1. 「アリータ:バトル・エンジェル」
2. 「レゴ(R)ムービー2」
3. 「ロマンティックじゃない?」
4. 「What Men Want」
5. 「Happy Death Day 2U」
6. 「Cold Pursuit」
7. 「The Upside」
8. 「ミスター・ガラス」
9. 「The Prodigy」
10. 「グリーンブック」
2月第3月曜日は米国では大統領の日で祝日である
昨年の大統領の日の週末の興行収入は総額2億7000万ドルを越えた
これは「ブラック・パンサー」の爆発的なヒットによるものである
今年は総額1億910万ドルで、2004年以来最悪の3日間の大統領の日の週末になった
いよいよ公開されたジェームズ・キャメロンの「アリータ:バトル・エンジェル」
3日間のオープニング成績は2780万ドル
5日間で4170万ドル
これは専門家が事前に予想したオープニングが2500万ドル、最終的には4500万〜5000万ドルという数字を上回るペースである
米国以外でも好調で、世界47ヵ国で興行収入No.1
9,430万ドルの収益を上げている
現時点での世界興収は米国と合わせて1億3600万ドル
事前の予想よりもかなり快調といえるだろう
ロッテントマトの批評家支持率は60%
それに対して観客支持率はなんと93%
シネマスコアも “A-“と高得点
観客からは圧倒的に支持されているのが分かる
これは爆死を免れたのか?
ところがまだまだ予断を許さないようだ
「アリータ:バトル・エンジェル」の製作費は1億7000万ドル
元々は2億ドルと言われていた
20世紀フォックスは損益分岐点は3億5000万ドルから4億ドルの間であると主張しているが、予算に関する知識を持つ他の金融映画筋は5億ドルから5億5000万ドルを儲ける必要があると読んでいるようだ
そうなるとカギを握るのはまだ公開されていない2つの国
2月22日に公開予定の日本と中国だ
ここで2億ドルは稼がないとまずいらしい
もともと「アリータ」は木城ゆきとによる日本のSF漫画「銃夢(ガンム)」が原作
中国でやはりSFの「レディ・プレイヤー1」が2億1840万ドルのヒットを飛ばしたのも記憶に新しい
決して不可能ではないと思うがどうか?
脚本と製作はジェームズ・キャメロン
監督は「デスペラード」「シン・シティ」のロバート・ロドリゲス
主人公アリータ役は「メイズ・ランナー」シリーズのローサ・サラザール
共演にオスカー俳優であるクリストフ・ワルツ、ジェニファー・コネリー、マハーシャラ・アリ
日本での公開は2月22日
前週1位の「レゴ(R)ムービー2」は2120万ドルで2位
3位に初登場はロマンチック・コメディ「ロマンティックじゃない?」
興収1420万ドルだった
子供の頃、ロマンティック・コメディ映画が大好きだったナタリー
だが、ある出来事により、今では恋愛映画を醒めた目で見る皮肉屋な大人になっていた
ところが事故で頭を強打し、ナタリーは意識不明になる
目を覚ましたナタリーは驚愕した
そこはロマンティック・コメディ映画の世界だったのだ………………
ロッテントマトの批評家支持率は68%、観客支持率は62%
シネマスコアは“B”とまずまずの評価
主演は「ピッチ・パーフェクト」シリーズのレベル・ウィルソン
共演はアダム・ディヴァイン、ベティ・ギルピン、リアム・ヘムズワース、プリヤンカー・チョープラ
監督は「ハロルド&クマー クリスマスは大騒ぎ!?」「ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ」のトッド・ストラウス=シュルソン
日本ではなんとNetflixで2月28日に配信
2017年に全米1位のサプライズ・ヒットとなったタイム・ループ・ホラー「Happy Death Day」の続編「Happy Death Day 2U」は5位に初登場
前作の半分以下の980万ドルという期待を下回るデビューとなった
もっとも製作費は900万ドルという低予算なのだが
前作から2年後
ツリーは再びタイムループに巻き込まれる
そして、マスクをかぶった殺人鬼に何度も殺されることに………………
ロッテントマトの批評家支持率は67%、観客支持率も67%
シネマスコアは“B”
評価は悪くなかっただけに、なぜ不発だったのか関係者も首をかしげているようだ
主演はジェシカ・ロース
監督は引き続き「ゾンビーワールドへようこそ」のクリストファー・ランドン
「ミスター・ガラス」は1億ドルを突破した
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