Netflix「エレメンタリ ~鍛冶屋と悪魔と少女~」感想 悪魔さえも恐れる男がいた!!

中世ホラーファンタジーである
これは意外な掘り出し物
なかなか楽しかった
中世の雰囲気が素晴らしい
悪魔やクリーチャー好きなら見る価値あり!!


予告編

作品情報
作品名「エレメンタリ ~鍛冶屋と悪魔と少女~」(原題Errementari)
監督:パウル・ウルキホ・アキホ
キャスト:カンディド・ウランガ、ウマ・ブラカグリア、エネコ・サガルドイ
上映時間:99分
製作国:スペイン、フランス(2018年)

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ざっくりあらすじ

19世紀、スペインのある村のはずれに一人の鍛冶屋が住んでいた。村の人々は気味悪がって、そこには近づかなかったが………………

感想(ここからネタバレ)

バスク地方に伝わる民話を基にした物語である
昔話が最新のSFXとヴィジュアルで、見ごたえのあるものになっている

悪魔と契約した男

19世紀、スペインのアラバという寂れた村に一人の男が訪れた
その男はオルティスという政府の役人で、鍛冶屋を探しているとのこと
鍛冶屋は村のはずれにあるが、薄気味悪がって誰も近寄らない
夜な夜な奇妙な悲鳴が聞こえたりするのだ
村の人間は悪魔がいるのではないかと恐れている
鍛冶屋の主人のパチという男は人付き合いが悪く、めったに姿を現さない
頭がいかれていると言う者もいる
あそこには近づかない方がいい
村人はオルティスに忠告した

その村にはウスエという少女がいた
頬に火傷のあるその少女の母親は、ウスエが生まれてすぐに首を吊って死んだ
今では牧師に引き取られて暮らしている
彼女は孤独だった
ある日、ウスエはいじめっ子に大切にしている人形の首を引きちぎられ、鍛冶屋の門の中に投げ込まれた

一方、オルティスは村の男を3人連れて、鍛冶屋へ向かっていた
鍛冶屋の中から出てきたのは、鉄仮面に鉄の盾とハンマーを持った大男だった
驚いて発砲する男たち
だが、弾は盾にはじかれる
男の一人が逃げようとして転び、庭に仕掛けてあったトラバサミの刃が喉に刺さり絶命した
他の男たちはそれを見て、驚いて逃げ出した

ウスエは人形の首を探して、鍛冶屋の庭に忍び込んでいた
そこで彼女は死体を引きずっている鍛冶屋の主人を目撃する
ウスエは慌てて家の中に隠れた
するとどこからか「助けて」という声がする
声をたどっていくと、天井からぶら下がった檻の中に少年が閉じ込められていた
ウスエは請われるまま少年を檻から解放する
檻から出た少年の姿がみるみる変貌し、おぞましい姿になった
実はその少年は悪魔だった
鍛冶屋は悪魔を閉じ込め、村人から遠ざけていたのだ
自由になった悪魔は、鍛冶屋を殺し魂を奪おうとするが………………

新たなヒーロー

ここに新たなヒーローが誕生した!!

その男の名はKA・JI・YA!!

鍛冶屋がヒーローの映画なんて他に見たことがない
斬新すぎる
不愛想で荒っぽいが、根はいい奴
悪魔を相手にハンマーで立ち向かう
その姿は文句なしに格好いい!!

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キャラクター

鍛冶屋
名前をパチという
かつて戦争に出て、妻の元に帰るために悪魔と契約した
だが、帰った故郷では悲劇が待っていた
鍛冶屋は契約を反故にして、悪魔を閉じ込めた
それ以来、悪魔を村人から引き離すために、仕事場に閉じこもっている

ウスエ
天涯孤独の少女
頬に火傷の痕がある
騙されて悪魔を解放してしまい、鍛冶屋に助けられる

オルティス
政府の役人
鍛冶屋を探して村にやってきた
しかし、その真の目的は………………

中世ファンタジー

久々の王道な中世ファンタジーである
ここでは代表的なものを挙げてみよう


「レジェンド 光と闇の伝説」
トム・クルーズリドリー・スコット監督の夢のタッグ
映像は美しいが、内容はいまいち
だが、魔王のビジュアルは素晴らしい


「プリンセス・ブライド・ストーリー」
これは傑作!!
さすが名匠ロブ・ライナー
「JOJO」第3部も影響を受けているらしい


「ロード・オブ・ザ・リング」
説明不要の名作
中世ファンタジーといえばこれ!!

ロード・オブ・ザ・リング (字幕版)

サルタエル

この作品でもっとも魅力的なキャラクターは、鍛冶屋と契約を交わした悪魔サルタエルだろう
契約を遂行するため鍛冶屋の魂を狙っているサルタエル
これぞ悪魔というべき禍々しいビジュアル
口から出るのは偽りの言葉ばかり
本当に恐ろしい相手なのだが、物語が進むにつれじょじょに憎めない奴に見えてくるのが面白い
この作品のMVPである

素晴らしいビジュアル

この「エレメンタリ ~鍛冶屋と悪魔と少女~」はとにかくビジュアルが素晴らしい
鬱蒼とした森
手の込んだ鍛冶場のセット
禍々しい悪魔
中世のダークファンタジーに存分に浸ることが出来る

クライマックス

役人の正体はサルタエルの代わりに鍛冶屋の魂を奪いに来た悪魔アラストルだった
悪魔はどんな契約でも必ず遂行するのだ
ウスエはそのことを知り、死んだ母親に会いたいと、アラストルと契約を交わしてしまう
地獄に連れ去られるウスエの魂

「俺の魂をやるから、あの娘を助けてくれ」

鍛冶屋はウスエを助けるために、サルタエルと手を組む
天敵同士が協力
めちゃくちゃ熱い展開である!!

ウスエの魂を追って、地獄にやってきた鍛冶屋
しかし、その前に悪魔アラストルが立ちはだかる
サルタエルですら足元にも及ばない強力な悪魔
こんな奴をどうやって打ち破るのか!?
だが、鍛冶屋には切り札があった!!

鍛冶屋のまさかの切り札に爆笑!!
これぞ、おとぎ話ならでは
でも、ちゃんと伏線もあったので物語の整合性は完璧
最高に盛り上がるクライマックスだった

まとめ

そういうわけで、思いのほか楽しめた本作
中世ホラーファンタジーを存分に味わえる
ヒーローが鍛冶屋という斬新さもいい
また悪魔のサルタエルが本当に愛すべきキャラ
この手の作品が好きな人は見て損なし!!


Errementari (2017) on IMDb


rotten tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/errementari_the_blacksmith_and_the_devil/

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