1. 「ターミネーター ニュー・フェイト」
2. 「ジョーカー」
3. 「マレフィセント2」
4. 「Harriet」
5. 「The Addams Family」
6. 「ゾンビランド ダブルタップ」
7. 「Countdown」
8. 「Black and Blue」
9. 「Motherless Brooklyn」
10. 「Arctic Dogs」
週末の全米興行成績は「ターミネーター」シリーズの6作目となる「ターミネーター ニュー・フェイト」が、初登場で1位を獲得した
1位デビューを飾ったものの、興行収入は2900万ドル
事前の4000万ドル前後という予想を大きく下回った
2003年の「ターミネーター3」のオープニング成績が4400万ドル
2009年の「ターミネーター4」が4300万ドル
2015年の「ターミネーター 新起動/ジェニシス」が2700万ドル
「ニュー・フェイト」は「ジェニシス」をわずかに上回っただけだった
ちなみに北米での「ジェニシス」の興収は、最終的に8976万ドル
1億ドルを越えることができなかった
ところが「ジェニシス」は中国で1億1200万ドルという大ヒットを記録
そのおかげでワールドワイドでは4億4000万ドルと、シリーズ第2位の成績となった
「ニュー・フェイト」はそれも期待できない
すでに中国でも公開され、オープニングは2800万ドルという期待を下回る数字
北米も含めてワールドワイドでは、現時点で1億2,360万ドルである
製作費が1億8,500万ドルといわれている「ターミネーター ニュー・フェイト」
専門家の話では損益分岐点は約4億5000万ドル
「ニュー・フェイト」はおそらく約1億2000万ドルの損失を出すだろうと見られている
シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンが製作に復帰
アーノルド・シュワルツェネッガーにサラ・コナー役のリンダ・ハミルトンとジョン・コナー役のエドワード・ファーロングも再登場
監督は「デッドプール」を大ヒットさせたティム・ミラー
批評家のポジティブなレビュー
そしてもっとも人気の高い「ターミネーター2」の直接の続編
ヒットは間違いないだろうと言われていた
何故こんな悲惨な結果になったのか、関係者も頭を抱えているようだ
人類が滅亡する「審判の日」は回避され、平和が訪れたかに思えた
だが危機はまだ去っていなかった
人類の命運を握る女性ダニー
彼女を狙って最新型のターミネーター「REV-9」が現れる
ダニーの生存は強化戦士グレースと、サラ・コナーにかかっていた………………
シネマスコアは「B+」
ロッテントマトの批評家支持率は70%、観客支持率は85%
「T2」以降では最高の続編だと好評だった
日本での公開は11月8日
根強い人気の「ジョーカー」が1390万ドルで2位
ついに3億ドル目前
世界で9億ドルを越えた59番目の作品となった
3位は1,210万ドルで「マレフィセント2」
累計8,200万ドルで1億ドルを越えるかどうかといったところ
4位は初登場の「Harriet」
1200万ドルだった
奴隷解放運動の女性指導者ハリエット・タブマンを描いた実話である
1847年、主人が亡くなったことをきっかけに、奴隷のハリエットはフィラデルフィアへ逃亡
やがてハリエットは奴隷たちを北部に逃がす活動家として活躍していく
シネマスコアは「A+」
ロッテントマトの批評家支持率は73%、観客支持率は98%
アメリカの歴史においてもっとも重要な人物を、敬意を持って描いていると高評価だった
主演のハリエット役には「ホテル・エルロワイヤル」のシンシア・エリヴォ
共演にレスリー・オドム・Jr、ジャネール・モネイ
監督はケイシー・レモンズ
エドワード・ノートン監督・主演の「Motherless Brooklyn」は9位に初登場
興収360万ドルと厳しい成績となった
ジョナサン・レサムが1999年に発表した小説「マザーレス・ブルックリン」が原作
時代を原作の1999年から1950年代に変更している
孤児院で暮していたライオネルはフランクに引き取られた
やがてライオネルは私立探偵として働くようになった
そんなある日、恩人であるフランクが銃殺された
ライオネルは絶対に犯人を捕まえようと、捜査を開始するが………………
ロッテントマトの批評家支持率は61%、観客支持率は78%
2時間半は長いが、役者陣の演技は力強く、魅力的な謎があると評された
共演はブルース・ウィリス、ググ・バサ=ロー、アレック・ボールドウィン、ウィレム・デフォー
10位も初登場で英米韓合作アニメ「Arctic Justice」
310万ドルというアニメ作品としては最低のオープニングとなった
スイフティは北極に住む犬
彼にはそり犬の頂点に立つという大きな夢があった
ある日、仕事で誰も近寄らない神秘の場所に、荷物を届けに行くと………………
ロッテントマトの批評家支持率は17%、観客支持率は57%
批評家、観客双方から酷評された
声の出演はジェレミー・レナー、アレック・ポールドウィン、アンジェリカ・ヒューストン、ジェームズ・フランコ
監督はアーロン・ウッドリー
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