1. 「ジョーカー」
2. 「アボミナブル」
3. 「Downton Abbey」
4. 「Hustlers」
5. 「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」
6. 「アド・アストラ」
7. 「Judy」
8. 「Rambo: Last Blood」
9. 「War」
10. 「Good Boys」
週末の全米興行成績は「ジョーカー」が9350万ドルという予想を上回る成績で、初登場1位に輝いた
これは2位以下の9作品の収益を合わせたよりも上である
この成績は10月公開作品の歴代1位で、昨年の「ヴェノム」の8,030万ドルという記録を軽々と飛び越えた
またR指定作品のオープニングとしては「デッドプール」「デッドプール2」「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」に続いて歴代4位
ヴェネチア国際映画祭でアメコミ映画としては初めて金獅子賞を受賞するなど、話題性は十分だった本作
しかし、過激な内容、陰鬱なストーリー、ジョーカーのキャラクターの解釈など、不安要素も多かった
暴力を誘発しかねない内容に、劇場の警備を厳重にするなど、ネガティブな話題もあった
見れば必ず物議を醸す作品
だが、それら全てが興行ではプラスに働いたようだ
監督のトッド・フィリップスにとっては「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」の8590万ドルを越え自己ベスト
ホアキン・フェニックスにとっても2002年の「サイン」のオープニング記録をはるかに越えた
「ジョーカー」の製作費は5500万ドル
アメコミ映画としては低予算である
予算を抑えるために、CGも極力使われていない
まさにスーパーヒットといえるだろう
さらには米国以外でも1億4,350万ドルと快調
日本を含む12の国でワーナーブラザーズの歴代オープニング記録を破った
ワールドワイドでは2億3400万ドル
コメディアンになることを夢見て、母親と二人でつつましく暮らしている優しい青年アーサー・フレック
彼がいかにしてバットマンの最狂の敵ジョーカーへと変貌したのか?
シネマスコアは「B+」
ロッテントマトの批評家支持率は70%、観客支持率は90%
ホアキン・フェニックスの演技は素晴らしく、リアルな描写はアメコミ映画を進化させたと賞賛されたが、犯罪者に同情的すぎるという批判もあった
主演はホアキン・フェニックス
共演にザジー・ビーツ、ロバート・デ・ニーロ
監督は「ハングオーバー」シリーズのトッド・フィリップス
前週1位のアニメ映画「アボミナブル」は1,200万ドルで2位
「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」は535万ドルで5位
米国内で累計2億ドルを越えた
これはR指定作品としては3本目である
9位に初登場はインド製のアクション・スリラー「War」
150万ドルの興収だった
インドの2大スター、リティック・ローシャンとタイガー・シュロフが共演
エージェントのハリッドは組織を裏切った元上官のカビールを追っていた
ようやくカビールに辿り着いたものの、激しい銃撃戦の末に逃げられてしまった
だが、実はカビールは裏切ったのではなく、ある極秘の任務に就いていた………………
ロッテントマトの批評家支持率は75%、観客支持率は80%
目を見張るアクションとスリリングな脚本だと好評だった
監督はシッダールス・アナンド
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