Netflix「ママは世直しヒーロー」ネタバレ感想 全然、世直ししない…………

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ドイツ発のスーパーヒーロー映画
内気な主婦ウェンディは実は秘めたパワーを持っていた…………
邦題に偽りあり
この主人公、全く世直ししない
またハリウッド映画のような派手なアクションを期待すると、ガッカリするだろう
正直、物足りない出来栄え
ただアメリカ以外の国で、スーパーヒーロー映画を作ったという点は、素直に好感が持てる
平凡な主婦が実は…………というのも悪くなかった
低予算だが特殊効果の見せ方は上手かった
設定が少し雑なのは気になる
クライマックスもあっさりしすぎ
ドイツ版「X-MEN」といえる本作
スーパーヒーロー映画に目がないという人は、それなりに楽しめるだろう


予告編

作品情報
作品名「ママは世直しヒーロー」(原題Freaks: You’re One of Us)
監督:フェリックス・ビンダー
キャスト:コーネリア・グレーシェル、ティム・オリヴァー・シュルツ、ヴォータン・ヴィルケ・メーリング、ニーナ・クンツェンドルフ
上映時間:92分
製作国:ドイツ(2020年)

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ざっくりあらすじ

内気な主婦であるウェンディは、実は秘めたパワーを持っていた…………

感想(ここからネタバレ)

ドイツ発のスーパーヒーロー映画
日本でもやってくれないかな…………

スーパーパワー

ウェンディは少し内気で平凡な主婦
夫のラースと息子のカールと3人暮らし
家の立ち退きを迫られているのが、悩みの種だった

昼間はダイナーに勤めているウェンディ
ある日、ウェンディは謎の浮浪者マレクに出会った

「お前は俺たちの仲間だ。青い薬は飲むな」

そう言ってマレクは高架下に飛び降り、トラックに潰された

翌日、マレクはウェンディの前に平然と現れた

「あの青い薬が俺たちの力を抑え込んでいる」

精神科医のシュルテン先生に、子供の頃から飲まされている青い薬
ウェンディは薬の服用をやめた
するとその日からウェンディの身体に、異変が起き始め…………

作品解説

脚本はドイツ発のNetflixドラマ「ダーク」のマルク・O・ゼンク

「ママは世直しヒーロー」というコミカルな邦題だが、ストーリーはかなりシリアス寄り
原題の「Freaks: You’re One of Us(化け物:あなたも私の仲間)」の方が内容に近い

ウェンディ

少し内気で平凡な主婦
夫のラースと息子のカールの3人家族
子供の頃のある事件がきっかけで、青い薬を服用している
演じるのはコルネリア・グレーシェル

これまで自分に自信がなかったウェンディ
だが、スーパーパワーの発動で、積極的な性格になる
次第に能力を持て余すようになり…………

エルマー

ウェンディの同僚
気の弱いオタク青年
電気を操る能力に目覚め、自分をエレキマンと名乗る
自らの能力に酔いしれ、暴走するようになり…………
演じるのはティム・オリヴァー・シュルツ

スーパーヒーロー映画

ドイツ発のスーパーヒーロー映画
この作品は「バットマン」や「スパイダーマン」のようなタイプではない
スーパーヒーローをもっと現実的に描いた作品
近いのは「キック・アス」だろう

スーパーパワーに目覚めたウェンディ
嫌な上司も下品なごろつきも、自分にはかなわない
次第に調子に乗る姿がリアル
ついには借金返済のために、ATMから現金を奪う
とてもヒーローとは言えない姿だ

超人的なパワーを持つウェンディ
電気を操るエルマー
不死身の身体を持つマレク

この作品はドイツ版「X-MEN」といえる作風である
しかし、この世界にプロフェッサーXはいない
ウェンディたち能力者は監視され、表向きは病院である監獄に収容されそうになる

家族

スーパーヒーローが主婦というのが、この作品の面白いところ
それまで言いたいことも言えない性格だったウェンディ
だが、能力に目覚めたことで嫌な上司を脅したり、息子をいじめる子供たちにお仕置きしたりする
全く世直しはしていないが、そういう姿は痛快だった

夫に能力のことを秘密にしているウェンディ
しかし、そのことで夫婦の中がギクシャクしていき…………

作品の出来栄え

92分でコンパクトにまとまっている
ドイツのスーパーヒーロー映画ということで、色々と新鮮
キャストも好演
特に最初は内気な青年だったのが、能力を得たことで禍々しく変貌していくエルマーが印象的だった
またウェンディのスーパーパワーや、エルマーの電気の能力など、かなり見せ方が工夫されていた
ここは好印象

残念なのはけっこう設定がなこと
ウェンディたちはおそらくミュータントなのだと思うが、何の説明もない
政府はその存在を確認しているのに、青い薬を与えるだけで放置する理由もよく分からない
ウェンディたちは憤っていたが、その薬で普通の生活を送れるのだから、むしろ良心的だとすら思えた

クライマックス、エルマーに家族を人質に取られたウェンディ
ここからスーパーヒーロー同士の激しい戦いが…………

…………と思っていたら、めっちゃあっさり終わった!!

おそらく予算の都合だと思うが、ここは普通にガッカリした

まとめ

色々と物足りない作品
だが、ドイツが頑張ってスーパーヒーロー映画を作ったことは、評価に値する
残念な点もあるが、見どころもけっこうある
そこまで出来は悪くないので、興味があれば見てみるといいだろう


Freaks: You're One of Us (2020) on IMDb


Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/freaks_youre_one_of_us
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/373655

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