『週刊文春「シネマチャート」全記録』レビュー これが文春が選んだ40年間の映画ランキングだ!!

週刊文春では「シネマチャート」という映画評コーナーがあり、僕もずっとチェックしていた

文春シネマチャートオンライン版はこちら
http://bunshun.jp/category/chinema-chart?page=1

その「シネマチャート」が開始から40年経ったことを記念し、文春新書から『週刊文春「シネマチャート」全記録』という一冊の本として出版された
さっそく僕も購入してみた
その40年の歴史が詰まった本の感想は

…………………微妙




集計した星の数でランキング形式になっているのだが、洋画で満点だった作品が10本
つまりその10本が1977年から2017年の間の洋画のトップ
その輝かしい栄誉を授かった作品は

…………………何で「スピード」!?
いや、僕も好きだけど、もっと面白いアクション映画、他にもいっぱいあったでしょ
「スピード」が1位で「ダイ・ハード」が104位って………………

他にも「トラフィック」とか「シービスケット」とか良い作品だとは思うけど、40年間で1位といわれるとちょっと……………
この2本が満点というのは、ちょっと嬉しかったけど

タランティーノの「パルプ・フィクション」も104位と低くてがっかり

そして邦画の方のランキングは1位は「愛のコリーダ」で2位は「GO」

「GO」も好きな作品だけど、これが2位という時点で、このランキング破綻してるでしょ!!
ちなみに「キッズ・リターン」と「HANA-BI」が同率4位
そのくせ「ソナチネ」は37位

「日本人がいちばん愛した映画はこれだ!」というこの本のキャッチコピーは大嘘だった
いちばん愛した映画「スピード」かよ!?
そもそもランキング形式でまとめることに無理があったような
評者もその時代のムードで点数をつけてる感じだから
まとめてランキングにされると、とてもちぐはくな印象

そして肝心の本の中身もちょっと
上位の作品はちゃんと評者全員のコメントが載っているが、それ以外の作品はちょっとだけ
作品のあらすじなんかより、コメントが目当てで購入したというのに

とはいえ良かったところもある
「この40年の映画を振り返る」という中野翠と芝山幹郎の座談会は読みごたえがあった
本人たちもこのランキング微妙だと言っていたけど(笑)
それと年度順の作品リストはキネマ旬報のベスト3も載っていて、資料としていい感じ

まとめ

週刊文春「シネマチャート」全記録、正直物足りない内容
いずれ全作品とコメントを掲載した完全版を出してほしい


週刊文春「シネマチャート」全記録 (文春新書)




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