Netflix「マンジャーレ! 〜ノンナのレストランへようこそ〜」ネタバレ感想 心暖まり前向きになれる良作!!

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Netflixオリジナル映画
大好きな母を亡くしたジョーは、おばあちゃんたちがシェフのイタリア料理店を開くことに決めたのだが…………

ユーモラスで、心暖まり、感動的
美味しそうな料理が満載の逸品

実話に基づいたストーリー
監督は「ワンダー 君は太陽」のスティーヴン・チョボスキー
おばあちゃんたちがシェフの家庭的なイタリア料理店
その店が開店にこぎつけるまでがユーモラスに描かれる
シェフのおばあちゃんたちが個性的
演じるのもスーザン・サランドン、ロレイン・ブラッコ、タリア・シャイア、ブレンダ・ヴァッカロとハリウッドのレジェンド女優たち
彼女たちの掛け合いが本当に楽しかった
一方でレストラン経営のシビアさも描かれる
また人と人との絆や伝統の大切さが、押しつけがましくなく描かれて好感が持てる
これは今年見た中では最高級の作品
文句なしにお勧め!!

予告編

『マンジャーレ! ~ノンナのレストランへようこそ~』予告編 – Netflix

作品情報
作品名「マンジャーレ! 〜ノンナのレストランへようこそ〜」(原題Nonnas)
監督:スティーヴン・チョボスキー
キャスト:ヴィンス・ヴォーン、スーザン・サランドン、ロレイン・ブラッコ、タリア・シャイア、ブレンダ・ヴァッカロ、リンダ・カーデリーニ、ドレア・ド・マッテオ、ジョー・マンガニエロ、マイケル・リスポリ、キャンベル・スコット
上映時間:111分
制作国:アメリカ(2025年)

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ざっくりあらすじ

大好きだった母親を亡くしたジョー。母のことを忘れないために、ジョーはスタテン島にイタリア料理店を開くことを決意。そして、シェフにはおばあちゃん(ノンナ)たちを雇うことにしたのだが…………

感想(ここからネタバレ)

ノンナはイタリア語でおばあちゃん

「マンジャーレ! 〜ノンナのレストランへようこそ〜」

ジョーはブルックリンに住むイタリア系アメリカ人
先日、最愛の母が亡くなった
親友のブルーノたちは慰めてくれたが、ジョーは悲しみから立ち直れなかった
そんな時、スタテン島でジョーは潰れたレストランが売りに出されているのを発見
ジョーは亡くなった祖母や母親が作ってくれた料理が大好きだった
彼女たちの料理を残したい
ジョーはイタリア料理店をオープンすることに決めた

ブルーノは上手くいくはずがないと反対したが、ジョーの決意は固かった
ジョーは全財産を店につぎ込んだ
店は家庭的なものにしたい
ジョーはシェフとしておばあちゃんたち(ノンナ)を雇うことに決めた
ロベルタ、アントネッラ、テレサ、ジア
こうして4人のノンナが集まったのだが…………

作品解説

監督は「ワンダー 君は太陽」のスティーヴン・チョボスキー

2024年9月、Netflixはこの映画の世界配給権を2000万ドル以上で取得した

ジョー

交通局に務めている
最愛の母を亡くしたばかり
母や祖母の料理を残すために、レストランを開くことを思いつくが…………

演じるのは「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」や「ウェディング・クラッシャーズ」などのヴィンス・ヴォーン

ジア

美容院を経営
独身
ジョーにパティシエとして誘われる

演じるのは「テルマ&ルイーズ」「依頼人」などのスーザン・サランドン
「デッドマン・ウォーキング」ではアカデミー主演女優賞を受賞

ロベルタ

ジョーの母の友人
老人ホームに住んでいる
シチリア島出身で気が強い

演じるのは「グッドフェローズ」などのロレイン・ブラッコ

テレサ

元シスター
慎み深い性格で、料理の腕は一流

演じるのはタリア・シャイア
あのフランシス・コッポラ監督の妹で、「ロッキー」シリーズのエイドリアン役で有名(全く気付かなかった!)

アントネッラ

夫をはるか昔に亡くした
ロベルタとは何かにつけて言い争ってばかり

演じるのは「真夜中のカーボーイ」などのブレンダ・ヴァッカロ

ノンナ

亡くなった母や祖母が作ってくれた料理
その味を受け継いだ店を作りたい
ジョーはそう決心する
そうして集められたノンナ(おばあちゃん)4人は、誰もが個性的
演じるのもスーザン・サランドン、ロレイン・ブラッコ、タリア・シャイア、ブレンダ・ヴァッカロとハリウッドのレジェンド女優ばかり
さすがの貫禄で、彼女たちが登場しているだけで映画が引き締まった

「ワンダー 君は太陽」も素晴らしかったが、スティーヴン・チョボスキー監督の演出は今回も的確
特に人物描写が秀逸だった
おばあちゃんたちはもちろん、どのキャラクターも人間味が溢れていて、とても印象に残った

レストラン経営

レストランを開くことを思いつき、売りに出されていた店を買い取ったジョー
ところが道のりは険しかった

膨大な店内の改装
なかなか下りない営業許可
かさむ出費

そして、ようやくオープンにこぎつけても、客が全く来ない
レストラン経営のシビアさを思い知らされた
だからこそ、最後の大逆転は爽快
「がんばれ!ベアーズ」を見ているようなカタルシスがあった

伝統

引退して、社会から忘れられたノンナたち
だが、まだまだ輝くことが出来る
本作にはそういった前向きなメッセージがある

そして、伝統を受け継いでいくことの大切さ
先人たちへの敬意
本作を見ていると、そういったことを自然と考えさせられる
またハリウッドを長年支えてきた女優たちをメインに据えたこの作品そのものが、伝統への敬意に満ちている

まとめ

キャラクター1人1人が魅力的
特におばあちゃんたちの存在感は凄かった
軽快な語り口で、最後まで退屈しない
時に笑わせ、時に感動
そして、美味しそうな料理が満載
心に残る珠玉の一作だ

Nonnas (2025) on IMDb

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