Netflix「GAMERA -Rebirth-」ネタバレ感想 「スタンド・バイ・ミー」 X ガメラ!!

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あのガメラがNetflixで、アニメーションとして復活
1989年、ボコたち3人組は小学校最後の夏休みを迎えていたが、東京に怪獣が現れて…………

「スタンド・バイ・ミー」 X ガメラ
怪獣同士の戦いの迫力が凄い!!

正直、見る前は実写ではないことにガッカリしていた
しかし、実際に見てみるとド迫力
怪獣が本気で怖い
ガメラを始め、デザインもかなり好み
アニメも悪くないと思えた
ストーリーは子供たちの友情と冒険
良質なジュブナイルとなっている
とはいえ、怪獣に関する描写はかなりハード
人が次々と死に、街は大炎上
とても見ごたえのあるものになっている
クライマックスは予想外の展開もあり、かなり盛り上がる
自衛隊の頑張りも胸が熱くなった
そして、最後は子供たちと一緒にガメラを応援してしまった
怪獣ものとしては良作
アニメだからといって敬遠せずに、見る価値のある作品だ

予告編

『GAMERA -Rebirth-』予告編 – Netflix

作品情報
作品名「GAMERA -Rebirth-」
監督:瀬下寛之
キャスト:金元寿子、松岡禎丞、豊崎愛生、木村昴、宮野真守、早見沙織
全6話
アニメーション制作:ENGI
制作国:日本(2023年)

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ざっくりあらすじ

1989年、仲良し3人組のボコ、ジョー、ジュンイチは、小学生最後の夏休みを迎えていた
そんな時、東京に怪獣ギャオスが現れ…………

感想(ここからネタバレ)

平成三部作を見直したくなった…………

ギャオス襲来

1989年、小学生のボコジョージュンイチは最後の夏休みを迎えていた
中学に進学したら、皆がバラバラになる
そうなっても連絡が取り合えるように、3人は無線を買うためのお金を貯めていた

ついに無線を買えるだけのお金が集まった
ボコたちは意気揚々とお店に向かった
そんな3人の前に、在日米軍司令官の息子・ブロディが現れる
ブロディは税金と称して、現金を奪っていった
怒ったボコたちは、お金を取り返すために、計画を練った

ボコたちはブロディたちがたむろしているゲーセンに向かった
そして、作戦を実行しようとした時、建物が大きく揺れた
屋上に上がると、東京の街が燃えていた
怪獣ギャオスが突如、襲来したのだ

ギャオスがこちらに向かってきた
追い詰められるボコたち
その時、別の巨大な怪獣「ガメラ」が現れて…………

作品情報

監督は「亜人」やアニメ版「GODZILLA」シリーズなどを手掛ける瀬下寛之
本作の人気が出れば、シーズン5ぐらいまでのネタはあるとのこと
Netflix作品では「Levius -レビウス-」の総監督を務めた

「亜人」のスタッフが集結したNetflixのアニメ 人体と機械を融合させた「機関拳闘」に挑む少年レビウスの姿が描かれる なかなか面白かっ...

「ガメラ」作品としては初のアニメ化

アニメーション制作は「宇崎ちゃんは遊びたい!」「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」などのENGI

ジュブナイル

優しい性格だが、頑固な一面もあるボコ
兄貴肌でボコの親友のジョー
SFとオカルト好きで、「月刊ムー」をこよなく愛すジュンイチ
在日米軍司令官の息子で乱暴者のブロディ

この小学6年生の4人が怪獣騒動に巻き込まれて、行動を共にすることになる
少年たちの友情と成長
特にボコとジョーの関係などは名作「スタンド・バイ・ミー」を彷彿とさせた

個人的にはブロディがお気に入り
演じるのはあの国民的いじめっ子役(笑)も務める木村昴
最初は好感度最悪だったのに、後半は株が急上昇する美味しいキャラクターだ

ガメラ

大映(現:KADOKAWA)が1965年(昭和40年)に公開した「大怪獣ガメラ」で初登場
ゴジラと並ぶ人気怪獣となった

個人的には平成三部作が印象深い
特に1995年に公開された「ガメラ 大怪獣空中決戦」が強烈
そのリアリティあふれる演出とストーリーは、怪獣映画の革新だったといってもいい
金子修介監督の演出、伊藤和典の脚本、樋口真嗣の特撮も見事だった

本作のガメラはボコを守る守護者
その精悍なデザインといい、かなり格好良かった
クライマックスではボコたちと一緒に応援したくなった

怪獣

ギャオス、ジャイガー、ジグラ、ギロン、バイラス
本作ではガメラと敵対する5体の怪獣が登場する
どれも個性的で獰猛で迫力があった

個人的なお気に入りはやはりギャオス
ガメラの天敵といえば、やはりこいつである
このアニメ版のギャオスもかなり残虐で恐ろしかった

小学生が主人公で、ジュブナイル要素もある本作
しかし、怪獣たちの凶悪さはガチ!!
人間を捕食する姿は本当に恐ろしかった
この辺りは高く評価したい

アニメーション

最初は実写ではないことにガッカリした
怪獣ものといえば、やはり特撮
アニメでやることに意味があるのか疑問だった

だが、実際に見てみると素晴らしいクォリティ
次々と登場する新しい怪獣
そして、ガメラとのバトルには、本当にワクワクした
アニメなのにもかかわらず、その重量感が素晴らしい
構図なども冴えわたっている

これぞ、怪獣ものの醍醐味
もちろん実写が一番というのは今も変わらないが、アニメも捨てたものじゃないと素直に感じた

11月には山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」も公開される
是非とも怪獣ものが盛り上がって欲しい

まとめ

アニメということで不安だったが、かなりの満足感
子供たちのドラマも悪くなかった
何よりガメラが格好いい
気になるところで終わったので、是非とも続きを!!

Gamera -Rebirth- (2023) on IMDb

Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/tv/gamera_rebirth/s01
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/388625

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コメント

  1. 匿名 より:

    そもそもアニメだから不安、不満って考え自体が古いんだよね
    特撮だからって実写じゃないといけない理由はない。