「スパイダーマン ホームカミング」感想 アベンジャーズとしてスパイダーマンが生まれ変わった!!

ヒーローものだと思って見たら、学園コメディになってる!?
予想以上に何もかも生まれ変わったスパイダーマン
これはいいのか悪いのか
ちなみに「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の後で見たことは内緒だぜ!!(まだ見てなかったのかよ


予告編

作品情報
作品名「スパイダーマン ホームカミング」(原題SPIDER-MAN: HOMECOMING)
監督:ジョン・ワッツ
キャスト:トム・ホランド、マイケル・キートン、ジョン・ファヴロー、マリサ・トメイ、ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー
上映時間:133分
製作費:$175,000,000(imdb推定)
製作国:アメリカ(2017年)



ざっくりあらすじ

アベンジャーズのメンバーとして認められようと、15歳のピーター・パーカーは放課後、スパイダーマンとして街のトラブルを解決するために奔走していた
ある日、ピーターは見たこともない強大なパワーの武器を持った強盗団に遭遇する
ピーターは武器の出どころを探ろうとするのだが…………………

感想(ここからネタバレ)

今度のスパイダーマンは軽い!!
びっくりするほど軽い!!
この世界線じゃベンおじさん、死んでないんじゃないの?と心配になるほどだ(何の心配だよ
これまでに5本も映画が作られた人気キャラクター、スパイダーマン
今回の新しいスパイダーマンは何が違うのか?

過去のスパイダーマン

個人的にもっとも思い入れが深いのはサム・ライミ版

スパイダーマンが誕生するまでを丁寧にテンポよく描いた大傑作
驚異のVFXは今見ても見事
等身大のヒーローに扮したトビー・マグワイアの繊細な演技も素晴らしかった
3部作の内、特に1と2はスパイダーマン映画の頂点

その後に続いたマーク・ウェブ版


この2本は悪くはないが、正直印象が薄い感じ
やはり二番煎じ感は否めなかった
アンドリュー・ガーフィールドが恋に悩むピーター・パーカーを好演

新しいスパイダーマン

「大いなる力には、大いなる責任が伴う」
過去のスパイダーマンではその責任の重さに苦悩するヒーロー像が描かれた
だが今回は違う
失敗したり落ち込んだりはするが、基本的にはポジティブである
ベンおじさんの死が直接描かれていないのも大きい
メイおばさんは超美人に若返ってるし、陰鬱な雰囲気はほとんど払しょくされている

それはこの「スパイダーマン ホームカミング」がマーベル・シネマティック・ユニバースに取り込まれたことが影響しているだろう
過去のスパイダーマンでは超人的な力を持っているのは周りには自分一人で、その悩みを打ち明ける人間もいなかった
だが、今回はアイアンマンのトニー・スタークやアベンジャーズの面々がいる
彼らからすればスパイダーマンは完全にひよっこ扱い
大きな事件は俺たちに任せろ、とほとんど頼りにしていない

過去のピーター・パーカーたちは全ての責任を自分で負わなくてはならなかった
ところが今作では尻拭いしてくれる人たちがいる
この差は大きい
いざとなったらアイアンマンたちが助けに来てくれるのだ
今回のピーターが気楽になるのも無理はない
それがどうしても作品に軽薄さを生み出している

キャラクター

ピーター・パーカー
トム・ホランド演じるピーターは早くアベンジャーズとして認めてもらうために、街に出て事件や困った人を探す
何だかyoutuberのようなノリである
正義感は強いが、使命感みたいなものは感じさせない
今風のスパイダーマンといったところか

トニー・スターク
もはやマーベル作品ならどこにでも出しゃばってくる印象のアイアンマン(いいだろ、別に
もちろん今回も例外ではない
ピーターを陰から支え導く重要な役
あのシビル・ウォーの後のわりには元気そうで安心

ハッピー・ホーガン
アイアンマンのちょい役、まさかの登場
演じるのは監督としても有名なジョン・ファヴロー
代表作は監督主演の良作「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

ネッド
ピーターのオタク友達
ちょびっとだけ「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」にも出演
こいつの存在のおかげで映画全編に渡って癒された

監督

今作の監督はまだ3作目の新鋭ジョン・ワッツ
大役を見事に果たした
代表作は「COP CAR コップ・カー」

小粒だがとても切れ味のあるスリラー
こういう掘り出し物に出会うと嬉しくなる
ケビン・ベーコン分も十分に満喫できる
ベーコンファンには見逃せない一作!!

ヴィラン

今回のヴィランはマイケル・キートン演じるバルチャー
好きな俳優なので人気が復活してくれて嬉しい
代表作は近年ではやはりこれ

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
かつてヒーロー映画で人気を博したスターが、舞台俳優として再出発しようとする
まさにマイケル・キートン以外考えられない役

バルチャーは家族の生活を守るために悪事を働くという、非常に身につまされるキャラクター
同情できる面もあり、ただの悪役で終わっていない
けれど、下町の工場のオヤジ的なキャラクターが最大の敵という小粒感は否めない
アベンジャーズが出てきたらイチコロな感じである
だが、スパイダーマンの最初の敵としては、これぐらいの規模でいいのかも

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この作品の見せ場

基本的にゆるいノリで、前半は正直もう一つのめり込めなかった
でも中盤のワシントン記念塔での救出劇は見事
落ちていくエレベーターを糸で支える
これぞスパイダーマンというアクションで大満足だった
ただ糸を使ったアクションのバリエーションは、過去作に比べて控えめ
すでにやりつくされているからかも知れないが、ちょっと寂しかった

クライマックスでは憧れのヒロインの父親が、追っている敵だと判明する
家庭では良きパパであるマイケル・キートン
当然捕まえれば、彼女を悲しませることになる
それでもやるべきなのか
ここからドラマが凄まじく盛り上がり、それまでの学園コメディから、本来のヒーロー映画としての様相を呈してくる

まとめ

終わってみればなかなか楽しめる仕上がり
だが、マーベル・シネマティック・ユニバースに組み込まれたことにより、過去作とは全く違う在り方になっている
もはや別物として割り切るべきだろう
個人的には過去作の方が思い入れが強いが、二番煎じを上手く回避できているというだけでも、成功なのかも知れない

アベンジャーズ最新作のラストでとんでもないことになってるスパイダーマン
果たして「スパイダーマン」の続編はどうなる!?(いや、普通にやるだろ


Spider-Man: Homecoming (2017) on IMDb


rotten tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/spider_man_homecoming
allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=359026



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