったな(笑)
ガラはとても好きなキャラ
解説役としても優秀だ!!

アーシェス・ネイ CV.日笠陽子

ダークエルフと人間の間に生まれたハーフエルフ
「雷帝」の異名を持つ魔法剣士
戦災で孤児だったところをダーク・シュナイダーに拾われた
ダーク・シュナイダーの娘であり、かつての恋人
今では激しくダーク・シュナイダーを憎んでいるが…………

改めて見ると、アーシェス・ネイって結構チョロインだな
今回はネイとの決着までが描かれる
原作屈指の名場面だけに、見ごたえがあった

原作愛

とにかく原作に忠実
「これは少年誌なんだぞ!!」みたいなメタ発言まで再現している
「500円、貸して」や鈴木土下座ェ門など、世界観が崩壊しかねないネタもそのままだった
ファンとしては嬉しいが、こんなのが世界に配信されて大丈夫なのかと不安になった(笑)

スタッフの原作愛はよく伝わってきた
ただ「バスタード」は呪文の格好良さが魅力の一つ
初めて「爆霊地獄(ベノン)」の呪文を見た時は、衝撃を受けた
漢字にルビを振っているのが格好いいのだ
アニメではその格好良さが伝わり切れていないのが残念

アニメーション

先日、Netflixで配信されたアニメ「スプリガン」

あの名作コミック「スプリガン」がNetflixでアニメ化 超古代文明の遺産から人類を守る組織の特殊工作員の名は「スプリガン」と呼ばれた……...

これがすこぶる良い出来だった
設定を現代に移し、スマホやドローンを登場させ、作画は劇場アニメ級
今風に違和感なくアップデートされていた

対して「BASTARD!!―暗黒の破壊神―」はめちゃくちゃ80年代風
ちょっと質の高いTVアニメといった印象
何だか20年前のアニメの再放送を見ているような気分になった

原作に忠実だし、作画も悪くない
だが、「バスタード」は原作が超絶美麗作画で、演出も斬新
原作のクォリティに比べると、このアニメ版は少し物足りなく感じた
どこか可もなく不可もなくという印象なのだ
もっとも今になってアニメ化してくれただけで、十分に嬉しいのだが…………

ダイ=アモン

第8話に登場するダイ=アモン
アーシェス・ネイに仕える鬼道三人衆の一人で、ヴァンパイアの「真祖」

子安武人の怪演もあり、凄まじいインパクト
腹を抱えて笑った
このアニメ、最大の見どころかも知れない(?)

まとめ

あの「バスタード」のアニメ化
懐かしくて、とても楽しめた
ただしアニメ単体の出来は、よくて及第点といったところ
凄くいいところで終わったので、続きが待ちきれない

Bastard!! Heavy Metal, Dark Fantasy (2022) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/tv/bastard_heavy_metal_dark_fantasy/s01
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/381346

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