Netflix「ケンタウロス」ネタバレ感想 壮絶なバイク・アクション!!

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Netflixオリジナルのスペイン映画
元恋人を救うため、バイクレーサーのラファは麻薬の運び屋をする羽目になり…………

2019年のフランス映画「バーン・アウト」のリメイク
バイクによる激しいチェイスが見どころのクライム・アクション

愛する人を守るため、危険な運び屋を引き受けるラファ
さらには念願だったバイクのプロチームの入団テストが重なり、ラファの心身は極限状態に追い込まれていく
基本的なストーリーは「バーン・アウト」とほぼ同じ
両方見る必要はないだろう
精神をすり減らしていくラファの姿は、見ていて息が詰まるようだった
バイクアクションはなかなか迫力があり、見ごたえがあった
かなりハードで渋く、そこそこの小品といった印象
「バーン・アウト」を見ていなければ、こちらを見てみるのもいいだろう

予告編

Centauro Netflix Tráiler Película 2022

作品情報
作品名「ケンタウロス」(原題Centauro)
監督:ダニエル・カルパルソロ
キャスト:アレックス・モネール、ベゴーニャ・バルガス、カルロス・バルデム、エドガル・ビットリーノ、パトリシア・ビコ、ペドロ・カサブランク
上映時間:90分
製作国:スペイン(2022年)

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ざっくりあらすじ

プロのバイクレーサーを目指すラファは、元恋人を救うため麻薬の運び屋をする羽目になり…………

感想(ここからネタバレ)

どこかで見たようなストーリーだと思ったら、「バーン・アウト」のリメイクだった…………

窮地

ラファは才能のあるオートバイレーサーだが、金がなくてチームに恵まれなかった
しかし、その実力を認められて、ラファはプロのバイクチームの入団テストに誘われた
プロになることはラファにとって、長年の夢だった

ラファにはマテオという最愛の息子がいた
母親で元恋人のナタリアは、ラファに対して素っ気なかった
ラファはナタリアとよりを戻し、親子3人で暮らしたいと考えていた

ある日、ナタリアのアパートに行くと、彼女は顔から血を流して泣いていた
生活のためにナタリアは麻薬の売人をしていたが、組織から預かっていたブツを盗まれたというのだ
その金額は20万ユーロ
返さなければ、組織は絶対にナタリアを許さない

ラファは組織の元締めであるカルロスのところへ出向いた
代わりに何でもするので、ナタリアのことを許してほしい
カルロスの出した条件はこうだった
フランスのマルセイユからバルセロナまで、バイクで麻薬を運んでほしい
期間は2ヵ月
それは非常に過酷なミッションだった
ナタリアを救うため、ラファはその条件を呑むが…………

作品解説

監督は「ワイルド・ルーザー」などのダニエル・カルパルソロ
Netflix映画「ライジング・スカイハイ」も監督している

Netflixオリジナルのスペイン映画 自動車修理工のアンヘルはエストレジャという美女と知り合ったことをきっかけに、犯罪に手を染めていく…...

ラファ

プロを目指しているオートバイレーサー
才能はあるがもう若くはなく、焦りを感じている
息子のマテオとその母親で元恋人のナタリアのことを、大切に思っている
ナタリアを救うため、ラファは麻薬の運び屋を引き受ける
だが、念願のプロチームの入団テストが重なって…………

演じるアレックス・モネールは「REC/レック3 ジェネシス」などに出演

ナタリア

ラファの息子マテオの母親で元恋人
レースのために自分を捨てたラファのことを恨んでいる
組織から預かった麻薬を紛失し、窮地に立たされる
ラファのところへ身を寄せ、次第に彼とよりを戻していくが…………

演じるのは「スケアリー・アパートメント」などのベゴーニャ・バルガス

「バーン・アウト」

2019年のフランス映画
フランス以外の国ではNetflixで配信された
トニーはプロを目指すバイクレーサー
元恋人のレイラが借金のせいで犯罪組織から狙われていることを知り、彼女を救うため麻薬の運び屋を引き受けるが…………

元恋人の借金のかたに麻薬の運び屋にされたバイクレーサー フランス製のアクション・スリラーである 窮地に陥った男の息のつまるような緊張感が...

ストーリーはほぼ同じで、「ケンタウロス」は「バーン・アウト」のスペイン版リメイクと言っていいだろう
渋いのは「バーン・アウト」
派手目なのは「ケンタウロス」といった印象
個人的には「バーン・アウト」の方が好み
とはいえ、どちらを見ても問題ないだろう

疑問なのはなぜ「バーン・アウト」のリメイクが作られたのかということ
悪くはなかったが、特に話題になった作品というわけでもない
あまりリメイク化する意義が感じられなかった
差別化もあまりなく、どちらか一方を見れば十分だろう

結末

基本的なストーリーは「バーン・アウト」と同じだが、「ケンタウロス」の結末は変更されている
「バーン・アウト」は走り屋の業を感じさせる渋いラストだった
だが、「ケンタウロス」はラファが警察に入り、運び屋を取り締まる側になるという予想外の結末
特にそうなる伏線もなかったため、違和感が感じられた
この辺りは好みが分かれるだろう

まとめ

あまりリメイクする意義が感じられなかった
どちらか1本を見れば十分
バイクやクライムものが好きな人なら、それなりに楽しめるだろう

Centaur (2022) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/centaur_2022
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/383092

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