【映画情報】「ジュディ 虹の彼方に」あらすじと海外の評価と興行成績

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「オズの魔法使い」「スタア誕生」などで頂点を極めた伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランド
彼女の晩年が描かれる「ジュディ 虹の彼方に」が、3月6日に日本で公開される

映画『ジュディ 虹の彼方に』予告編

この作品は海外でどう評価されたのか?

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作品解説

ミュージカル映画「オズの魔法使い」に17歳で抜擢され、若くしてハリウッドのトップスターとなったジュディ・ガーランド
この「ジュディ 虹の彼方に」は彼女の晩年のロンドン公演を描いた伝記映画である
原作はピーター・キルター脚本の舞台劇「エンド・オブ・ザ・レインボー」

ジュディ・ガーランドを演じるのは「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズのレネー・ゼルウィガー
ゼルウィガーは全ての歌唱シーンを吹き替えなしで歌い切った
その演技は絶賛され、第92回アカデミー賞をはじめゴールデン・グローブ賞など、数々の賞で主演女優賞に輝いた

共演はフィン・ウィットロック、ジェシー・バックリー、マイケル・ガンボン
監督は「トゥルー・ストーリー」のルパート・グールド

あらすじ

「オズの魔法使い」「スタア誕生」などで、かつてハリウッドの頂点に君臨した女優ジュディ・ガーランド
しかし、薬物依存や度重なる遅刻や無断欠席
次々と起こす問題のせいで、出演のオファーは途絶え、借金は膨らむばかりだった

1968年、そんな落ち目のジュディにロンドン公演の話が持ち上がる
英国でのジュディの人気は、いまだ健在だった
意を決してロンドンに旅立つジュディ
だが、いざ初日を迎えると、ジュディはプレッシャーから舞台を逃げ出しそうになり…………

興行成績

「ジュディ 虹の彼方に」は2019年9月27日に全米で公開された
限定公開でたった461という少ない劇場数だったにも関わらず、見事に7位にランクイン
オープニング成績は290万ドルだった

1. 「アボミナブル」
2. 「Downton Abbey」
3. 「Hustlers」
4. 「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」
5. 「アド・アストラ」
6. 「Rambo: Last Blood」
7. 「ジュディ 虹の彼方に」
8. 「Good Boys」
9. 「ライオン・キング」
10. 「エンド・オブ・ステイツ」

最終的には全米で2430万ドル
全世界では4,080万ドルの興収だった

評価

「ジュディ 虹の彼方に」の海外の評価
シネマスコアは「A-」
IMDbのスコアは6.9/10
ロッテントマトの批評家支持率は82%、観客支持率は85%

主な批評家のレビュー

ロサンゼルス・タイムズ
「レネー・ゼルウィガーの復帰映画としては、最高のものとなっている」

ワシントン・ポスト
「ジュディ・ガーランドの生涯の終わりを見事に描いている」

ローリング・ストーン
「レネー・ゼルウィガーはジュディ・ガーランドを演じて奇跡を起こした」

ショーン・エドワーズ
「彼女は文字通りジュディに変身し、悲しみに包まれました」

ニュース・デイ
「レネー・ゼルウィガーの心を打つ演技」

FilmWeek
「これはレネー・ゼルウィガーのジュディ・ガーランドとしての素晴らしいパフォーマンスを、見せることだけを目的にした映画です」

ジュリアン・ライトル
「今年必見のパフォーマンスの一つ」

アリソン・フォアマン
「ジュディ・ガーランドの人生を描くには、時間が短すぎる」

ラップ
「ゼルウィガーがジュディを演じているようには感じません。彼女は『ジュディ』です」

シカゴ・トリビューン
「映画はかなり良いです。ゼルウィガーは一見の価値あり」

シネプレミア
「素晴らしい女優を輝かせる映画ですが、それ以上のものはない」

ニューヨーク・ポスト
「虹の彼方には名曲ですが、これほど悲痛に聞こえたことはなかった」

ガーディアン
「レネー・ゼルウィガーはジュディを、心を込めて的確に演じている」

観客のレビュー

「レネー・ゼルウィガーは凄かった」

「素晴らしい映画と演技」

「レネーはジュディの本質を上手く捉えたと思いますが、映画自体は平凡な出来」

「退屈」

「素晴らしい演技ですが、素晴らしい映画ではない」

「何故ジュディ・ガーランドのもっとも憂鬱で悲劇的な時期を映画化したのか?」

「本当に素晴らしい。これから何年も語られる映画だ」

「期待外れ。レネーはジュディのように聞こえない」

「この映画は必見です」

「なぜ歌唱シーンでジュディ・ガーランド本人の声を使わなかったのか」

「平凡な映画ですが、レネー・ゼルウィガーは非常にいい」

批評の総括

とにかくレネー・ゼルウィガーの演技を絶賛する声が多かった
批評家の多くは作品を好意的に評価していた

否定的な意見としては、演技は素晴らしいが作品自体は平凡な出来だという声が、いくつか見られた

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