あの「ビバリーヒルズ・コップ」の最新作がNetflixに登場
デトロイト市警のアクセル・フォーリーは、疎遠となっている娘のジェーンの危機を救うために、再びビバリーヒルズを訪れるが…………
懐かしのメンバーが大集合
シリーズへの愛が詰まった理想的な続編！！
「ビバリーヒルズ・コップ」の30年ぶりの続編
正直、見る前は不安の方が大きかった
ところが予想を上回るクォリティの作品に仕上がっている
ジョセフ・ゴードン＝レヴィットやケヴィン・ベーコンなどキャストが豪華
ビリーやタガートなど懐かしのメンバーも登場
ド派手なアクションの見せ場も満載
敵が本当にヤバい奴らで、シリーズ最大の危機に
そして、口八丁手八丁のアクセルの健在ぶりが嬉しい
1作目を除けば、シリーズで一番好きかも
「ビバリーヒルズ・コップ」やアクション映画が好きな人なら必見！！
予告編
作品情報
作品名「ビバリーヒルズ・コップ: アクセル・フォーリー」（原題Beverly Hills Cop: Axel F）
監督：マーク・モロイ
キャスト：エディ・マーフィ、ジョセフ・ゴードン＝レヴィット、ジャッジ・ラインホルド、ジョン・アシュトン、ケヴィン・ベーコン、テイラー・ペイジ、ポール・ライザー、ブロンソン・ピンチョット
上映時間：115分
制作国：アメリカ（2024年）
ざっくりあらすじ
デトロイト市警のアクセル・フォーリーは、疎遠となっている娘のジェーンの危機を救うために、再びビバリーヒルズを訪れるが…………
感想（ここからネタバレ）
期待以上の出来栄えで大興奮！！
「ビバリーヒルズ・コップ: アクセル・フォーリー」
アクセル・フォーリーはデトロイト市警のベテラン刑事
様々な難事件を解決してきたが、トラブルメーカーとしても有名だった
ある日、アクセルはビバリーヒルズの友人ビリーから連絡を受ける
アクセルの娘、ジェーンはビバリーヒルズで弁護士として働いている
ところがある事件の弁護を引き受けたことで、何者かから脅迫を受けているというのだ
ジェーンとはずっと疎遠だったアクセル
しかし、娘の危機にいても立ってもいられず、すぐにビバリーヒルズへと向かったが…………
作品解説
監督はこれが長編デビュー作となるマーク・モロイ
エディ・マーフィが脚本に納得しなかったため、「ビバリーヒルズ・コップ」の新作は1990年代からずっと制作が難航していた
この作品でようやくエディ・マーフィは、脚本にGOサインを出した
シリーズ1作目と2作目を手がけたジェリー・ブラッカイマーがプロデューサーとして復帰している
アクセル・フォーリー
デトロイト市警のベテラン刑事
口八丁手八丁で相手をけむに巻くのが得意
刑事としては凄腕だが、事件解決のために暴走しがち
娘のジェーンとはずっと疎遠になっていたが…………
演じるのはもちろんエディ・マーフィ
かつては「48時間」「星の王子ニューヨークへ行く」などで一世を風靡した
しかし、次第に人気が低迷
最近はNetflix映画「ルディ・レイ・ムーア」などで復活の兆しを見せていた
そして、再びのアクセル・フォーリー役で、63歳とは思えないキレのあるトークを披露し、健在ぶりを発揮している
吹き替え版を演じるのは山寺宏一
ジェーン・ソーンダース
アクセルの娘
敏腕弁護士としてビバリーヒルズで活躍している
父とはずっと疎遠
警官殺しの容疑者の弁護を引き受けたことで、脅迫を受けるようになり…………
エリート弁護士だが、口の達者さは父親譲り
演じるのは「マ・レイニーのブラックボトム」などのテイラー・ペイジ
ボビー・アボット
ビバリーヒルズ警察の刑事
ジェーンとはかつて付き合っていた
元ヘリパイロット
アクセルと共に事件を捜査する羽目になり…………
アクセルの新しい相棒
演じるのは「ザ・ウォーク」「スノーデン」などのジョセフ・ゴードン＝レビット
「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズ
1984年の「ビバリーヒルズ・コップ」1作目は、人生のベスト10に入るほどのお気に入りの作品
絶好調のエディ・マーフィのキレのあるトークと、マーティン・ブレスト監督の硬軟織り交ぜた演出が素晴らしかった
トニー・スコット監督の「ビバリーヒルズ・コップ2」は、1作目よりも格段に落ちるがまあまあの出来
そして、1994年の「ビバリーヒルズ・コップ3」はシリーズで最悪の作品
見る必要なし
作るごとに酷くなっていく「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズ
正直、新作が作られると知った時も、やめとけばいいのにという感想だった
そうして30年ぶりの続編である「ビバリーヒルズ・コップ: アクセル・フォーリー」を見たのだが…………
予想を上回る出来栄え！！
テイストが大好きな1作目に非常に近くなっている
スリリングな展開とコミカルなシーンとの緩急が絶妙
アクションの見せ場も満載
ビバリーヒルズの路上での銃撃戦やヘリでの逃亡シーンなど、かなりのド迫力だった
マーク・モロイ監督はこれがデビュー作とのことだが、相当な力量が感じられた
何よりシリーズ愛が全編から溢れている
これは続編としては理想的だ
懐かしの面々
アクセルのデトロイトでの相棒ジェフリー
画廊の変な店員だったセルジュ
本作では懐かしいシリーズの面々が登場
もっとも嬉しかったのは3では未登場だったタガートの出演
そして、ビリーを演じるジャッジ・ラインホルドの老けっぷりもショックだった（涙
ビリーとタガート、この2人が出なければ、ビバリーヒルズ・コップという気がしない
アクセルと2人が揃った瞬間は最高だった
見事なのは懐かしの面々を、ストーリーに上手く組み込んでいること
決して単なる同窓会的出演になっていない
おかげで違和感なく楽しむことが出来た
ケヴィン・ベーコン
重大なネタバレ
黒幕はケヴィン・ベーコン！！
ケヴィン・ベーコンが演じるグラント警部
登場した瞬間、見ている100人中100人がこいつが犯人だと気付いただろう（笑）
こういった作品には魅力的な悪役は必須
ケヴィン・ベーコンなら文句なし
相変わらずのアクの強い演技を見せてくれた
まとめ
まさに「トップガン マーヴェリック」に並ぶ続編の理想形
3のトラウマを払しょくしてくれた
おなじみのテーマ曲が流れると、知らずにノリノリに
エディ・マーフィの復活も嬉しかった
「ビバリーヒルズ・コップ」を愛する者なら、絶対に見るべき1作だ
Rotten tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/beverly_hills_cop_axel_f
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/395563
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