Netflix「マーク・オブ・ザ・デビル/Mark of the Devil」感想 悪魔を倒せるのは悪魔だけ!!

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Netflixオリジナルのホラー映画
姉妹に取り憑いた悪魔に、2人の神父が戦いを挑む
B級映画である
はっきり言って、出来は良くない
見せ場が少なくて、前半は退屈だった
ベタでもいいので、もっと恐怖シーンを入れて欲しかった
ただ2人の神父のキャラクターは悪くなかった
ダークヒーローものとしては、ちょっと面白いかも
あえて見るほどの作品ではない
ホラー映画好きなら、80分と時間も短いので、暇つぶしにはなるだろう
ただ期待はしないことだ


予告編

作品情報
作品名「マーク・オブ・ザ・デビル」(原題La Marca del Demonio)
監督:ディエゴ・コーエン
キャスト:エドゥアルド・ノリエガ、エイヴァウト・リッシェン、アランツァ・ルイス、オマール・フィエルロ
上映時間:80分
製作国:メキシコ(2020年)

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ざっくりあらすじ

古代の死者の書を開いたために、悪魔に憑かれた姉妹。2人の神父が姉妹を救うために戦いを挑む…………

感想(ここからネタバレ)

メキシコのホラー映画を初めて見たかも…………

悪魔憑き

言語学の専門家であるセシリア教授のところに、1冊の本が送られてきた
送り主は分からない
禍々しい表紙
文字はラテン語
古代の書だ
かなり貴重なものである
セシリアは強く興味を惹かれ、家へ持って帰った

次女のフェルナンダが、その本を目にした
触ってはいけないという母親の言葉を無視して、フェルナンダは姉のカミラとそのボーイフレンドのディエゴと共に、その本を開いた
この本はネクロノミコン
そうフェルナンダが言い出した
いわゆる「死者の書」である
面白半分でフェルナンダは、そこに書かれている呪文を声に出して読んでみた
いきなり窓が風で開いた
3人は顔を見合わせた

その日からカミラの様子がおかしくなった
1日中、ベッドから起きない
廊下で倒れていたこともあった
病院に連れていっても、医師は異常なところは見当たらないという
だが、カミラの症状は悪化し、聞いたこともない言葉で叫んだり、暴れることもあった
両親は心配している

あのネクロノミコンが原因だ!!
フェルナンダはネットで悪魔祓いを探した
辿り着いたのはトマスという神父のところだった

「姉を助けて欲しい」

懇願されたトマス神父は、カミラの様子を見に家を訪れるが…………

トマス神父

カトリックの司祭
敬虔な神父で信者から信頼されている
だが、実はドラッグ依存症である
弟子のカールと共に悪魔祓いも請け負う


演じるのはエドゥアルド・ノリエガ
「オープン・ユア・アイズ」などのアレハンドロ・アメナーバル作品に出演したスペインのトップスター
アーノルド・シュワルツェネッガーの「ラストスタンド」などにも出ている

カール神父

トマス神父の弟子
悪魔祓いを専門としている
ヘビースモーカー


実は30年前に悪魔を体内に宿している
その力は常人離れしている
悪魔をコントロールできずに、人知れず苦しむことも

ネクロノミコン

ネクロノミコンとはH.P.ラヴクラフトの作品に登場する魔導書のこと
この「マーク・オブ・ザ・デビル」は、ラヴクラフトの「クトゥルフ神話」に強く影響を受けている
クトゥルフ神話とはラヴクラフトの作品群や世界観を体系化したもの
太古の地球を支配していた強大な力を持つ異形のものどもがテーマとなっている

カールはイソグサに、カミラはクティーラに取り憑かれている
どちらもラヴクラフト作品に登場する悪魔で、兄妹
劇中でカールがカミラに「俺はお前の兄じゃない」と叫ぶのは、そういう理由である
この辺りはH.P.ラヴクラフトに造詣が深くなければ、さっぱり分からないだろう


新版ラブクラフト短編集1

悪魔祓い

本作はホラーでもメジャーな題材「悪魔祓い」をテーマにしている
悪魔祓いで有名な作品は、やはり「エクソシスト」だろう


エクソシスト ディレクターズカット版 (字幕版)

ウィリアム・フリードキン監督の名作
悪魔祓いを題材にした作品で、これを超えるものはないだろう
とことんリアルな演出と、耳に残る音楽
悪魔役の少女の凄まじい演技
世界中にオカルト・ブームを巻き起こした

「エクソシスト」がリアルなドキュメンタリー・タッチだったのに比べて、「マーク・オブ・ザ・デビル」はかなりB級
悪魔と悪魔の力を宿した神父が戦うという、どちらかというとダークヒーロー的な作品となっている

作品のクォリティ

2人の神父のキャラクターは良かった
特に悪魔の力を宿したカールは、まるで「デビルマン」的なダークヒーローの魅力があった
厨二心をくすぐられる設定である
これはこれで悪くない

だが、シナリオと演出に難あり
前半が本当に退屈
もっと恐怖シーンや見せ場を用意して欲しかった

カールの過去の説明もまどろっこしい
もっとスムーズな見せ方はなかったものか
色々なところが雑に感じられた

B級映画と割り切って、次々と見せ場を作り、パワフルに押し切って欲しかった
残念なところが多い作品だ

まとめ

B級映画で出来はいまいち
役者や設定に光るものがあっただけに惜しい
1時間20分の作品なのに長く感じられた
主役2人は魅力的だったので、もし続編が作られるなら改善して欲しい


La Marca del Demonio (2020) on IMDb

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