【海外の反応】Netflix「忍びの家 House of Ninjas」の評価は!?

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「忍びの家 House of Ninjas」は2024年2月15日に世界で配信された

酒造会社を営む俵家は、実は忍びを生業とする一家だった
しかし、6年前の任務で長男の岳を失ったことで足を洗い、今では普通の家族として暮らしていた
そんな彼らの前に、滅ぼしたはずの風魔党が再び姿を現し…………

俳優の賀来賢人が企画したNetflixドラマ
キャストも超豪華
果たして海外ではどういう評価をされているのか?

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「忍びの家 House of Ninjas」

俵家は表向きは酒造会社を営んでいるが、実は伝説の忍者である服部半蔵の血を引く優秀な忍び一家だった
東京都知事候補の1人である向井瞳子が誘拐された事件を、解決したのは彼らだった
その事件で俵家は風魔党を滅ぼしたが、長男である岳を失った
深い悲しみに包まれた彼らは、忍びを廃業して普通の一家になることを決意した

それから6年が経った
普通の一家になった俵家だが、様々な問題を抱えていた
酒造会社の経営は火の車で、一家の大黒柱である壮一は悪戦苦闘していた
妻の洋子は刺激のない主婦の生活に満足できず、スーパーで万引きを繰り返していた
長女で大学生の凪は亡くなった兄・岳の教えを守り、忍びとしての腕が鈍らないように一度盗んだ美術品を元に戻すという危険な鍛錬を繰り返していた
末っ子で小学生の陸は、自分の家が忍びの一家であることを知らずに育っている

そして、次男である晴は酒造会社を継がず、自販機の補充のアルバイトをして日々を過ごしていた
晴は6年前に兄の岳が死んだのは自分のせいだと信じており、いまだに立ち直っていなかった
そんな晴の唯一の慰めは、仕事の後に立ち寄る牛丼屋で、ある女性と会うことだった
彼女は深夜にいつもその店にいる女性客
言葉を交わしたことすらなく、近くの席に座るだけだが、晴は毎日のようにその店に通った

ある日、遊覧船で大量毒殺事件が発生した
国の危険を防ぐ秘密組織BNM(忍者管理局)の浜島は、事件解決のため俵家に任務復帰をするように要請した
しかし、一家の長である壮一は家族に危険が及ぶことを恐れ、その要請を拒否した
その決定に妻の洋子は不満そうだったが…………

俵晴を演じるのは賀来賢人
俵壮一は江口洋介
俵洋子は木村多江
俵岳は高良健吾
俵タキは宮本信子
伊藤可憐は吉岡里帆
辻岡陽介は山田孝之
脚本・監督はデイヴ・ボイル

俳優の賀来賢人が企画したNetflixドラマ 優秀な忍びの家系だった俵家は、今では足を洗い、普通の一家として暮らしていたが………… ...

海外の評価

アメリカでは「House of Ninjas」のタイトルで配信された

House of Ninjas | Official Trailer | Netflix

現時点でのIMDbのスコアは7.3/10
ロッテントマトの批評家支持率は100%、観客支持率は85%となっている

メディアの評価

Digital Mafia Talkies

”忍者もの”というジャンルはジョークのようなもので、荒唐無稽な作品が多かった
しかし、「忍びの家」は適切な量のアクション、家族ドラマ、政治、スリルがミックスされ、見ごたえのある作品になっています
物語は非常に良く出来ており、作家たちの卓越した技術に驚かされました
アクションは絶妙で、雰囲気やカメラワークが素晴らしい
キャストは完璧です
賀来賢人はシリーズを通して抑制された演技を披露し、晴を素晴らしい主人公にしています
江口洋介はちょっと頼りない父親をコミカルに演じていますが、彼が内なる獣を解き放つシーンは素晴らしい
木村多江は60年代のスクリューボール・コメディから抜け出てきたようで、やりすぎで面白い
宮本信子は完全に場面をさらいます
これは素晴らしいアクション・シリーズで、見ることをお勧めします
4/5

Decider

私たちは俵家が協力して、謎の敵と戦う姿をもっと見たいと思っています
また忍びの一族の歴史も興味深い
このドラマは見る価値があります

Screen Anarchy

このドラマは忍者アクション、家族ドラマ、コメディの素晴らしいミックスで、適切に作られています
キャストは優れており、アクションは骨を砕き血まみれです
デイヴ・ボイルは豊富な脇役や視覚効果を駆使して力強い映像を生み出し、忍びが現代社会でどう生きているかを描くことに成功しました

But Why Tho?

