Netflix「出会いと別れと、その間のすべて」ネタバレ感想カップルの理想的な別れ方

Netflixオリジナル映画
恋人同士のクレアとエイダンは、大学入学を前にきれいに別れようとするが…………

最後のデートで揺らぐ2人の心
甘酸っぱくて爽やかな恋愛青春映画

主演2人は魅力的
嫌な人間は1人も登場せず、見ていて心地よかった
恋愛だけではなく、仲間との友情も微笑ましい
映像と音楽がおしゃれ
最後のデートで2人は本当に別れられるのか？
劇的な展開はないので、少し単調に感じる部分はあった
物語も予定調和
とはいえ最後は爽やかな気分で見終えることが出来た
84分でサクッと見られるのも嬉しい
恋愛映画が好きなら、悪くない一作

予告編

『出会いと別れと、その間のすべて』予告編 – Netflix

作品情報
作品名「出会いと別れと、その間のすべて」（原題Hello, Goodbye and Everything in Between）
監督：マイケル・レーウェン
キャスト：タリア・ライダー、ジョーダン・フィッシャー、アヨ・エデビリ、ニコ・ヒラガ、ジェニファー・ロバートソン
上映時間：84分
製作国：アメリカ（2022年）

ざっくりあらすじ

恋人同士のクレアとエイダンは、大学に入る前にきれいに別れようとした。しかし、最後のデートで2人の気持ちは揺らぎ始めて…………

感想（ここからネタバレ）

眩しくて、甘酸っぱい…………

出会いと別れ

クレアがエイダンと出会ったのは、ハロウィン・パーティーだった
今まで何度も引っ越しを繰り返してきたクレア
高校最後の年、子供の頃に住んでいた町に、クレアは戻ってきた
幼馴染のステラは歓迎してくれた

そのパーティーでクレアはエイダンに話しかけられた
エイダンは歌が上手くて明るい性格
2人はすぐに意気投合
そして帰り道でクレアとエイダンは、お互い惹かれていることを確認した

しかし、クレアは待ったをかけた
今までクレアは恋愛を遠ざけ、勉学に明け暮れていた
高校時代は人生のプロローグにすぎないからだ
将来のためにしっかりした計画を立てなければならない

”残りの高校生活の間だけのカップル契約”

クレアの提案をエイダンは受け入れた

それからの1年は夢のような毎日だった
クレアとエイダンは恋人同士として、様々な場所でデートし、楽しい日々を送った

そして、別れの日が来た
クレアが大学へ旅立つ前日、2人は最後のデートをした
これで終わりだと思うと、クレアの心に迷いが生じてきたが…………

作品解説

監督のマイケル・レーウェンはこれがデビュー作

原作はジェニファー・E・スミスの同名小説

リンク

クレア

堅実な性格の高校生
両親は高校時代から付き合って、喧嘩して離婚した
そのため若いうちの恋愛は、無駄だと思っている
ハロウィン・パーティーでエイダンと出会い、強く惹かれ合う
付き合うのは高校の間だけと、クレアはエイダンと契約を交わすが…………

演じるのは「17歳の瞳に映る世界」で注目されたタリア・ライダー
将来が楽しみな女優である

エイダン

明るい性格の高校生
音楽が好きで、バンドをやっている
音大へ行きたいが、両親からは医大進学を期待されている
クレアと高校時代だけの恋人契約を交わした
だが、本心では別れたくなくて…………

演じるのはミュージシャンとしても活躍しているジョーダン・フィッシャー
本作では歌声も披露
Netflix映画「好きだった君へ P.S.まだ大好きです」にも出演