Netflixオリジナルアニメ
「月刊コミックゼノン」で連載中の人気マンガをアニメ化
人類存亡をかけて、神々と人類のタイマン勝負「ラグナロク」が開催されようとしていた…………
原作は未読で全く予備知識なしに見たのだが…………
ぶっちゃけおバカアニメだった！！
だが、面白い！！
頭空っぽにして楽しむことが出来た
偉大な神々と歴史上の偉人
戦ったら、どちらが勝つのか？
非常に頭の悪い設定なのだが、中二心に直撃した
色々と不満はある
作画はところどころ安っぽいし、回想シーンが多くて試合のテンポも悪い
しかし、何か勢いで押し切られた！！（笑）
B級に徹しているのが潔い
声優も非常に豪華
こういう作品は難しく考えずに、ノリで楽しむべきだろう
予告編
作品情報
作品名「終末のワルキューレ」
監督：大久保政雄
キャスト：沢城みゆき、黒沢ともよ、関智一、斉藤壮馬、山路和弘、緑川光、高木渉、櫻井孝宏、諏訪部順
全12話
アニメーション制作：グラフィニカ
製作国：日本（2021年）
ざっくりあらすじ
人類の存亡をかけて、神々VS人類代表の一対一のタイマン、13番勝負が行われようとしていた…………
作品解説
「終末のワルキューレ」は月刊コミックゼノンで2018年1月号より連載
原作梅村真也、構成フクイタクミ、作画アジチカ
コミックスは11巻まで発売中で、700万部を突破している
このマンガがすごい!オトコ編で第5位
全国書店員が選んだおすすめコミックでも第5位となっている
感想（ここからネタバレ）
予想していた内容と全く違った…………
ラグナロク勃発！！
人類の誕生から700万年が経った
1000年に一度、全世界の神々が一堂に会して開催される「人類存亡会議」
ギリシャ神話の最高神ゼウスや他の神々は、愚かな人類に愛想が尽きていた
そのため全会一致で、「終末」の判決が下されようとしていた
その時、待ったをかけたのが戦乙女（ワルキューレ）の長姉ブリュンヒルデだった
人類にもチャンスを与えるべきだ
彼女が提案したのは神VS人類の最終闘争、「ラグナロク」だった
全世界の神々と歴史上の人類の代表が、一対一のタイマン勝負をする
全13番勝負で、先に7勝した方が勝利
人類が神に勝つことなど不可能だ
鼻で笑う神々たち
そんな彼らにブリュンヒルデは言い放った
「もしかして、ビビッてるんですかァ？」
その言葉は神のプライドを傷つけ、逆上した彼らは「ラグナロク」の開催を決定した
こうして人類の命運を賭けた13番勝負が開始された…………
ブリュンヒルデ CV.沢城みゆき
戦乙女（ワルキューレ）13姉妹の長姉
半神半人で人類との関りが深い
そのため人類を滅ぼさないために「ラグナロク」を提案する
冷静沈着に見えて、意外と口が悪い
あと顔芸が凄い（笑）
この人が勝ち誇ると、人類側がすぐにピンチになるので、気が気ではなかった
ゲル CV.黒沢ともよ
戦乙女の末妹で見習い
長姉であるブリュンヒルデに付き従っている
主にツッコミ役
感情がすぐに顔に出るゲル
見ていてとても和んだ
歴史上の人物
呂布奉先、アダム、佐々木小次郎
本作では有名な歴史上の人物が、次々と出てきて、神々とバトルする
歴史で名をはせた人物が蘇る
古くは山田風太郎の「魔界転生」
最近では「Fate」シリーズや、平野耕太の人気マンガ「ドリフターズ」などがある
生きる時代の違う最強同士
もし戦ったら、どちらが勝つのか？
まさに中二心をくすぐられる設定だ
しかも本作ではゼウスやポセイドン、トールといった神々と、歴史上の最強の人物が戦うのだ
燃えないはずがない！！
これぞドリームマッチである
構成
本作でもっとも驚いたのは、物語の構成である
神々と人類の一対一（タイマン）、ラグナロクの開催が決定
ここから人類の代表を決めるのか？
…………と思ったら次のシーンでは、もうラグナロク本番である
かったるいシーンをすっ飛ばして、バトルだけで物語を構成
その大胆さには度肝を抜かれた
ただ気になる点はあった
バトルの最中にやたらと回想シーンが挿入されるのだ
おかげでテンポがいちじるしく悪い
戦いよりも、過去シーンの方が長いぐらいだ
しかし、これはこの手の作品のお約束でもある
いわゆる様式美
そういうものだと割り切るしかないだろう
トールVS呂布奉先
あのマイティ・ソーと三国志最強とうたわれた呂布が激突
いきなり最強決戦
この組み合わせは燃えた！！
呂布の人類最強っぷりが凄まじい
これ以上に強い人間など想像できないほどだ
だからこそ神の強大さに絶望する戦いでもあった
ゼウスVSアダム
2回戦でいきなりラスボス登場！！
そもそもアダムって最初の人類といっても強いのか？
しかも股間に葉っぱ一枚というきわどい姿
この戦いも絶望的かと思いきや、アダムがめちゃくちゃ強かった！！
そのきわものの格好に反して、人格も素晴らしい
とても魅力的なキャラクターだった
しかし最高神のゼウスがあっさり負けるわけがない
最後の殴り合いは壮絶だった
ポセイドンVS佐々木小次郎
神々側は次もラスボスクラスを投入
対して人類側は佐々木小次郎
えっ、何で武蔵じゃなくて小次郎？
どう考えても勝てそうにない
いまいち頼りなく思えたが、小次郎がめちゃくちゃ渋かった
まさかの人類側初勝利！！
思わず喝采をあげそうになった
まとめ
作画も安っぽいし、ストーリーもツッコミどころ満載
駄作とこき下ろすことも簡単だろう
しかし、おバカアニメだと思えば全てが許せた！！（爆
とにかく最強VS最強の戦いが熱い！！
何だかんだでこういうの嫌いじゃない
ただ13番勝負なのに、まさか3回戦で終わるとは思わなかった（笑）
早く続きをお願いしたい
Rotten Tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/tv/record_of_ragnarok/s01
allcinema
https://www.allcinema.net/cinema/375260
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