「忍びの家」はスリル満点のアクション・コメディです
何と呼ぶべきか分かりませんが、家族がスパイでお互いに秘密を守り続けた結果、より大きな陰謀に巻き込まれるアクション・コメディという特定のジャンルが、「SPY×FAMILY」など人気を集めていることは明らかです
「忍びの家」も同じで、このジャンルのファンを満足させると思います
このドラマにはユーモアとアクションがありますが、かなりの量のハートもあります
想像もしていなかった悲しみに直面した時、俵家は結束します
アクションとコメディと家族ドラマのバランスが優れているため、CGなどの小さな問題は気になりません
俵家は魅力的で、彼らの活躍を最後まで見届けたいと思うでしょう
大規模な戦闘シークエンスは上手く機能しています
さらにこのシリーズでは女性キャラクターも男性と同じように、アクションで輝く場面が用意されています
アメリカのアクションシリーズに慣れている人にとっては、とても新鮮だと思います
全体として「忍びの家」はアクションファンにとって素晴らしい作品です
これが俵家の物語の始まりに過ぎないことを願っています
7.5/10

San Francisco Chronicle

「忍びの家」は一般的なNetflix作品ですが、非常に優れたアクションで、日本の忍者ものというジャンルを現代化しています
そして、ホームドラマ、政治的陰謀、歴史的背景、宗教的狂信、ロマンス、コメディをミックスさせています
このシリーズはアクションシーンで、最高のパフォーマンスを発揮します
拳と剣の戦いは多くの場合真っ黒だが、魅力的な夜の撮影でしっかりと演出されます
英語の吹き替えは酷かったですが、俳優たちは素晴らしい
デイヴ・ボイル監督は日本のあらゆるものを尊重しているのが感じられ、好感が持てました

Common Sense Media

このシリーズは「スパイダーマン」と「Mr.インクレディブル」の融合です
内気なスーパーヒーロー、凄腕の忍者の家族、明るい記者とのロマンスなど、このジャンルが好きな人なら高く評価するでしょう
忍者の日常生活やユーモアなど、単なるアクションものを超えたエンターテイメントになっています
しかし、シリーズのトーンは一貫せず、暗さと軽さとロマンスの間で揺れ動き、それがペースと全体のまとまりに影響を与えています
3/5

Heaven of Horror

私は「ベスト・キッド」やジャン=クロード・ヴァン・ダムの様々な映画を見て育ったので、格闘技映画が大好きです
おそらくそれが、この新しい日本のドラマを見ようと思った理由です
しかし、作品は私が予想していたよりもずっと奥深く、心に響くアクション・スリラーでした
それは素晴らしい肉付きのキャラクターによるキャラクター主導型のドラマであり、ゴージャスな美術を備え、問答無用で見る価値があります
この新しいNetflixシリーズをお見逃しなく
そして彼らを忍者と呼ばないでください
彼らは忍びだ!!
4/5

一般視聴者のレビュー

「あなたはニッチなミステリー、日本の忍者、もしくは小規模ながらもよく考えられたアクションのファンですか? だったら、この作品はあなたにお勧めです。シーズン中盤は少し減速して存亡の危機に陥りますが、その後調子を取り戻し、シーズン2をさらにエキサイティングなものにする結末を迎えます。また音楽は本当に良かったです」

「回想シーンより、もっと多くのアクションが見たかった。私はこれより『殺し屋たちの店』の方が好きです」

「音楽は陳腐でしたが、ストーリーはユニークで夢中になりました。ベテラン俳優は全員素晴らしかったです。雰囲気がガラリと変わるエピソード5が特に印象的でした。風魔一族のカルトなリーダーは『全裸監督』の主人公で、驚異的に素晴らしかった。ハルのお母さんも印象的で、ミシェル・ヨーのように年を重ねたアジア系の美しさがあり、完全にシーンを盗む存在でした」

「主人公のハルに魅力を感じなかった。ハルが復讐を求めるなど、もっとしっかりした動機を持っていれば、このシリーズはもっと魅力的になっていたかも知れません」

「エピソード6の最後の戦闘シーンはまるでヨーロッパの芸術映画のような雰囲気で、私のお気に入りの1つです。いずれにしても、このシリーズには見どころがたくさんあります。浮き沈みはあるものの、プロットは非常に興味深いです。不評かも知れないけど、私はハルが好きでした。あと音楽も良かったです」

「まだ第1話しか見ていませんが、このシリーズはかなりクールで面白そうです。でも音楽のせいで全体的に安っぽいB級映画のような雰囲気が漂い、とてもイライラします。これは好みの問題かも知れません。全体としては非常に有望です。字幕で見るのがお勧め」

「これは時には非常に面白く、時には退屈な、平均的なNetflix作品です。しかし、BGMが内容や雰囲気とあまりに不一致でした。このシリーズの評価は本来なら7/10ですが、音楽のことを考えて6/10にします」

「演技は良かった。特に凪、陸、そして母親の演技は素晴らしい。だが、音楽は酷く、ストーリーも無理がありました。Netflixが日本のシリーズにチャンスを与えていることは本当に気に入っているが、ある程度の品質管理は必要だろう」

「ほとんどの視聴者にとって、これは非常に楽しいシリーズになるでしょう。良いペース、適度なスリル、優れたキャラクターの相互作用、見事なスタント、そして美しいロケーション。しかし、より特別なものを求めている人にとって、印象に残るものはほとんどありません。それでもシーズン2には期待できるでしょう」

「私は忍者映画が大好きなので期待していました。しかし、私はハルというキャラクターが好きではありませんでした。彼は退屈で面白くなかった。俵家の末っ子は面白かったです。8話は長すぎるので、90分の映画だったら良かったのにと思います」

「このシリーズが本当に好きです。キャラクターは素晴らしく、ストーリーはしっかりしています。でも音楽にゴーサインを出した人は、酷い選択をしました。日本の文化やメディアに興味がある人なら、このシリーズをきっと気に入るでしょう。忍者アクションだけを求めている人は、おそらくガッカリします」

「アクションシリーズとしては展開が遅すぎる。各エピソードから10分切り取る必要があります。でもリク役の子は面白いです。ナギも良かった。壮一にも共感できました」

「このシリーズを明らかに理解できていないレビューが多すぎる。『House of Ninjas』は優れたパフォーマンスとユーモアを備えた堅実なアクション・コメディです。ジャンルを再定義するわけではありませんが、視聴者を楽しませようとしており、個人的にはそれは非常に上手くいっていると感じました」

「忍者の日常生活を覗き見るのは興味深く、忍者を引退した俵家の人々が忍びのスキルを使って日常的なことをする序盤のシーンは非常に楽しかった。しかし、物語が進むにつれて、プロットの穴が増えていきます。まず、BNM(文化省忍者管理局)は田原家の生活を管理するために存在する組織なのでしょうか? 彼らは最後の忍一族なので、俵家が隠居していた6年間は何をしていたのか? また政府がバックについている俵家で戦える忍者は4人しかいないのに、風魔には数百人います。そこも変です。シーズン2では色々と設定を修正してくれることを願っています」

「家族ドラマとアクションが見事に融合し、本当に魅力的で興味深かった。もっとアクションを求める人もいるかも知れませんが、個人的には現代を生きる忍びが完璧に視覚化されていたと思います。音楽に苦情を言う人が多いようですが、私は気にならなかった」

「どこか懐かしさを感じるシリーズ。全体的に興味深いストーリーとキャラクターで、特に末っ子が可愛いです。終盤に向けてかなりありがちな展開になりますが、シーズン2には期待できます。結局のところ、このシリーズはタイトルから期待するものを、適切に提供します」

俳優の賀来賢人が企画したNetflixドラマ 優秀な忍びの家系だった俵家は、今では足を洗い、普通の一家として暮らしていたが………… ...
Netflixで「忍びの家 House of Ninjas」シーズン1が配信された 俳優の賀来賢人が企画したNetflix...
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コメント

  1. うみ より:

    俵家の長老タキ(宮本信子)と通じている謎のくの一集団の長(役名不詳・白石加代子)。宮本信子と白石加代子が小さなジェスチャーだけで会話をするシーンは、二人の怪演が堪能できます。不気味で謎めいていて少しコミカルで。白石加代子がいる町は、つげ義春の「ねじ式」が想起されるセットです。そこの古本屋の店主として登場する白石加代子のこの世の者とは思えない佇まい。素敵です。